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2008年12月07日

F1 ホンダのF1撤退を考える

まさか、こんな時期に発表になるとは思わなかった、HRF1の‘撤退’発表。
そして、いろいろな所で言われていますが、過去2回の休止発表とは違い撤退という
言葉を使ったと言うこと。あえて撤退と、過去に使った休止ではない言葉を使ったということは、
もうF1には参加しないという、
ホンダの意思表示なのではないかと思います。F1というモノが変わってしまった。
これは、やはり今のF1を見ると、スタンダートエンジンの導入とか、純粋に技術競争の場では
無くなってしまったという事でしょうか。
あまりにも、技術開発が進んでしまい、レースが実際に走る研究室では無くなってしまった、
という事でしょう。
今のように、コンピューターが進化して、現物をレースという限界の環境で試用して、
トライ&エラーを繰り返して、だんだんと性能を磨き上げていくというプロセスを踏まなくても、
CAEやCFDで、計算により導き出された形状を、実際に試す場になってしまったレース。
世の中の全ての事象は、数学で表すことが可能らしいですね。
その一端が、CAE&CFDだと思います。
実際、レースの現場へ持ち込むマシンは、ほぼファクトリーで動的車体試験機や、
動的運動解析ソフトでイニシャルセッティングが施され、その出来、不出来が結果を
左右するアイテムにまでなっていました。

これでは、自動車の性能を磨く為にレースに参加しているのか、開発プロセスを磨く為に
参加しているのか、よく分からなくなってしまったのではないでしょうか。

実際問題、開発プロセスを磨くという事の為に、年間500億円というお金を投資する事に
価値を見出せなくなったという事が大きいと思います。
なにやら、ワンメイクエンジンを導入したり、F1がF1でなくなってしまう、500億円もの大金を
投入できるF1の価値とは何なのでしょうというホンダのメッセージなのではという気もします。

F1とは?というホンダの発するメッセージ面から考えると、こんな感じかと。

そして、もう1つ。ある方のブログで見た内容ですが、ある意味納得です。
ホンダの福井社長の会見でもあったように、世界恐慌とも言われる、この不景気の波ですね。
日本でも、やはり非正規雇用の契約解除をしているような会社が、500億円もの
資金を投じてF1なんて遊びをしていて良いのかという意見もあり、わたし的に目から鱗でした。
あぁ、視野が狭い。
これは何と言って良いか、本当に難しく、微妙な問題だと思います。。。

しかしながら、それだけでは無いと思う、もう1つの見方をしてみようと思います。
これが、実際は大きかったのかなと思います。それに加えて、最初に書いた内容が加わり・・・
という事かと。

というのは、第3期のホンダのF1活動に対して思うこと。
どうなんでしょう。本気でF1に取り組んでいたんでしょうか?
BAR時代は、橋健さん、木内さん、田中さんと、ホンダの顔が見えていたような気がします。
しかし、デビット・リチャーズを追い出したつもりになり、100%ホンダになったと思わせた、
06年以降は、中本さんと、デビットリチャーズの配下である憎キ・フライの顔が見えるように、
なったと思います。
この、リチャーズ体制から100%ホンダ出資になったのに、リチャーズ配下のフライを残した
ホンダの意図はなんだったのでしょうか。この辺が、トヨタは富田さんであり、山科さんであり、
日本人というかトヨタ役員がチームの顔になっています。
なんでホンダは、この形を取らなかったんでしょう。不思議でなりません。
そして、ニックフライ。なんか、まともな仕事したんでしょうか?リチャーズが居なくなり、
ホンダ100%でもない隙間の年の05年、撤退会見で福井社長も悔しがっていた、
燃料バラスト事件でも、なにか代表として、仕事をしたんでしょうか?
あげく、琢磨も追い出し、そのうえスーパーアグリにも嫌がらせの数々・・・。
スポンサーにしても、ラッキーストライクが撤退して以降、詐欺とも言われるアースドリームの
代理店に、いいように、やられてしまったようだし。そもそも、マクラーレンより年間予算が
多いって・・・。
お金が無いというより、お金の使い方を間違っていたんですね。
結局、ホンダはフライをコントロールしきれなかったんですよね。
というか、完全にHRF1を乗っ取られてしまったのではないでしょうか。

