
荒川区南千住で生まれた下町の空想画家・小松崎茂(1915年から2001年まで)は、今年2月、生誕100年を迎えました。
本展は、生涯子どもたちに夢を与え続けた小松崎茂の生誕100年を祝して開催します。
幼いころから絵を描くことが好きだった小松崎は、挿絵画家として昭和13年(1938)にデビュー、戦時中、雑誌『機械化』などに未来の兵器や戦闘機などを描き注目されます。戦後は、絵物語作家として一世を風靡し、少年雑誌の口絵、プラモデルの箱絵、メダルの原画なども手がけ、その幅広い画業と、特に近未来を具体的に見せるその絵は、当時の少年たちにとっての夢であり、未来への憧れでした。
また、戦災で故郷を離れた小松崎は、生まれ故郷への想いを終生抱き続け、汐入の原っぱ、ガスタンク、生まれ育った長屋などを描きました。これらは今や、当時の風景や生活を知る上でも貴重な資料となっています。
本展示では、小松崎の画業の足跡をたどるとともに、小松崎の芸術世界の根源と言っても過言ではない、故郷あらかわが持つ魅力を、原画や雑誌等の作品を通して紹介します。
名称
平成27年度第1回荒川ふるさと文化館企画展
続・下町の空想画家 小松崎茂展
主催
荒川区・荒川区教育委員会
日時
平成27年10月17日(土曜)から12月6日(日曜)まで
午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
月曜休館。ただし11月23日(祝日・月曜)は開館、翌24日(火曜)休館
※注釈 11月10日より、一部展示替えを行います。
会場
荒川区立荒川ふるさと文化館 1階企画展示室
荒川区南千住6-63-1 (南千住図書館 併設) ※注釈 下記地図をご参照ください。
入館料
100円(ただし、荒川区在住の中学生以下・65歳以上・障がい者及びその介助者の方は無料)
※注釈 11月3日(祝日・火曜)の文化の日は入館無料
※注釈 10月17日(土曜)・18日(日曜)・11月21日(土曜)・22日(日曜)のあらかわ家族の日は、荒川区在住の中学生以下のお子さんと一緒に来館した家族の方は無料
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/event/zenevent/komatsuzaki.html
Posted at 2015/11/07 14:28:05 | |
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