ずいぶん前ですが、函館へ行ってまいりました。
釧路から函館。
車だと約600キロ、9時間だそうです。もちろんそんなのは無理。冬の北海道を9時間も走れるわけがない。
当然飛行機です。
飛行機の窓からの景色が楽しみで。雌阿寒岳と阿寒富士、右奥に雄阿寒岳です。
十勝入る頃、どっかのテストコース?が見えてます。
でもすぐ雲の上へ。この日は気圧が悪く?すごくゆれました。この後はずーっと何も見えず。
函館山は曇天。いくつか有名な坂がありますが、かなり遠方からでも見えます。
ホテル近くに青函連絡船摩周丸。思ったよりでかい。こんな大きな船で海峡をつないでいたんですね。中は有料でしたので、時間もなかったしスルー。近くに外車展示館?みたいなのもありましたが入り口がわからず。ちなみにかなり雪が降っていて新雪が積もっており、ほんと周囲に誰もいません。足を滑らせて海に落ちたら発見してもらえないです、きっと。
函館といえば朝市でしょうと、明日の昼飯の偵察のため朝市へ。しかし夕方のためもう閉店ばかり。そりゃ朝市ですからね。あと、夕方からやるお店もありましたが。ただ値段は結構いいお値段。イカソーメンは大体千円以上。ちょっと高すぎない?
とか思いつつもこんなの見てるとやはり食べたくなります。口の中によだれが。
さて一応?仕事で行っているので仕事を済ませ、夜。ぎりぎり函館山のロープウェーが動いている時間に間に合いそうです。
さぁ世界三大夜景(自称?)を見に行こう。
ロープウェーは時間ぎりぎりのせいもありすいています。でも展望台は激混み。夏よりはいいんでしょうけどかなりの人手。その中でなんとか撮影スペースを確保しパシャリ。
一応一番マシなのは上の写真でしたが、実際はごく短時間の間に天気がめまぐるしく変わってしまい、ほとんど視界ゼロになったり、猛烈に吹雪いたりで、下の写真になったりしました。ちなみにマイナス6度。
ずい分以前に夏に来た時は、大半がアジア系外人さん集団でごった返していて、みんななかなかどいてくれなくて、写真まともに撮れなかったんです。それに比べれば人も少ないし、冬は空気が澄むので雪とあわせてきれいな写真になるんだろうなと思いました。
帰りはふらふら歩いたりして二十間坂というのを下りて市電へ。雰囲気あります。
函館は市電が走っています。私は市電(路面電車)がある町に住んだことがないので、信号や交差点などが心配で仕方ありません。今回運転はなかったですけど、後ろに市電がくっついたらもう心臓バクバクになりそうです。
この後夜飯を食いに街中をさまよい歩いて、屋台横丁みたいなところで韓国屋台でいい気分。
翌朝!すでに仕事はないですが飛行機は午後2時過ぎ。
朝飯を朝市でと思ったんですが朝のバイキングは私には痛い。腹に充分すぎるほど溜め込んでしまったため腹ごなしをかねて五稜郭へ向かいます。
すいません、誰でしょうか?二人ですが、榎本武揚と土方歳三でしょうか。
函館といえばラッキーピエロ。ハンバーガーで有名です。しかしお腹がまだまだたっぷり一杯。帰りに寄ろうかな。
さぁ五稜郭タワーからの五稜郭です。西洋風幾何学的構造と日本的庭園風な造形。なんとも迫力があります。昨日降った雪がまっさらにしてくれていて尚美しいと思います。
タワーの中にはイカール星人とタワーロボと仲良く写真が撮れますよ。それがいやな方には、
歳三さんとツーショットも出来ます。タワー内にはもう一箇所トシちゃんと撮影できるところがあります。うーん、トッシー大人気。
余談ですが、ここの新五稜郭タワーの案内や受付のお姉さんがみんなきれいなこときれいなこと。そりゃ表での仕事ですので外見で選ぶことは重々承知ですが、それにしても今まで行ったタワー系の中では一番のきれい率だと思いました。エレベーターに一緒に乗るだけでキンチョー。いやマジですって。
さて昼近くなり、お腹もそろそろ次回作受け入れオーケー。そこへタワー内からいい匂いが。
わたしはカレーに弱いんです。五稜郭タワー内五島軒カレー。もうだめ。朝市もラッキーピエロも私を止められません。
結局シーフードカレー。港町釧路から来てなんで海鮮なんだと言われても困ります。
ただ味はフツーにおいしいカレー。特別すごいとかそういう感じではなく、そう考えると値段は高め。
さぁまだ時間はあります。
せっかくなんで五稜郭内へ
入り口部に説明があり、橋を渡って堀を越え入ります。
振り返るとトッシー(五稜郭)タワーが。
奥に入ると、まぁ城というより公園になっています。
一番真ん中には函館奉行所の再現?ただし工事中で入れず。
さぁ、まだ時間があります。仕方ない。もう一回朝市偵察だ。
今度は昼頃でもまだ多くの店が開いていました。空も明るく楽しげな雰囲気。お腹からカレーの匂いをさせながら歩きますので、海鮮丼にも触手は伸びません。
正直なところカニなどの値段は高いと思います。札幌、釧路の市場系などと比べても大差なしです。一部比較的良心的な値段のところもありますが観光客目当ての商売だろってところが大半に見えました。釧路でもちゃんとした値段でやってるところを知ってると、ちょっと買う気にならないです。でも楽しい北海道旅行のついでにお土産で持ち帰って、おうちでおいしいカニを食べられれば、多少高かったとしてもそれはそれでいい思い出になるんでしょう。
いよいよ帰る時間です。函館のいい点は空港が市街地から近いこと。釧路なんて空港までの間になーーーんにもないところが延々と続いています。市街地から4~50分かかりますが函館は20分くらい。
そして北海道の希望(最近はお荷物?)HACがやってきました。小さい飛行機ですが、これがないと釧路から函館の移動は大変です。釧路から札幌まで行くのも大変ですが、その比ではありません。がんばれHAC。私は応援します。(たまに乗って応援します)
HACの小型機は比較的低空を飛びますので景色がいいです。これは支笏湖と恵庭岳。そして背後に大きく広がる札幌市街。
そして札幌を望遠してみました。pieceさん、見えますか。手ふりましたけど。
今回十ん年ぶりに函館に再訪しました。函館は、他人のうわさでは、
魚がうまい。
気候がよい。
雪が少ない。
住みやすい。
イカばかり食っている。
未来大には変わった人たちがいる。
と聞いていました。実際行った感想では、
魚はわからない(食べていない)、でもうまそう。イカしかないわけではない。
気候はよさそう。寒いといっても釧路よりは暖かそう。
雪が少ないはうそだろと。普段テレビ見てても釧路よりは多いし、今年は特に多いといっても、それでも釧路より多い。
住みやすさはわからないが、明るいいい雰囲気の町だった。釧路は暗い感じの地域が結構ある。新幹線が通るのでさらに活気が出そう。釧路にも新幹線とは言わないから、せめて高速を通してくれー。せめて札幌に車で4時間で行ける様にしてほしい。
イカばかり食っているわけではなさそうだった。色々他にもおいしそうな店があった。
未来大は変わった人には会えなかったが、あちこちにイカ型ロボットがあった。がんばってるなーと思った。
うん、北海道の端っこ同士だが、函館、いいところであった。
でも釧路に住むと知床をはじめ道内の観光地や自然が一杯のところの大半が日帰りから一泊圏内なんだよーーん。これが最大の魅力かも。