いまHRF1の買い手の1人に、デビットリチャーズが候補に上がっているようです。
リチャーズにしてみれば、数年間チームを離れた間に、ホンダが1/1風洞やら、数々の
投資をしてくれて立派に育ったチームを、二束三文でホンダから買い取って、ぼろ儲けですよね。
きっと、05年にチーム株式をホンダに売却する際は、相当な金額で売却してるんでしょうから。
高くホンダに売って、フライを残しホンダからチームの増強資金を出させ、安くホンダから買う。
いや~、いい商売です。さすが、敏腕ビジネスマンと呼ばれるデビットリチャーズ。

重ね重ね、なんでホンダはニック・フライを追い出さなかったのかな~。これに尽きます。
残念でなりません。

そして、これからの自動車業界は、どうなっていくのでしょうか。
レースというのは、やはりS-GTでも、どうしようもない閉塞感が漂っています。
石油依存の世界、これを転換できるのか?なにか行動をと思いますが、なにやら偽善にも
感じますし、非常に難しく、どうしたら良いのか、どのように進んでいくのか答えが浮かびません。
ホンダは今までF1に投じていたリソースを、小型ジーゼルエンジンの開発などに、
投じていくそうです。

福井社長の言うように、3年後、4年後の展望が見えない。
でも、去年の今頃は、これっぽっちもそんな事は考えもしませんでした。
あ~、この閉塞感を吹き飛ばすような、明るい話題が欲しい!!!

例えば、FOTA主催の新しいオープンホイルのトップカテゴリーに参戦とかどうですか!?
福井社長!!!


ブログ一覧 | F1_2008 | 日記
Posted at 2008/12/07 14:31:20

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この記事へのコメント

2008年12月7日 16:43
来年は見どころ半減ですよね・・・
私の場合モータースポーツはテクニックを競うのを見る方が楽しいのですが、クルマの方を見るのが好きな方には残念な話だと思います。
ラリーの方が面白いかな・・・やっぱり
コメントへの返答
2008年12月7日 17:08
ほんとに、この世界情勢はモータースポーツなんてやってる場合ではないって感じで、本当に残念です・・・。
ラリーは確かにドライバーの凄さが良く分かりますよね!何が凄いって、やはり前輪も駆動している車を獣道のような細い道でもカウンター当てて走らせてしまうキレっぷり、これはラリーならではですよね。
フロントタイヤがグリップしない速度じゃ無いと成立しないわけで、特殊な才能と言ってしまっても過言ではないですね!
2008年12月7日 22:41
こんばんは。

いつも熱い内容で読みごたえあります…

ホンダの撤退はラジオのニュースで知ってビックリでした。福井社長の会見を聞いて僕は松下電器産業がパナソニックに企業名を代えると決断した時にチョット似ている気がしました…ホンダにとってF1は本田宗一郎の肝いりで始まりDNAというか本田宗一郎の魂がF1に込められてると思っています。しかし時代が進み本田宗一郎もこの世からいなくなりビジネスもグローバル化していくと、いいときは問題ないけどこういった状態になるとパナソニックに社名を代える時の会見で言った『いつまでも過去のノスタルジーに頼っては経営できない…』の言葉と今回のF1からの撤退がタブって見えてしまいます…F1というホンダの企業文化も大事だけど、そこから撤退を決断する事によって新しいホンダが見えてくる気がします。

仰るようにモータースポーツを取り巻く環境って閉塞感があり大変ですが明るいニュースが欲しいですね!!
コメントへの返答
2008年12月8日 17:07
毎度の長文にお付き合い頂き、ありがとうございました!

