2009年03月29日
オーストラリアGP決勝
開幕戦決勝レースが新生ブラウンGPのフロントロー独占で開幕しました。
予選後にギアボックス交換をしたハミルトンは5グリッド降格、予選後にトヨタは強度不足なリアウイングを使用した規定違反によりタイム抹消で最後尾へ後退することとなったトヨタの2台はピットスタートを選択した。
今シーズンから採用されたエネルギー回生システム、KERS(カーズ)搭載チームは10チーム中5チーム、カーズ搭載によるメリット・デメリットが大きいためである。
1周回中に約6.6秒間80馬力上乗せ出来るが、システムが非常に重いので非搭載チームよりもブレーキング面で不利となり姿勢制御が難しくなること。
とりあえず快晴の中スタートしたのですが、久しぶりのフロントローで緊張したのかベテラン バリチェロがスタート大失敗さらに第1コーナーで接触、フロントウイングの翼端板を破損したがピットインせずレース続行、翼端板が破損しても走行に支障は無いらしいです。
唯一の日本人ドライバー中嶋一貴はスタートで大きくジャンプアップ8番手に浮上するも18周目、コーナー立ち上がりに縁石でジャンプそのまま単独スピーン、サイドウォールにフロントから激突してしまいリタイアとなった。ウィリアムズとの契約が今年までの一貴にとって痛いシーズンスタートとなってしまった。一貴のマシン撤去作業のため1度目のセーフティーカー導入されたがその後は大きな混乱もなくレースが続いてましたが…!?
残り3周、2位3位争いを演じていたベッテルとクビサが第1コーナーでクビサのサイドポッドにベッテルが接触追突され向きが変わったクビサのマシンのフロントウイングをベッテルのマシンが踏む形となり、2台共にフロントウイングを失い、ベッテルはサイドウォールに激突して左サスペンションを破損するがそのまま走行しピットへと向かった。
クビサは取り付け位置が低くなって確認しづらくなったフロントウイングを失った事に気付かずそのままスピーン、サイドウォールに激しく激突してしまい数十メーター滑走した後無残な姿で停止した。ドライバーは強固なコックピットによりもちろん無事である。
2台のクラッシュでセーフティーカー導入のままフィニッシュとなった荒れた開幕戦となりましたが、
新生ブラウンGPのジェンソン・バトンは安定した走りを見せポール・トゥ・ウィンで2度目の優勝
スタート大失敗で後退したルーベンス・バリチェロが2位・3位の脱落によって2位フィニッシュとなった。最後尾ピットスタートの3人が驚異的な追い上げで3~5位にトゥルーリ、ハミルトン、グロックの順番で仲良く?入っている。
元最年少チャンピオンのアロンソ6位、ウィリアムズのニコ・ロズベルグ7位、セバスチャン・ブエミが8位、ここまでがポイント圏内
ブエミってどこのチームだった?まあいいや
初レースで初優勝しかも1-2フィニッシュで最高のスタートん飾ったブラウンGPは、1954年55年ぶりのポール・トゥ・フィニッシュのワンツー・フィニッシュになる。
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Posted at
2009/03/29 20:21:36
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