
幼馴染と久しぶりの飲み会。
それは仕事終わりに軽く一杯のつもりでいた。
~その日の朝から仕事終わりまで~
朝から目覚ましのけたたましい音に起こされ眠い目をこすりながら起きた。
朝ごはんを食べ、いつもの様に仕事に向かい、いつも通りに仕事をこなして行く。
いつもと変わらない日々、いつもと変わらない生活を送って行くと思っていた。
~その日の夜~
仕事も終わりこのまま家で過ごすのもつまらないと思い、幼馴染と飲もうと思い電話をかけた。
これが俺の人生を狂わせる選択になるとはまだこの時は思いもしなかった・・・
僕「おっす、おつかれ」
幼馴染「よう、どうした?」
僕「久しぶりに飲まね?」
幼馴染「あぁ、良いよ。何処で?」
僕「何時ものとこで良いんじゃね?」
幼馴染「あぁ、わかった。じゃあ俺はTに電話するからお前はOに電話しといて。」
僕「わかった、じゃあ。」
プツ、プープープー
数分後
僕「駄目だってよ。そっちは?」
幼馴染「こっちも駄目だって。」
僕「そっか、じゃあサシ(二人)で飲むか」
幼馴染「そうだな、じゃあ用意が出来たら連絡くれや。」
僕「あいよー」
そして居酒屋に行きバカ話をしていたら・・・
なんと店員さんがさっき頼んだ「軟骨のから揚げ」「餅チーズ」「一口サイコロステーキ」を持ってきた・・・
なんて事だ・・・こいつらを俺と友人の二人でぶっ殺せ(食せ)と言うのか・・・
店員さん・・・そんなの無茶振りすぎるぜ・・・
僕「くそ・・・何時もと変わらない日々を過ごせると思ってたのに・・・」
幼馴染「は?何言ってんの?」
僕「お前にはこの状況がわからないのか?」
幼馴染「何が?早く食えよ。」
こ、こいつは、、、恐れと言うものを知らないのか!?
何も躊躇する事無く箸と言う名の剣を奴ら(料理)に次々と攻撃を加えて行った。
俺も加勢しなくては・・・だが安易に手を出したらどんな攻撃が返って来るかは予測出来ない。くそ、どうしたら・・・
そんな時に友達が「トイレ行ってくるわ」
僕「あ、あぁ。わかった。」
よし、これで友達にも被害を与える事無く必殺技を使える!!!
俺は敵に気付かれぬように横に置いてあった七味とタバスコを素早く手に取り叫んだ。
「喰らえ!七味とタバスコが辛さを譲り合ってるが全然譲り合えてねぇイリュージョン!!!!」
「はぁ、はぁ。これで・・・お・・前ら・・・は・・・」
そこに友達が戻ってきて
幼馴染「何してんの?」
僕「・・・・・・・・・」
幼馴染「まぁいっか。」
友達が敵に剣を振りかざし(箸をつけ)、殺した(食した)。
幼馴染「なんか味変わってね?」
幼馴染「・・・ぐ・・・・な・・なんだ・・・この味・・は・・・・」
バタ・・・・
そう、これが人生初の悪夢だったのである。
この後は二人で美味しく頂きました。
※写真は御指摘があったので今更ながら変更しました。
Posted at 2008/09/19 00:36:34 | |
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