9月に買ったカメラの撮影枚数が2万ショットを越えました。
フィルム時代だったら破産してしまいそうな枚数ですが(笑)、今はデジタルなのでとりあえずシャッター押してあとで選別ってことになるので枚数だけは逝っちゃいますね。
記念すべき2万ショット目はもちろんカンムリワシ・・・かと思ったら道路脇の牧草地にいたアオサギ君でした(爆)
最近撮影現場で車からカンムリワシを撮影している人たちとよく遭遇するのですが、車のウィンドウから見えている機材がプロ用でフラッグシップ機に純正の超望遠レンズだったりするので現場がかぶるとこちらの撮影意欲を削がれるというか気持ちが萎えちゃうんですよね(^^;
まぁ私のデジイチでさえも同じような事が言えるみたいで私が三脚で撮っていると車を止めたのに遠慮して降りて来ないとか、撮影をせずにいなくなってしまう人もいたりするのであまり人の事は言えないんですけどね。みんなけっこう機材の(価格の)優劣を気にしている傾向が強いみたいです。
そんなこともあって今日はカンムリワシの撮影はお休みして別のとある鳥を撮る目的で家を出たのですが、天気が悪くて時々雨模様だった割にはあちらこちらにカンムリワシが止まっていまして目的地に着く頃には7羽をカウントしていました。
カンムリワシ1羽目。通るたびにカンムリワシがいてもおかしくなさそうな感じなんだけどなぁと思っていた場所の近くの電柱に止まっていました。
位置が悪いのもあって証拠写真のみで撮影終了。
カンムリワシ2羽目(3羽目)
いつも幼鳥がいる場所を徐行して探しながら走っていたら待っていたかのように目の前を低空で横切ってご出勤。もうちょっとスピードが出ていたら轢いていたんじゃないかってくらいヒヤリとしました。
おそらくソウミという名前のついた幼鳥なのですが、歩道脇の柵に止まったところで別の幼鳥がもう1羽現れてバトル状態に・・・
慌てて車をとめてカメラを手にするも間に合わず・・・しかも2羽共かなり先に方へ飛んでいってしまいました・・・。
あーあ、、と思いながらしばらく待っていたら1羽戻ってきたのでとりあえず撮影。
鼻先にコブの有る個体で最近このあたりで他の幼鳥を押しのけて勢力を伸ばしているヤツでした。
もともとここいた幼鳥も追い払われてしまったのか最近全くみかけません。
目的地はまだ先、とういか今日はカンムリワシが目的ではなかったのですがせっかくなのでしばらく遊んでもらいました。雨予報なのでZ1は出さないで車はキューブ。
しばらくして幼鳥が移動し、鳴き始めたと思ったら突然飛び立ってまたバトル・・・またもや撮りそこないました。
(今日はカメラの設定も飛翔向きにしてないのでどうせ撮れませんが)
この時に幼鳥が道路を横切ったのですが、走って来た軽貨物車と間一髪で接触しそうになってました。
もしバスやトラックだったら間違いなくぶつかっていただろうと思います。
車に戻って追いましたが声はすれども姿は見えずで結局今日はもう1羽の推定ソウミの姿を写真に収めることはできず目撃のみとなりました。
ここからは主に電柱や電線に止まっていたカンムリワシその他が続きます。
ちなみに私が電柱のカンムリワシをわざわざ撮っているのは後でカンムリワシに足環が付いていないかどうかを確認するためです。
事故や衰弱で保護されたカンムリワシには放鳥時に足環が付けられているのでその色と記号で判別して放鳥後の生息場所や生存確認の追跡調査に使われています。
標識が読み取れさえすれば写真の出来映えは無関係ですし、たとえ一日差であっても日時と場所が重要になってくるはずなのでカンムリワシを見かけたらとにかく撮影するように心がけています。
同様にその年度に何羽の幼鳥が生まれたかを調査するために幼鳥の顔写真調査というのもあって写真の募集がかかっているのですが、そちらは思う所があって参加していません。
カンムリワシ4羽目。道路沿いの電線に止まっていました。
カンムリワシかなと思ったらサシバの留鳥でした。
けっこう紛らわしくって遠いと写真に撮ってから拡大して確認しないと分からない時があります(^^;
道路に刈り取った牧草をロールにしたものが落ちていました。おそらく荷台から落ちたのだろうと思いますが、、、歩道に移動させようと思って車を止めたのですが重たくてビクともしなかったので諦めました。