気が付きませんでしたが、確かにそう言われると、松下がパナソニックに社名を変えた時と同じような、何か大きな時代の節目というか、大きく何かが変わったと感じますね。

ネットを徘徊中に読んで、詳細は覚えていないのですが、ちょうど今年は元祖・大衆車であるT型フォードが発売されて100年なんですね。そして、そろそろ、そんな自動車会社が世界を牽引してきた時代は終わったんじゃないかということです。厳しいであろう今年の下期でも黒字を計上できる産業というか業種が、これからの社会を牽引する業種なのではないかということでした。その記事では、Googleなんかのネット企業が、これからの100年を牽引する企業で、それがIT革命というような記事だったのですが、なかなか考えさせられました。

今回のホンダのF1からの撤退は、いままでのホンダからの脱却というか、本当に何か別のものへと変わるというメッセージに感じますね。

本当に明るいメッセージが欲しいです!
2008年12月7日 23:27
ブログでも言ってるように、近代F1は開発プロセスが凄く重要になってると思います。
もはや、走る研究室ではないと、HONDAは思ったのかもしれません。
コメントへの返答
2008年12月8日 17:15
コメントありがとうございます!

本当に、F1に限らず言えると思うのですが、現物を現場で磨き上げるという時代では無くなってしまってますよね。
いままでホンダがF1にコダわってきたのは、やはり走る研究室という思いがあったからだと思います。

なにか新しい目標をみつけて、大暴れして貰いたいです!
2008年12月8日 10:30
結局、歯止めがかからず、何もかもが行き過ぎてしまった結果でしょうね。
おっしゃる通り、CFD云々が発展しすぎて、人間味が一切と言っていいほど無くなってきてしまった。
また、F1技術が市販車とは全くかけ離れてしまって、企業イメージもこれ以上向上しないし、イメージ向上しても売っているのはミニバンばっかり・・・。

F1の魅力(活動意義)が無いって事に、みんながみんな薄々気づいているのに、言いだせなかった。ここにきて、この大不況が襲って来て、金曜の結論に至ったのでしょうね・・・

でも、あのアホフライと縁が切れて良かったです。
何を言っても後戻りできないし、虚しさしか残りませんが、なにせあの”アホ”と縁が切れて良かったと思うしかありません。
あれを残し続けていたその判断が、今となっては極めて重大が失敗でしたね。。。

そして、そのアホが作らせた(?)あの一級設備を、追い出しははずのリチャーズがご購入の噂とは・・・。

本当に皮肉なものですね。 ガッカリです。
しかし、今のホンダにとっては、これですべて良かったと思います。


また、福井さん、MotoGP・IRLと育成プログラムの継続は言明しましたが、SGTの話はありませんでした。恐らく、やるやらないの議論が出ているのだと思います。
なれ合いで続けるのなら、スパッと辞めた方が、ホンダらしくも思ってます。

今のホンダは”本田らしさ”を完全に失って、人間味が非常に薄まったエリート集団になってます。一度、ホンダの原点であるモータースポーツ活動を改める意味でも、大ナタを振り回して、活動全体を見直しする良い機会かもしれません。

ホンダがホンダらしく生き残るために、今何をすべきか福井さんとことん悩んで欲しい。
また、悩んだ末のその道と、その道から生まれた結果が見てみたいですね。


ホンダがいなくても世界のモータースポーツは前に進み続けるでしょうが、その道を踏み外さず、前に進んでもらいたいですね。
ただ、どの道に進むべきか、自分には全く見当がつきません・・・。

電気や水素って言っても、結局開発費がかさむし、無公害では無いでしょうし。
一体全体、世界のモタスポはどこに進むのでしょうかね??

いずれにせよ、ホンダの決断は残念であり、かつベストなタイミングでした。
コメントへの返答
2008年12月8日 18:38
そうなんですよ、F1技術が市販車と、かけ離れてしまった事が大きいんですよね。
最近は逆に、市販車からF1へなんて技術もあったぐらいだし、本当にF1が走る研究室なのかって、ホンダ自身が自問自答したんじゃないかって思いますよね。

