
尾道が舞台となったNHKの朝の連ドラ「てっぱん」が9月27日から始まりました。
残念ながら私はロケには出くわしてはないのですが。。。 朝の連ドラをマジで見るなんてはじめてのことです。
初回の放送では、中村玉緒さんのナレーションのもと、尾道の風情や魅力が紹介されていました。 現地人としてはちょっと嬉しくなります。
まあ、尾道弁が今ひとつとか、渡船の撮り方がイマイチとか批評はありますが、いつも見かける風景がドラマの舞台になっているのをみると、気分は盛り上がります。そんなわけで、早速、尾道のロケ地巡りをしてきました。
まずは、

オープニングのしょっぱなにでてくる尾道駅前の緑地帯です。
初回の放送でヒロインのあかりは尾道の色んなところを自転車で駆け抜けます。

浄土寺の東の道。
しかし、

こんなところや、

こんなところ、

現地人からしたら、自転車なんてあり得ないところもあります。
危険ですからまねをしないように(笑)。
高校野球の応援の帰りに立ち寄ったのはポンポン岩です。千光寺から尾道市立美術館に上がる坂にあります。

ここからみる尾道水道はきれいです。

この坂もあかりは自転車でおりていきますが、実際は見た目以上に急なので、絶対にけがをします。
海岸通り

ここは、下校時に友人の加奈と歩くシーンがよくでていました。

初音が海に投げ捨てたトランペットを追いかけて飛び込んだ突堤です。
同じ突堤に、

母の真知子とアイスクリームを食べていたベンチ。

突堤の先、ここにあかりは座り込んでいました。
この突堤は、大林映画「とんでろじいちゃん」でも印象的な場面としてでてきます。じいちゃんもここから飛び込みました。
向島に渡船で渡って、

あかりの実家としてでてくる「村上鉄工所」。
左手の建物の前で、あかりの家族、あかりの実母が写真を撮っていました。
住居は鉄工所に隣接しているようにみえますが、実際はセットのようです。
向島の海岸。

あかりは初音を追っかけて自転車で疾走します。
対岸は尾道の新浜〜古浜町あたりです。
あかりがふだん使っている渡船・尾道渡船です。

実際は鉄工所から近いのは駅前渡船か福本渡船なのですが。。。
ドラマ撮影時には入り口にアーチ状の屋根と「ますやみそ」(ドラマの中では「まとやみそ」)の看板があったのですが、その後撤去されていました。

渡船の桟橋からみた尾道はとてもきれいです。

あかりは桟橋から向島を離れる初音に「待てーベッチャー」と叫びます。
ふたたび尾道に戻って、

ここが、あかりが通う「尾道一高」。本当は土堂小学校です。
大林映画の「ふたり」では「尾道女子高校」として、アニメ「かみちゅ」では「石浜中学校」として登場します。

卒業式のシーンででてくる石段。
つづいて、

天寧寺三重塔。

ここにあかりの実母のお墓があることになっています。
ここで、母・真知子から実母・千春のことを聞かされます。
三重塔から見た尾道の街。

これを見ながら、母・真知子が「千春さんはねー、ここから見える尾道の灯りが幸せそうじゃねーって、あんたをあかりって名付けたんよ。」それを聞いて涙ぐむあかり。非常に印象的なシーンでした。
商工会議所の裏手にある桟橋。

現在は使用されておらず、立ち入り禁止でした。。。

ここでも真知子が千春のことを話します。「千春さんはねー大阪からここにフェリーでついて、お腹空かしてうずくまとった。お好み焼き作ってあげたら、美味しい、美味しいゆうてねー。」
出生の秘密を知ったあかりは、混乱してトランペットが吹けなくなります。

あかりが部活を抜け出して駆け上がった御袖天満宮の石段。
「転校生」の舞台としても有名なところです。
そのとなりにある大山寺(たいさんじ)。

「転校生」で石段を転がり落ちる一夫を演じた尾美としのりさんはここの住職役です。

混乱したあかりが叫んでいた大山寺の鐘楼。
住職はモナカアイスを食べながら、あかりを見て、「煩悩じゃのう」と。
煩悩払いにあかりと一緒に鐘をつきます。

大山寺からみた御袖天満宮の石段。
鐘をついて帰っていくあかりに住職は「すっきりしたかー」と声をかけます。
定期演奏会の行われた尾道市公会堂。

就職面接で参加できなかったあかりは、外から涙ながらに拍手をおくります。
尾道編のラストシーン。

携帯で父親の歌う「瀬戸の花嫁」を聞きながら、涙をながして真知子と鉄平に手を振ります。「行ってくるけえねー」と。
以上、全行程4時間くらいののロケ地めぐりでした。千光寺山や坂道で結構筋肉痛になります。
最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。
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Posted at
2010/10/21 19:38:33