カンムリワシ5羽目。
雨が降り始めていたのでカンムリワシもびしょ濡れでした。
カンムリワシ6羽目
5羽目の少し先の電柱に止まって鳴いていました。
カンムリワシ7羽目
6羽目の少し先の電線に止まっていました
目的地に到着し、お目当ての鳥を狙うべく車で回りながら探したのですが見つからず、、、しかも休日のせいなのか時間帯のせいなのかバスから降りて歩いてくる人がけっこういてこりゃ無理。ってな判断になり今日は諦めました。
せっかく遠出をしたのでトイレ休憩を挟んで島の北部まで行き、海岸に出てみようと思ったらけっこう観光客が来ていて、以前ならこんなところには車を止めているレンタカーなんていなかったのになぁ、、というような浜にまで人が入りこんでました。
仕方がないので人がいなそうな海岸へ久しぶりに行ってみたら、、、、
漂着ゴミが以前にも増して物凄いことになってました。
観光向けのビーチではないのでボランティアのゴミ掃除などもないのでしょうねぇ。。
写真に写っている灯台のところから見ると奇麗な海と海岸に見えるのですが、実際の浜辺は相当汚いです。
あまりの汚さにすぐに退散と相成りまして、帰り道に車を止めてちょっとだけ蝶ちょを撮影。たまに見かけるのですが黒と赤でとても綺麗な蝶でした。
道路脇の牧草地にアオサギが2羽いたので車を止めて撮影。まさか2万ショット目がこのアオサギになっていたとは思いませんでした・・・
今日はチョウゲンボウもよく見かけました。
いつもだと車を止めただけでも逃げてしまうのですが、今日は写真撮影OKの個体が多かったみたいです。
カンムリワシ8羽目。
用水路の脇にあるフェンスから獲物を狙っていました。
小雨まじりで寒いので体を膨らませ、金属製のフェンスが冷たいのでしょう、足も片足で止まっていました。
こいつ薄ピンク色でかわいい(笑)
カンムリワシ9羽目。
この個体は勝手に「眉毛」と名づけました(笑)
まぁ角度のせいもあるんですが。
ここで帰宅。
写真を整理したら目撃したカンムリワシが9羽で(撮影は8羽)1日に目撃した数としては3度目のタイ記録。
時刻は午後3時半。なんかちょっとくやしかったので今日カンムリワシを見かけなかった場所へもう一度出かけて新記録にチャレンジしに行くことにしました(爆)
カンムリワシ10羽目
偶然ガイドツアーの車の後ろに付いたのですが車を止めてお客さんに車内から撮影させていたので後ろに車を止めて便乗させていただきました。
現場では数枚連写しただけだったのですが、家に帰ってから幼鳥の顔を見たら別の場所で行方不明になっている幼鳥に顔がよく似ていてもっとじっくり撮ればよかったなぁと反省。
カンムリワシ11羽目。
安否が分からなかった幼鳥の1羽がいつもの場所にいました。
カンムリワシ12羽目。
やっぱりというかプロ機材の人が車を農道に入れて撮影していました。
気分的には萎え萎え・・・。
車を止められちゃっているので近くに寄れず、遠くてシャッタースピードも 1/10くらいとどうにもならなかったのですがとりあえず撮影。
まぁいつもの幼鳥がいつもの位置に居たって話なのですけどね。
カンムリワシ13羽目
車に三脚を取りに戻り、テレコンを装着して幼鳥を撮影し直そうと思ったらいつの間にか車が移動していてたのですが、どうやら私が撮ろうとしていた幼鳥ではなく私が気がついていなかったすぐそばにいた成鳥を撮っていたようで撮影の準備をしている間に成鳥が飛んで幼鳥を威嚇したため幼鳥がいなくなってしまい撮り直しは失敗・・・・
飛び移った後の成鳥の方ははなんとか撮れましたがすぐにいなくなってしまいました。
このあたりにいた幼鳥6羽のうち、2羽が衰弱で保護され、3羽は生存の確認が取れたので安否不明は1羽のみになりとりあえずは一安心ですが、つい数日前に別の場所で成鳥が1羽交通事故で死亡しているのが発見されているので事故の多さは依然として危機的な状況にあるようです。
気分も萎え萎えなので帰宅を決意。
それでも記録はカンムリワシ13羽(撮影は12羽)で新記録達成(笑)
気がつけば結局カンムリワシの撮影で終わってました。