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半ねりのブログ一覧

2009年08月29日 イイね!

N氏の机

職場で私の隣であったN氏が今日、退職した。60歳の定年だった。

N氏は中途採用だった。それでも35年ほどをこの会社で過ごした。最後のほうは仕事もなくなり、外部への退職の挨拶や年金の手続きやらの合間を縫って、少しずつ荷物を整理していった。引き出しの奥から出てきた、スリムだった頃の昔の写真を私に見せてくれたりした。

社員を集めた朝礼の場で、彼は相変わらずという感じの挨拶をして拍手で送られていった。

机の上には彼の使っていたパソコンが残っていたが、担当者が来て回収していった。椅子の上にはクッションが残っていたが、本人の遺言(?)通り、捨てられた。今は据付の電話が一台、残っているだけである。別に特別親しかった訳ではなかった。誰もいない隣の席にも、すぐに慣れるだろう。
Posted at 2009/08/29 02:38:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年08月22日 イイね!

香港・マカオへ(3)

香港・マカオへ(3)二日目午後の昼食は広東料理。鴻星海鮮酒家という店で「スーパースターレストラン」といった意味らしい。香港のファミレスのようなものだろうか、さして高級という感じはしないが、やはりうまい。とくにエビ。白い半透明の皮越しにエビの赤がうっすら透けて見える蒸し餃子みたいなのが特にうまかった。日本の中華料理屋(のランチ)ではあまり見ないけど、探せば日本にもあるのかな。

ところで、このツアーは見学先の放棄は認められていないかった。申し込みの段階で確認を取られるようで、行程表にもその旨しっかり記載されている。なぜだろうと思っていたのだが、このあと分かった。宝石店と絹製品の店へ行くのである。この2店、かなり異様な雰囲気が漂っていた。怪しいとか悪徳業者とかそういう意味ではない。多分商売はまっとうにやっているのだと思う。だが・・・

宝石店ではヤハギ似の店員が異様に流暢な日本語でブラウンダイヤの人気と価値を力説。浜崎あゆみが来ただの、マイケル・ジャクソンが来ただのと写真が仰々しく飾ってある。絹の店ではこれまた流暢な日本語を話す60歳くらいのおばちゃんが「ほら、ツルツルでしょう?」と迫りながら(客はどん引き)自分の腕を触らせて、絹の洗面具の効用を謳い上げる。一通りデモンストレーションが終わった頃に、次の日本人グループがどこからともなく運び込まれて来て、おばちゃんは同じデモを繰り返していた。何人かは購入していたようだ。旅行会社にキックバックが入っているのだろう。私も雰囲気に呑まれ、ネクタイの一本くらいならいいかと思ったが、デザインが例によってド派手なので止めた。悪いがここはスルー。

その後は一旦自由行動。ネイザンロードを南に歩いてペニンシュラ・ホテルへ。アフタヌーンティーが有名なんだそうだ。歴史も長く格式も高いホテルなのだろう、喫茶スペースにも一応簡単なドレスコードが書かれている。だが中国本土?からの観光客が多いようで、ロビーの喫茶スペースは行列しており、かなりカジュアルな雰囲気が漂う。喫茶スペースをぐるりと囲むブランド店がこの現状を苦々しく見つめているように感じた(気のせいかもしれない)。どでかいパフェみたいなのと紅茶。銀なのだろう、食器が重たい。おいしいのだが量の多さに驚く。終盤はかなり必死で胃に流し込んだ。

出ると外は土砂降りだったため、タクシーで一旦集合場所に戻る。集合時間まで付近をぶらつく。外は相変わらず雨だったが、結構歩いた。こういう時間が一番好きかもしれないと思う。夕食は日本の中華料理みたいな店で、特筆すべきことはなかった。店のニュース(当然中国語)で酒井法子の逮捕を知ったぐらいか。

写真はネイザンロード沿いの工事中のビル。建設中のビルをいたるところで見かけるが、足場はほぼ全て竹で組まれていた。
Posted at 2009/08/22 17:40:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年08月17日 イイね!

