
皆様、ご心配をお掛けしました。
御蔭様で手術は無事に終了。そんで先週土曜日にとりあえず退院してみました。
手術当日は「これからホンマにオペですかあなた?」的な雰囲気を醸し出していたんですが、いざ処置室に運ばれ、手術着に着替えたらそれなりの雰囲気が出てきました。
で、4階が病室なんですが、4階から2階のオペ室まで車輪付ベッドで移送されます。当然エレベーターには一般ピープルがいる訳です。恥ずかしいので重症のふりをしておきました。元・役者魂に火がついたようです。
いよいよオペ室に突入です。看護師さんが自己紹介をしてくれました。
が、いちいち憶えてられません。自分の事でいっぱいいっぱいですしね・・・。
そして更に看護師さん。
「大丈夫ですか?御気分は如何ですか?」
大丈夫ならこんなとこおらんっちゅーねん!気分!?エエ訳あるかボケぇっ!!
とは言いませんでしたが、なかなか和ませてくれました。
そして手術台に搭乗。思ったより狭い。もう少し広い方がいい気もしますが、よく考えたら寝相とか関係ないんですよね。
そしていよいよ麻酔。当初脊椎から注射をする腰椎麻酔とかいう下半身麻酔の予定やったんですが、なっかなか効きません。さすがにこればっかりは気を利かせて
「大丈夫ですよ。ばっちり効いてます♪」
とは言えません。そのまま切開されたら堪ったもんじゃないですしね。
やはり脱走しようかと考えていると、急遽全身麻酔に変更。
麻酔科のドクターが、新しい装置がどうのこうの、最新医療がどうのこうの、聞こえてましたが、はっきり覚えてません。
口に変な装置をつけられ、次に気がついた時には終わってました。そう、手術終了です。
いやぁ、ビックリです。手強いゼ、全身麻酔・・・。
病室に戻り、何か話してたらしいですがよく覚えてません。オチビが覗き込んで不安そうに眺めていたのは覚えてます。オチビからしたらショックやと思います。早く治そ・・・。
その日は下半身麻酔が残っていて、満足に動けませんでした。久々に寝苦しい夜でした。
あの思いは二度と御免です。やっぱ病院嫌いです。
腹筋に力を入れられないんでくしゃみ、咳、堪ったもんぢゃぁありません。あと寝転んだり起き上がったりする時は死にかけてます。
いつまで続くんでしょうか??
そんな手術から数日で退院。
当然抜糸前。抜糸まで病院に居る方が多いそうですが、退屈過ぎたので帰って来てやりました。
しばらく通院。抜糸。病理検査の結果。
といった流れです。とりあえず何よりも肝心なのは病理検査の結果。これによっては今後の人生エライことになります。別に信心深くもない私が珍しく神頼みです。さすがに20代で癌とか言われたらガーン・・・。
これくらい下らない事言える状況を見る限り大丈夫そうですね(笑)
昨日は従妹とバイト先の店長がお見舞いに来てくれました。
色々な方々にご心配をお掛けして、ホンマ申し訳ないですハイ。
それにしても病院内では日々色々な事が起きています。
親切なんか不親切なんかわからん病院スタッフ。
常に忙しそうな看護師さん。毎日同じ人が居る気がするが一体いつ休んでるんでしょうか?
そして看護師さんを口説く入院患者のサンヲツ達。こんな時くらい大人しくしておいても罰は当たらない気がしますが。
あと検査担当の人、寒い中さんざん待たされ、注射を打ったあとに
「じゃぁ、撮影は午後になるんで、病室に戻られて結構ですよ。」
注射1本打つだけで何故わざわざ地下の何とか装置設置室まで呼ぶかな?それこそ病室で打てへんもんなんか・・・。俺はいいとしても、お年寄りとか足悪い人にはかなり辛いと思いますが・・・。
相変わらず傷口は痛む。なかなかの痛みです。
もともとドMな私は痛みには耐性がある方やと思うんですが、今回は痛みが持続するのでかなり不愉快です。
そう、例えるならば漫画「幽遊白書」で主人公の浦飯幽助が玄海師範から霊光波動拳を継承した時の痛みに匹敵するであらふ。と勝手に解釈したり、またまた漫画「BLEACH」で黒崎一護が卍解を習得するために斬月のオッサンに「モノホンの1本を見つけろ。」とムチャな注文をつけられた時並の辛さであらふ。と勝手に納得してみたりしています。(解らない人、スミマセン。少年ジャンプネタです。)
とまぁ、こんな下らない妄想が出来る程の余裕をかましつつも痛いのは事実なので、なるべく横になるように心掛けています。しかし、ひたすら寝ているのも腸閉塞を引き起こす原因になる場合もあるので、ある程度動くのも必要らしいです。仕方ないので家の中を徘徊するようにしています。
とりあえず退院するなり痒くて仕方なかった頭を妻に洗ってもらい、体も拭いてもらったりとなかなかの介護され振りを発揮してみた。だいぶサッパリしたが、普通にシャワーくらい浴びたいもんです。
昨夜は身内が見舞いに来てくれたり、友人が食事を作りに来てくれたりしてくれました。なかなか賑やかで楽しかったが、自分が思うように動けないのが兎に角イヤです。さっさと治してとりあえず車の運転くらいは出来るようにしたいもんです。
今後も暫く不便な生活が続きそうですが、痛いの以外は普通に生活出来るようになったので気が楽です。
因みに片方取っても体重はあまり変わってませんでした。軽量化の意味がない・・・。
因みにこの写真は病院で着用してたジャージです。
解る人達には寒い目で見られ、お年寄り達にはチンピラに見えたようです。おかげで他の患者さんとは一言も喋らずに済みました(笑)
Posted at 2008/12/08 09:28:10 | |
トラックバック(0) | 日記