
9日~12日まで休みを取って香港とマカオに行ってきた。我が家では年一回の家族旅行が恒例になっており、これがかなり厳密に参加が要求される。普段は国内2泊3日くらいなのだが、昨今の経済状態をものともせずに海外へ。ツアーの旅行とはいってもこの時期はさして安くはないはず。ま、それはいいとして、現地ではほぼ完璧にネットから隔離された状況だったので、いまさらながらこのページで旅日記代わりを。
飛行機は成田から香港までの直行便。フライトは4時間弱だったかな。ツアーで一緒になった人は福岡から台北でトランジットと言っていたから、待ちの時間を考えればまだ良い方なのだと思うのがやはりきつい。飛行機も最初の頃はただ乗るというだけで興奮したものだが、先月に釧路へ行ったこともあって少し慣れて来てしまった。心の高揚を維持するためには次々と新しいものを探さなくてはならない。それを楽しいと思うか、しんどいと思うかで人生決まっちゃいますかね。
成田発が夕方だったので向こうに着いたのは20時頃だった。ガイドは日本語ぺらぺらでダジャレも連発のレイさん♂。このガイド、ホテルまでの40分ほどを途切れることなく喋り続けただけでなく、その後の香港滞在中のバスでの移動のほとんどを喋り倒す強者だった。話す内容もつぼを押さえていて退屈させない。とってもいい人。
その日はホテルへ直行。機内食が出たのでそのまま寝ても良かったのだが、小腹もすいたということで地元のショッピングモールへ繰り出した。私たちが宿泊したホテルは沙田(シャティン)という、香港の中心地からは少し離れた田舎にあった。ただ田舎とは言っても川を挟んだ両側に高層マンションが立ち並び、豊洲辺りを連想させられる。香港は主に大陸から突き出した半島と、香港島、ランタオ島という3つから形成されているが、いずれも山地で平地は極限られている。このため川や海沿いの平地に高層ビルが超密集して立ち並び、そのすぐ後ろに岩山が聳える、という景色をよく見かけた。沙田の高層マンションは公団であろうから、家賃はさほど高くはないと思うが、日本の郊外の田舎のイメージとはかなり違った印象を受ける。
でその田舎のショッピングモール目指してホテルを出たのだが、熱い。夜の9時を回っていたから気温はさほど高くないのだが、湿気がすごい。気候が亜熱帯に属するだけあって、重く濃い湿気がまとわりついてくる。香港に梅雨はないが、それでも夏は雨が多いらしいく、香港滞在中は常にこの湿気がつきまとった。ベストは冬であるらしい。カラッと晴れる日が多く、クリスマスや旧正月は町もイルミネーションに飾られ、世界三大夜景と称されるその夜景も一層華やかだとか。
ショッピングモールは歩いて10分ほど。いかにも地元住民御用達という感じの中華料理屋へ。メニューには英語は無いが写真があったので指さし注文。漢字を見てもなんとなくどんな料理かは想像出来る。チャーハンはタイ米(長粒)だった。レイさん曰く、日本の米がおいしいのはみんな知っているけれどもやはり高い、値段は5倍ぐらいする、とのこと。たのんだ料理はすべてうまかった。完食してかなり満腹。一人500円ぐらいだった(ちなみに香港は香港ドルで元ではない、1香港ドル=13円くらい)。ちなみにそのショッピングモールでは吉野家や銀だこも見かけた。古本屋では日本の漫画も多い(ドラえもん、クレヨンしんちゃん、あられちゃん、キャプテン翼、神の雫など)。セブンではちびまるこちゃんのフェアをやっていた。走っているラジコンはGT-Rだった。
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初日だけでこんな分量になるとは思っていなかった。そろそろ忘れかけてきたので一気に書いてしまいたかったのだが、疲れてきたので2日目以降は明日書こう。写真はショッピングモール(の極一部、全体はかなり巨大らしい)。
Posted at 2009/08/16 02:16:03 | |
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