
モンテカルロ市街地で繰り広げられる歴史と伝統のモナコに新たな歴史が書き加えられ…
ポールポジションに新規参戦チームのブラウンGPジェンソン・バトン、去年優勝のルイス・ハミルトンはブレーキングミスによるクラッシュでQ1敗退、ギアボックスペナルティで5グリッド降格により最後尾スタートです。予選不調だったトヨタのグロックはピットスタートを選択した。
久しぶりのフロントローでKERS搭載のライコネンのスタートに注目していましたがスタート失敗、同じく出遅れたは3番手スタートのルーベンス・バリチェロはライコネンを抑えて2位へ
早くもブラウンGPの1・2体制に
後方では大きな混乱もなく中嶋一貴は10位を守っている。
オープニングラップトップはジェンソン・バトン
ルーベンス・バリチェロ、ライコネン、ベッテル、マッサ、ロズベルグ、コバライネン、ウェバー続く
ブラウンGPの方がペースが速くフェラーリを引き離しにかかっている。
そんな中、ロバート・クビサ(BMWザウバー)リアタイヤがパンクしてしまった模様、イレギュラーなピットス作業となってしまった。
6周7周目とKERSを搭載のマッサが前を塞ぐセバスチャン・ベッテルに襲いかかるもトンネルを抜けて直ぐのシケインを痛恨のショートカット
ショートカットでベッテルの前へ出てしまったためベッテルとのポジションを元に戻すべく減速したところロズベルグに隙を突かれたマッサはポジションを1つ落としてしまう。
各車ベッテルのペースに付き合う形でモナコ名物の大渋滞が…
後方では、コーナー手前で減速しきれなかったブエミ(トロ・ロッソ)がピケJrに乗り上げてしまった。
ピケJrは何とかコースに復帰したがブエミは動くことができずリタイア
周回を重ね、争いが激化する中
セバスチャン・ベッテルが単独クラッシュ
今シーズン、バトル以外の優勝者ベッテルが姿を消してしまった。
思いのほか路面温度が高くタイヤの磨耗が早いようで、スタートでソフトタイヤを選択したチームが予定より早くタイや交換が行われています。
ソフトタイヤでスタートしたブラウンGPの2台もタイヤ交換を終えジェンソン・バトンの独走状態に
残り48周、マシントラブルでしょうかロバート・クビサ、ガレージにマシンを納めてしまいました。
以降、大した混乱もなく周回を重ねていき
残り26周、コバライネン単独クラッシュ
シケイン通過時に深く縁石に乗り上げて跳ね上がり操作不能に、リアが滑り出しガードレールに激突、リタイアとなった。
残り22周、4・5位争いをしているマッサとウェバーが同時にピットイン、順位は変わらず
一回目のピットストップをしていなかったマシンがいたようです。
58周目まで引っぱったトヨタのグロックがようやく一回目のピットイン、13位でコース復帰
残り10周、ライコネンとマッサの差が詰まり3・4位争いがフェラーリ同士で繰り広げられている。
チームオーダーが禁止されているがフェラーリとしては貴重なポイントを落としたくないレースですが止められない。
終盤になってやっと中継に映りだしたハミルトン、トゥルーリをかわして13位に、前を走るハイドフェルドに迫る。
バトン、バリチェロが最終ラップに入った。
中嶋一貴も最終ラップに入ったが完走直前にガードレールに接触、リタイア15完走扱いに終わる。
スタート直後から1・2体制だったブラウンGPがそのままフィニッシュ
ジェンソン・バトン初のモナコ優勝
30人目のモナコウイナーが誕生した。
決勝結果
ポール・トゥ・ウイン:ジェンソン・バトン
2位:ルーベンス・バリチェロ
3位:キミ・ライコネン
4位:フェリペ・マッサ
5位:マーク・ウェバー
6位:ニコ・ロズベルグ
7位:フェルナンド・アロンソ
8位:セバスチャン・ブエミ
9位:フィジケラ
10位:ティモ・グロック
ハイドフェルド、ハミルトン、トゥルーリ、スーティル、中嶋一貴
コバライネン、クビサ、ベッテル、ピケJr、ブエミ
クビサはブレーキトラブルでリタイアとなった。

Posted at 2009/05/25 22:01:25 | |
トラックバック(0) |
F1 | 趣味