
鈴鹿10時間ネタは、まだ終わりません!
という事で、箸休み的なF1ネタを挟みますw
ちょうど鈴鹿10時間耐久開催の週末。
イオンモール鈴鹿で、STR12の2018ショーカーが
展示されているという事で、行ってきました!
いま日本にある最新のF1マシンだと思います♪
モーターショーにはまだ展示されてないし、開幕前のホンダのイベント以来かな?
それなのに、イオンでの展示という事で・・・じっくり写真が撮れる、素晴らしい環境です!
まあ、写真の背景は・・・そこはイオンだからしょうがないw
やっぱり、RedBullコーラのカラーリングがカッコ良いぞ!!!
では、マシンを見ていきます。
マシンのノーズはSTR12なので、今年のチ○コになってしまったSTR13よりもカッコ良い!!!
ノーズ上面にあるSダクトの排出口も目立ちますね。
ISO VIEWで!サイドポンツーンのコンパクトさに目が行きますね。
そして、これはトロロッソに限った話では無いですが、フロントウィングのフラップの多さw
そんなフロントウィングをアップで!
枚数制限されても、部分的に繋ぐとそれはスリットになり・・・結局、枚数制限からすり抜ける・・・w
接触で翼端は壊れても主要部は残るような、ダメージコントロールの高さも求められます。
フラップの角度調整のダイヤルも見えますね。
チ○コの無い、カッコ良いノーズ!
ウィリアムズが始めた、ウィングステーのウィングへの乗り代が極めて少ない構造。
これでも脱落しないんだから、凄いですよね。
ノーズ先端の後退はダウンフォースの増加、前後長が長いウィングステーはマシン後部への
エアフローを考えた、ノーズ下のトンネル構造ですね。
その、ウィングステーからノーズ側面の車載ノーズカメラ、そしてロワーのサスアームへの
高さの繋がり、そしてサスアーム下にあるエラ状のヒレが付いた前側のバージボード。
ロワのサスアームの前側にある黄色マルは、これノーズ固定のフィキシングがある穴ですね。
次は、このマシンのハイライトである、ハイマウントのアッパーアームです!
全く違うチームから、同じタイミングで、突然変異的なデザインが世に出るのか・・・
アッパーアームがホイールの内側に入ってないのが、一目瞭然ですね。
ナックルから伸びる腕の部分も翼形状になっていて、メルセデスより進んでるように見える。
そのアッパーアームのジョイント部を真上から見ると、ボールジョイントが仕込まれてます。
この写真と、1つ上の写真から想像できるキングピンの傾角は、やっぱりかなりの角度ですね。
では、マシンの中央部を見ていきましょう!
エンジンカバーのホンダロゴが誇らしいです!マクラーレンの頃は、しわくちゃに見えたw
やっぱり、目立つのはコレ、HALOです。ハロってよりヘイローで、
天使の輪になるそう。
まあ、このマシンは2017年モデルで2018年ショーカーなので、HALO‘風’ですねw
賛否ありましたが、今年のクラッシュでの働きがあり、もう消える事は無いだろうなって感じ。
あれも、見方によっては、HALOに当たってるだけで、無きゃ無いでヘルメットはかすめてない
ようにも見えますし、何とも言えない所ですけどね。
インダクションポッドは分離型で、やはりマクラーレンと比べると新しいコンセプトですね。
そして今、一番開発が盛んなバージボード回りです!
イタリアGPで失格になったHAASのグロージャンのマシンも、このエリアの解釈みたいですね。
このエラ状のヒレを見ても、これが展示用のモックでは無く、実車に極めて近いマシンです。
いやー、ありがたや、ありがたや。ホンダのおかげですね!
本当に近いです!モーターショーなんて目じゃない近さ!!!
サスアームのボディー側のマウント部の、きれいな形状も惚れ惚れします。
プッシュロッドの車体側、カバーにロッカーアームの逃げの盛り上がりがあります。
でも、その左右間にも膨らみが。これ、サードダンパーというか、ヒーブダンパーですね。
では、マシンの後部に行きます!
プルロッドに寄ります!
座屈に耐えなければならないフロントのプッシュロッドと比べると、リアはプルロッドなので、
引っ張りになり細くて済む。これも、当初は利点だったけれど、今の翼断面なサスアームだと、
そこまで前面投影面積に差があるかなってみえますね。まあ、強度面からの軽さかな。
結構な後退角が付くリアサス。上面に管理ラベル?があります。
Part No TR12-RS-11550
Job No C17200/1
きっと、誰が何時、作業したとか管理されてるんでしょうね。
では、マシンのリア側から!
エキゾースト、ウェストゲートがクラッシャブルストラクチャーの上側に。
リアディフューザーのテーパーというか、ラッパ状に広がるのも、RedBullに近い形状。
リアアクスルの内側のウィングも、ここ7~8年のトレンドですね。
リアアクスルで発生するダウンフォースは、ダイレクトにバネ下に効くので効率がメッチャ良い。
クラッシュボックスの上面が白くなってるのは排ガスの熱で樹脂部分がヤラれてる?
そんな所からも、このマシンがモックでは無く、実戦を戦ってきたマシンですね。
ただ、左右で違うロアアームの継ぎ接ぎも、これ破損した部品の再生品なんでしょうかw
この翼端の下部をエラにするデザイン、トヨタが最後のTF109で始めたデザインですね。
お次はフロントのホイールの中!吹き出しアクスルです。
ホイルの形状も、リムの内側に1枚のフィンがあって、ホイルカバーの狙いがあるのかな。
ウィリアムズとメルセデスが始めた、タイヤの温度コントロールの為にやり始めましたね。
このホイルナットも、1回転半のネジ山しか無いらしいですね!
リアのホイルの内側は、ブレーキローターのカバーが見えます。
このAPP TECHって、どこの会社なんでしょうね?あんまり聞いた記憶が無い。
という感じで、じっくり見れたので、じっくり写真も撮れました!!!
いろんな意味で、あの週末は濃い週末でしたねー。本当に楽しかったですw
最後もう一回、前からの写真で!ノーズのHマークが誇らしい!
鈴鹿の日本GPはテレビ観戦の予定ですが、盛り上がりますように!!!