ホンダの企業イメージというのも、今はやはりミニバンが主力になっていますよね。。。
まあ、メーカーとしては売れるジャンルに力を集中させるという事は会社としては間違っていないと思うんですけど、でも車好きとしては悲しい車種構成になってしまいますよね。
まあ、それもしょうがないのかなと思いますよね、最近の若者の車離れを見ると、そう思います。
1つ前のブログにも書いた走行会ですが、なかなか年々、参加者を集めるのが大変になってきているんですよ。もう、かれこれ10年ほどやっているのですが、最近の参加者は新人とか皆無に近いです。で、どうやって人を集めているかというと、1度は引退した同期とか、再開オッサン組がメインなんです。なので、年々平均年齢が上がっていっています(苦笑)数年前は、まだ新人とかを誘って新しいメンバーも増えていたんですけどね。
そんな車離れも、身に沁みて感じているので、ホンダのラインナップも理解できます。

F1に話を戻して最近のF1はメーカー色が強くなりすぎていましたよね。ネットを徘徊していて、ちょっと面白いインタビューを見つけました。

あれだけ集客がありながらも、大借金を作ってしまった、GTAの前事務局長の加持さんのインタビューでの発言です。

『GTに限らず世界中のモータースポーツがそうなんですけれども、「メーカーに依存すると失敗するぞ。でもメーカーの金は必要だよな」と言われていたんですよね。まさにそういうことなんだと思うんですよ。』

これ、まさに、そういう事だと思うんですね(笑)

F1にしても、どんどん自動車メーカーがチームを買収して参戦し、フォード(ジャガー)が撤退した際に、このメーカーに依存した状態でいいのか?なんて心配をした記事も見た覚えもありますが、当時はアゲアゲな雰囲気で、そんな心配は吹き飛ばしてしまいましたよね。

そして、いまになってやっぱり・・・という感じでしょうか・・・。

SGTに関しては、気が付きませんでした。が、その通りですね。継続を発表したカテゴリーに入っていませんね!!!
どうするんでしょうかね。
またJTCCを繰り返すんでしょうか(苦笑)心配ですね。
これがあるから、メーカーに依存しないでワークス参戦のないプライベーター主導のJGTCだったはずなのに・・・。いまのSGTは、なれ合いでしかないと思いますので、いろいろ考える所はありますが、ある意味とことん3社のプロレスが続いて欲しいなと思います。。。消極論ですけどね。

さて、ホンダらしさといえば、やはり第二期の、ぺんぺん草も残さない強さだと思いますが、1つ思い出したことがあります。
あの二期の活動の裏では、F1に関わった社員の離婚率の高さが問題になったらしいですね。やはり1年のうち、ほとんどを世界転戦して家を空けてしまう旦那の帰りを待つ奥さん、子供は不幸だったのかもしれませんね。そんな旦那さんは、自分のやりたい事で給料がもらえて楽しい時間だったかもしれませんが。
今回の魂の抜けた第三期活動は、その辺も考慮された活動だったのかもしれませんね。

電気、水素って、その電気や水素を、どう作るかという事ですよね。結局、いまはやはり元を追うと化石燃料に頼らざる得ないと思うんです。水素もやはり電気でしょうし、電気は太陽光や風力でまかなえるほどは進んでいませんよね。そして日本は原子力が非常にだらしない有様。そうすると、やはり火力発電に頼らざる得ない。そうすると、ほんとうに電気と水素が無公害なのか?って非常に疑問があります。
ほんと、これからどの方向に進んでいくんでしょうかね、
2008年12月9日 9:13
おはようございます、はじめましてジェニスと申します。
今回の撤退に関して、ほぼ私もやーまちゃんさん(若干変ですなw)と同意見でございます。やはりF1ビジネス、一筋縄ではいかない連中がうようよ・・・肉揚げ氏も本田本社撤退宣言などまったく意に介さずで余裕なところが憎たらしい(笑)。おれでは出来レースなのではと疑いたくもなります。
個人的に本田はエンジンレギュ変更、すなわちV82.4リットル、ボア×ストロークはおろかボアピッチ、重心及びレブリミットまで制限された時点でやめるべきだったと考えます。エンジン屋のホンダとして、参戦するメリットは正直ないからです。ただ、そこまでにかけた費用に対する未練がそうさせなかったのでしょうけれど・・・。
いずれにしても本田宗一郎のレーシングスピリットはヨーロッパ式F1ビジネスの波にいつのまにか埋もれてしまったということでしょう。
乱文失礼いたしました、今後ともよろしくお願いいたします m(__)m。
コメントへの返答
2008年12月9日 20:29
はじめまして、ジェニスさん。コメント、ありがとうございます!

