
正直、まだ、気持ちの整理がついていません。
震災数日後に一度UPした日記を。。。思い出したく無くって、消しちゃったくらいに。。。
でも、今はもっと悲しい思いをしている人が沢山いると思うので。。。
僕は、今日で、区切りをつけようと思って、もう一度UPします。
(内容は一旦書いた日記を再度書き直しているので、
言い回しが変かもしれませんがお許しください)
先日の震災当日、なんとか家に戻りついたときに、
家の中が、ぐっちゃんがっちゃんに成っているにもかかわらず
一番に飛んできてお出迎えしてくれた、僕に一番なついていた、てん君。
前日の夜、
寝る前まで、元気一杯に僕の近くを付いて歩いていたのに。。。
寝る前まで、一生懸命に、ごはん(カリカリ)をほおばっていたのに。。。
あまりにも、普通の夜だったのに。。。
いきなりそれはやってきました。
震災のあと、数日後の朝に。。。
いつもの様に、朝起きて。。。
いつもの様に、出かける準備をしていて。。。
いつもの様に、歯を磨こうとしていたら。。。
後から起きてきた家の奥さんの悲しみ一杯の泣き声がリビングから。。。
あまりにも、いつもの朝だったのに。。。
いつもなら足元に付いて来るはずの、居たはずの子が、
今朝に限って居ないことにその時まで僕は気が付きませんでした。
大好きな塔のなかで、まだ軟らかく、暖かく、でも、呼んでも。。。
ついさっき、本当に、今さっきまで。。。そんな感じでした。。。
結婚後、生まれたての状態で里親として引き取り育てて12年、
僕や奥さんが病気で寝込んでいるときにはいっつも枕元に居てくれて、
自分自身も小さい頃に1度、死にそうなくらいの病気に打ち勝って
ここまで頑張ってきたのに。。。
奥さんが泣きじゃくっている中、塔の中から、
てん君が大好きだった毛布に包んであげて、
綺麗に身体を拭いてあげました。
呼んだら今にも起きそうな、いつもの寝顔。。。そんな感じでした。。。
残念ながら、家の奥さんは仕事が休めず、
母に連絡をし、一旦、アルちゃんにてん君を乗せて、母の家へ出向き、
歴代の愛猫たちが眠っているいつもの霊園へ二人で向いました。
慣れたくないですが。。。
いつもの様に到着後、霊園の方々のお出迎えで、
簡易葬儀を行い、今回も母と僕の2人だけでお別れの時間(泣)
さすがに想い出が沢山あって。。。
ぼくは。。。相当の時間。。。じっとてん君を見つめていました。。。
しばらくして、母が「せっかく震災当日は助かったのに。。。」と
あの日、元気にお迎えしてくれて、体の怪我も無さそうだったのに。。。
どこかぶつけていたのかも知れない。。。なにか抱えていたのかもしれない。。。
でも、僕たち夫婦がちゃんと大丈夫だと判るまで、
元気を振舞っていたのかもしれません(泣)
亡くなるまでの数日間の元気っぷりと、突然の別れは
あえて、てん君からの最後のお礼だったのか。。。
硬く冷たくなってしまったてん君の入った棺に
大好きだったカリカリと、
綺麗なお花とお礼のメッセージボードを添えて。。。
てん君は、虹の橋 (Rainbow Bridge)へと旅立っていきました。。。
Posted at 2011/04/13 21:01:35 | |
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