後編です。前回、能取岬を周ったところまで書きましたが、その後は本物の網走刑務所へ。ここは正門前までは観光客も行くことができます。以前は鏡橋を渡ったところにあったのですが、今はその奥に移っています。鏡橋には「観光客は車では入ってはいけない」と書いてあり、進入禁止かと思いきや徒歩はよいようです。ただし人権などの問題で、受刑者の撮影は禁止とも書いてありました。これが鏡橋。
ここは網走刑務所正門前。幸い受刑者の姿がなく撮影してきました。ただし後ろめたさがあるようで顔を伏せています。昔の網走は重罪の受刑者が多かったという話ですが、現在は網走刑務所の受刑者が特別重罪と言うことはないとのことです。
時間が来たので網走監獄は明日にして、今日の宿「北の暖暖」へ到着です。ここはレトロ調という感じ。屯田造りというコンセプトだそうです。宿の人がすでに玄関内で待っていました。そんなことも気づかず撮影。
オーナーさんの117クーペが置いてありました。
ちょっと錆びてる所もあるようですが、さすがのデザイン。
お部屋は流行の和風ツイン。部屋がグレードアップして湖側でしたので、先日掲載した夕日を見ることができました。本当は露天風呂も大浴場もすごくよかったのですが、撮影していません。(やっぱりまずいっしょ)。
北海道最古とか色々レトロモノやアンティークモノが揃っていました。右奥はダルマストーブが炊いてあり、語らいの場として使えます。ここはとにかくスタッフの方の心遣いが嬉しい宿でした。当日は我々ともう一組だけであったため、色々融通を利かせて頂きました。具体的には述べませんが、おかげでより一層滞在時間をくつろぐ事ができました。
自慢の料理。お品書きもありますが、一品一品がすごく量もあり、大食いの私でもお腹一杯。妻は完食できなくて悔しそうでした。チビスケも色々食べて、床で転がって、色々置物なんかを触りにいってと大活躍。他に一組しかいなかったためこちらも気が楽でした。
朝飯もこの量。私は和食、妻は洋食でしたがいずれもすごいボリューム。子供が朝のブドウジュースを一気飲みして、粗相をしてしまいました。おかげでこちらは朝食どころでなくなりましたが、スタッフの方がこれまた大変快く手伝ってくださいましたのでこれまた完食いたしました。
その後すぐ近くの博物館網走監獄へ。入り口には鏡橋の再現されたものがあり。
受刑者に会いに行く家族でしょうか?
監獄正門。被撮影者の人権のため顔は隠してあります。
懲罰房?小さいヤツの方が力がありそうです。
明治時代などの北海道開拓において、囚人たちの労務は大きな貢献をしました。過酷な環境での作業で多くの犠牲が出たことは忘れてはなりません。ここは囚人たちが監獄外での作業をする際の宿泊所を再現したもの。みょーにリアルで怖い。しかもいくつかの人形は電気仕掛けで動く。かなりビビリました。
監獄の中。脱獄囚を見守る親子。かなり寒いです。実際収監されたらホントに凍死しそう。
昨日とはうって変わって曇り空。風も強く寒かったので早めに帰ります。帰り道で丘陵地帯から昨日の山々を見ます。うーん、寒々しい。
帰りはいつもよるアイスクリーム屋さん「くりーむ童話」でジェラート食べて、弟子屈町の弟子屈ラーメンを食べて帰りました。途中からパトカーと白バイが一緒に走行したおかげでチットモ進まない。いつもよりゆっくり帰ることになりました。
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Posted at
2009/04/16 16:27:41