ほんとに、このままプロドライブが買い取ったら、何と言っていいか分からない程、ムカつきますよね。出来レースかと思える面もあれば、よくもまあこんなタイミングがという面もあるので、本当に運が悪かったとしか言いようが無いのかもしれませんね。

たしかに、おっしゃられるように何の自由度も無い(そのわりに差はありましたが・・・)エンジンレギュになった際に、こんな偽ワンメイクエンジンルールじゃ、やってられんとブチ切れても良かったですよね。
それに、他の方のブログで書かれていたのを、なるほどって思ったのですが、05年の燃料バラストの違反に関しても、こないだの撤退会見でも違反ではなかったと言う程に主張があるのであれば、あそこで撤退というのもホンダらしかったですよね。

こう、何度か撤退するには良いチャンスがあったにも関わらず、こんな形でというのは、ほんとうに残念ですね。

本当に繰り返してしまいますが、プロドライブに買われてしまうのは、本当に悔しい。。。

こちらこそ、よろしくお願い致します!
2008年12月11日 17:10
はじめまして!

当方の同様ネタへコメントありがとうございました!

私も自分の所で色々書きましたが、とにかく企業としての“顔”を失ってどうするのか?と思うことと、琢磨&スーパーアグリのオトシマエは?っていう部分があります‥

エンジンワンメイクなんてアフォなこと抜かしてる変態会長さんも居ますが、仮にそうであったとしても“ホンダのエンジンがF1に搭載されている”という“事実”がホンダには必要ではないかと個人的には思います‥

第2期と同じエンジンサプライヤーでも良いのでF1には関わって欲しかったなという気持ちです(エンジン屋だと思うので‥)。

お金のことを言われたら何も言えなくなるのですが、ホンダからF1を外したら??になってしまうかと思いますが‥決定したのなら仕方無いですね。
コメントへの返答
2008年12月12日 10:12
コメントありがとうございます!

そうですよね、ホンダにとってF1というのは顔であり魂ですよね。
例えば日産で言えば、GTRみたいなモノだとおもいます。それぐらい、無くてはならないモノですよね。

まあ本当に、お金がないと言われれば、その通りですが、でもなんでお金が無くなってしまったかと言う所が気になってしまいます。
ルノーは低予算と言われていますが、シャシ開発は100%スポンサーからの資金でまかなわれていて、ルノー本社からの資金はエンジン開発の一部に使われているのみという事ですね。

きっとホンダもラッキーストライク(BAT)を失って以降、アースドリームなんてぬかして、スポンサー無しで活動したから、経営にインパクトを与えるほどの資金を湯水のように注ぎ込むことになったんだと思います。

だから魂を捨てる事になってしまった。のかなと。

それも、社内の人間ではない、ニックフライのせいで・・・。悲しすぎますね。琢磨、スーパーアグリにしても、全てニックフライをホンダがコントロールできなかった事による結果ですからね。

わたしとしては、F1撤退と同時に、何か新しい目標なんて発表して欲しかったなと思います。例えば、トヨタより、プジョーより先に、ハイブリッドなり新しい形でのルマン参戦とか。F1に変わるホンダの顔を。

それでは、これからもよろしくお願いします!
2008年12月11日 18:08
はじめまして、SRと申します。
足跡から辿ってきました。

BAR時代からの話、興味深く拝見させていただきました。

第3期F1活動は開始当初からギクシャクしてましたよね・・・
結局最後までその状態が続いたというか・・・
来年はそういった周りの評価を挽回のするチャンスだったのに・・・