香港・マカオへ(2)

香港・マカオへ(2)香港に中心地は2つに分かれている。香港島の中環と九龍である。この二つは幅1km程?のビクトリア湾を隔ててお互いを対岸から見渡せる距離にあるが、一度足を踏み入れればまったく違う都市であることに気づく。中環は近代的な超高層ビルが立ち並び、世界の名だたる大銀行や証券会社が居を構える世界経済の中の香港。一方の九龍はギラギラに輝くド派手な看板に代表される、商業都市である。「雑多」という言葉がこれほど似合う都市もないだろう。新旧・高低問わず場当たり的に建設されたビル郡、怪しげな店、途切れることのない渋滞と排気ガス、人の群れ、黒いゴミ袋と白いランニングシャツのじい様。映画の攻殻機動隊やグランツーリスモの香港コースを思い浮かべてくれればいいと思う。一般的に香港と言えばまずこちらのイメージだろう。それぐらい九龍は独特の魅力と毒を醸し出している。二日目は午前中に香港島中環、午後に九龍を散策した。

香港島に渡る前に九龍のレストランで朝食を食べた。ピータンと鶏肉の入った粥に小さな揚げパンを浸して食べる。朝から揚げパンかぁ、とか思っていたが意外にあっさりしていて食べやすい。この旅行全体を通じてまずいものにはほとんど出会わなかった。食い物はアジアに限ると思う。お茶はプーアール茶だったかな。香港ではウーロン茶も飲むがプーアール茶のほうが一般的だとか。脂肪分解に効果的。その後、対岸の香港島のビルを眺めたり、ジャッキー・チェンの手形やブルース・リーの銅像と一緒に写真を撮った後、海底トンネルを通って香港島へ。

中環のある香港島も島だけあってほとんどが山地である。いわゆる100万ドルの夜景と称されるビル郡は北側に位置する狭い平地に密集しており、山地は別荘地である。ジャッキー・チェンの別荘もある。最初は島の南側に位置する寺へ。海沿いの細い道からは大きくはないが砂浜も見え、海水浴も出来るようだった。寺は建物や仏像全体が極彩色に彩られ、日本の寺のイメージとは程遠い。海に面しており波が打ち寄せる。奇妙な感じだった。大人向け遊園地のようだった。歴史のある建物なのかとレイさんに聞いたところ、観光客用に建てられた比較的新しい建物らしい。神様もごっちゃだとか。その後、中環の市内に戻って教会やらガス燈やらを見学。2階建てのトラム(路面電車)から市内視察後、昼食をとるために九龍へ戻った。香港島はビジネス街と別荘地で観光地ではないのかも知れない。それでも競馬場を囲む高層ビル群は壮観であったし、ビクトリアピーク(香港島の頂上)から夜景を眺めてみたくもあったが、そこはツアーだからしょうがない。

話題は変わるが、香港の車は約7割が日本車だそうだ。その中でもトヨタは強いようで香港のタクシーはほとんどが一昔前のクラウンであった。またホンダのブランドイメージも強いらしくタイプRも度々見かけた。九龍ではほとんどが日本車と言ってもよいだろう。しかし香港島に入ると、車の構成も変わる。ベンツ、BMW、ポルシェが多く、アルファやアストンマーチンも見かけた(LSやGT-Rもいた)。香港の富裕層はドイツ車がお好みらしい。

疲れたから2日目午後は明日にしよう。写真は香港島の寺の海にせり出し部分からから撮影したもの。高層マンションのすぐ後ろに岩山が迫る滞在中によく見た光景。手前にはビーチも。この日は度々にわか雨に襲われた。

なお、ここに書かれているのは当時の私の印象・感想であって、現状を正確に反映してはいない。実際、ガイドブックよると香港島にも庶民的な部分、観光地も多く存在しているらしい。都市全体の性格を半日ほどのツアーで把握できる訳はなく、バックパッカーやってみたい気分にさせられる。明日から仕事か・・・
Posted at 2009/08/17 00:31:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年08月16日 イイね!