今回結果を残せなかった要因はいろいろあると思いますが、完全買収後の「ホンダの顔」が見えなかったというくだり、まったく同感です。
イギリスと日本で薄っすらと顔が二つみたいな・・・
アースドリームプロジェクト、ドライバー選定、チーム変革、、、、
極東の一ファンの立場からして、ニックフライの行動には疑問を感じることが多かったです。
また、チーム運営費に関しても、どこでそんなに金使ってるんだよ!と・・・
マネージメントはフライが一任されていたわけですから、ろくでもないことに無駄にお金を使っているんじゃないかと。

今となっては彼が「プロドライブへ買収するための壮大な計画」をしていたかと思ってしまうほどです(笑)
ホンダから吸えるだけ資金を集めて、枯渇したらプロドライブが二束三文で買うからいいや~!!ってな感じで・・・
元々のフライとリチャーズの関係を考えるとそんな裏話がされていても不思議ではないような・・・。
(スミマセン、完全なワタシの誇大妄想です・・・)

ホンダの撤退が非常に残念だと思うとともに、個人的には今後のF1の行く末が心配です・・・

駄文失礼いたしました。
<(_ _)>
コメントへの返答
2008年12月12日 10:50
はじめまして、コメントありがとうございます!

そうですよね、本当に第三期は最初からギクシャクしていましたね。当初計画のハーベイ博士とダラーラのプロジェクトを、あれだけ活動させておきながらバッサリと切り捨ててしまい、BARにエンジン供給での参戦に切り替えて、本当に参戦開始の形からしてgdgdでした。

ハーベイ博士のプロジェクトを活動させている時は第二期のエンジン供給とは違う形で参入と言ってたのに蓋を開ければ第二期と同じエンジン供給という形で始まり、トヨタがシャシも含めて活動しているのを見てうらやましく感じたのか、BATのタバコ広告規制による撤退を機に100%出資に切り替えてシャシーまで開発する形に切り替えましたね。

本当に、第三期の活動は最初から最後まで輝きはありませんでしたね。皮肉にもイチバン輝いたのは、スーパーアグリの琢磨がアロンソをブチ抜いたカナダGPなんじゃないでしょうか(苦笑)それがHRF1じゃなくても。

HRF1の売却先は、今の流れだと本当に悔しいですがプロドライブが最有力っぽいですよね。残念でなりません。。。
まあ、ブログでも書きましたが、まさかこれが計画されたこととは思えませんが、本当に形的には、あまりにもデビットリチャーズにオイシイ形過ぎて、計画されたデキレースを疑ってしまいます。
が、あまりにも期間が長く、話が大きすぎるので、やはり計画的では無いと‘信じたい’です。
っていうか、これが計画的だったら本当に悪魔ですよね!
せめて、最後ぐらいホンダはがんばってリチャーズではなく、カーリンとかまともに思えるチームに売却してもらいたいものです。

F1の将来は、やはり20年前の形に戻したいんでしょうね。自動車メーカーに頼った今のF1に問題意識を感じているんだと思います。あのSMオジサン。間違ってないです、方向としては。
他の方へのコメントで書いたんですが、GT選手権を主催しているGTAの前事務局長の加持さんのインタビューでの発言です。

『GTに限らず世界中のモータースポーツがそうなんですけれども、「メーカーに依存すると失敗するぞ。でもメーカーの金は必要だよな」と言われていたんですよね。まさにそういうことなんだと思うんですよ。』

これ、ものすごく名言だと思います。誰もが分かっている事なんですが、やはり資金力、話題性を期待すると、ついつい陥ってしまうんでしょうね、自動車メーカーに頼ってしまう。

ですが、エンジンワンメイクも、結局は自社エンジンを使う選択肢も残しましたからね。まあFOTAもありますし、なんとかなるでしょう(笑)

それでは、これからもよろしくお願いします!


プロフィール

「つのだ!!!P10おめでとう!!!鈴鹿初ポイント!!!チームも今回は良い仕事したね!!!素晴らしいレースでした!!!」
何シテル?   04/07 15:59
車は純正がイチバンと思っています。 ですが、ナゼだか残念な事に、愛車スカイラインはノーマルとは、 程遠い姿になってしまっています・・・w ブログは、も...
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