香港・マカオへ

香港・マカオへ9日~12日まで休みを取って香港とマカオに行ってきた。我が家では年一回の家族旅行が恒例になっており、これがかなり厳密に参加が要求される。普段は国内2泊3日くらいなのだが、昨今の経済状態をものともせずに海外へ。ツアーの旅行とはいってもこの時期はさして安くはないはず。ま、それはいいとして、現地ではほぼ完璧にネットから隔離された状況だったので、いまさらながらこのページで旅日記代わりを。

飛行機は成田から香港までの直行便。フライトは4時間弱だったかな。ツアーで一緒になった人は福岡から台北でトランジットと言っていたから、待ちの時間を考えればまだ良い方なのだと思うのがやはりきつい。飛行機も最初の頃はただ乗るというだけで興奮したものだが、先月に釧路へ行ったこともあって少し慣れて来てしまった。心の高揚を維持するためには次々と新しいものを探さなくてはならない。それを楽しいと思うか、しんどいと思うかで人生決まっちゃいますかね。

成田発が夕方だったので向こうに着いたのは20時頃だった。ガイドは日本語ぺらぺらでダジャレも連発のレイさん♂。このガイド、ホテルまでの40分ほどを途切れることなく喋り続けただけでなく、その後の香港滞在中のバスでの移動のほとんどを喋り倒す強者だった。話す内容もつぼを押さえていて退屈させない。とってもいい人。

その日はホテルへ直行。機内食が出たのでそのまま寝ても良かったのだが、小腹もすいたということで地元のショッピングモールへ繰り出した。私たちが宿泊したホテルは沙田(シャティン)という、香港の中心地からは少し離れた田舎にあった。ただ田舎とは言っても川を挟んだ両側に高層マンションが立ち並び、豊洲辺りを連想させられる。香港は主に大陸から突き出した半島と、香港島、ランタオ島という3つから形成されているが、いずれも山地で平地は極限られている。このため川や海沿いの平地に高層ビルが超密集して立ち並び、そのすぐ後ろに岩山が聳える、という景色をよく見かけた。沙田の高層マンションは公団であろうから、家賃はさほど高くはないと思うが、日本の郊外の田舎のイメージとはかなり違った印象を受ける。

でその田舎のショッピングモール目指してホテルを出たのだが、熱い。夜の9時を回っていたから気温はさほど高くないのだが、湿気がすごい。気候が亜熱帯に属するだけあって、重く濃い湿気がまとわりついてくる。香港に梅雨はないが、それでも夏は雨が多いらしいく、香港滞在中は常にこの湿気がつきまとった。ベストは冬であるらしい。カラッと晴れる日が多く、クリスマスや旧正月は町もイルミネーションに飾られ、世界三大夜景と称されるその夜景も一層華やかだとか。

ショッピングモールは歩いて10分ほど。いかにも地元住民御用達という感じの中華料理屋へ。メニューには英語は無いが写真があったので指さし注文。漢字を見てもなんとなくどんな料理かは想像出来る。チャーハンはタイ米(長粒)だった。レイさん曰く、日本の米がおいしいのはみんな知っているけれどもやはり高い、値段は5倍ぐらいする、とのこと。たのんだ料理はすべてうまかった。完食してかなり満腹。一人500円ぐらいだった(ちなみに香港は香港ドルで元ではない、1香港ドル=13円くらい)。ちなみにそのショッピングモールでは吉野家や銀だこも見かけた。古本屋では日本の漫画も多い(ドラえもん、クレヨンしんちゃん、あられちゃん、キャプテン翼、神の雫など)。セブンではちびまるこちゃんのフェアをやっていた。走っているラジコンはGT-Rだった。


初日だけでこんな分量になるとは思っていなかった。そろそろ忘れかけてきたので一気に書いてしまいたかったのだが、疲れてきたので2日目以降は明日書こう。写真はショッピングモール(の極一部、全体はかなり巨大らしい)。
Posted at 2009/08/16 02:16:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「ビート、手放しました。13年ありがとう! http://cvw.jp/b/410066/45136597/
何シテル?   05/23 22:55
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