2021年02月14日
納車4ヶ月目に入りました。通勤で使っているので走行距離はまもなく5,000Kmになります。そこでこれまでに気づいたC-HRの良いところ・残念なところが見えて来たので記録します。ただ大手Webサイトでもこのような内容は見かけるので、ここはオーナー目線と大手では掲載していないような細かな内容も含みます。
ちなみに良いところ・残念なところは前車50プリウスとの比較が多い事と、私の勝手な意見ですのであしからずご了承のほどを。
ではさっそく
<C-HRの良いところ> ちなみに順番は順不同です。
●まずスタイリング。
唯一無二の姿。同クラスではCX-30がある。CX-30のスタイリングも好きだけど、CXシリーズが皆同じスタイルなのでC-HRにちょっと軍配が上がるかな。特に好きなのがリアのブリスターフェンダー。量産車で良く造ったと感心します。ルーフスポイラーに至ってはパーツメーカーも脱帽のスタイリングではないでしょうか。これが標準装備とは。そして何といってもC-HRのスタイリングを唯一無二にしているのがリアドアのウインドウ形状。リアのサイドウインドウの後ろがせり上がっていて小さく、2ドアクーペのイメージを強調している。昔で言うとケンメリスカイライン2ドアハードトップに似ていると思った人も多いはず。
TOYOTAにしては挑戦的で奇抜なデザインだけどこれだけの多くの支持を得ている。ハリアーの横に停めても決してひけをとらないね(笑)
●操作系がドライバー中心に配置されている。
ディスプレイオーディオやエアコン系の操作パネル。ぐっと手を伸ばさなくても操作可能。まさにコックピット感がある。なんとなく初代のサーブを思い出させる。
シートヒータースイッチの位置がいい。エアコンパネルの左右の端に配列されていて押しやすい。強度も3段階切り替え。しかも助手席用のスイッチは助手席に一番近い場所にある。(50プリウスではセンターコンソールと足元の中間あたりの位置だった。運転中に押すには危険な姿勢になるし、助手席の人はまず押せない。)
●乗り降りしやすい
50プリウスに比べ105mm高いアイポイント。フロアからシート座面までも55mm高いらしい。特に降りる時50プリウスでは地面にに足を着いてからよいしょっと立ち上がる感じだったけど、C-HRは地面に足が着いたらそのままスッと降りられて楽。見晴らしも別世界。
●取りまわしし易い
50プリウスとのサイズ比較では、全長-180mm、ホイールベース-60mm。これが絶妙にいい。近所の狭い曲がり角、今までは気にしながらゆっくり曲がったり時には切り返して曲がっていたけど、C-HRでは一発で曲がれる。これは納車初日からOKだった。この絶妙なサイズ感が私にとっては最高。出先の駐車場に止める時もラクラク。
●アナログメーター
デジタルや電子式アナログメーター流行りの昨今、なぜか安心感がある。照明も見やすい。古臭いという人もいるが、私には何とも懐かしい。
●シフトノブ
普通のATの直線式。50プリウスとは方式が違うけどすぐに慣れました。今やプリウス式は過去の物か。手触りやデザイン的にも高級感がある。
●電子パーキングブレーキ
今までウィッシュ、30プリウス、50プリウスと足踏み機械式。どんな感じか心配していたけど超ラクチン。もう後には戻れません。この装備の恩恵は大きい。
●レーダークルーズコントロールスイッチが操作しやすい
最近のクルマではステアリング上のスイッチで設定する方式が多いが、C-HRでは旧式とも思えるレバー式。webの記事では「残念」とまで書かれている事もあるが、私には非常に使いやすい。50プリウスと同じで完全ブラインド操作が出来る。ステアリングスイッチだと多分押し間違いが発生するだろう。
また、レーダー捕捉の能力が上がっているように思う。50プリウスでは角度によっては前車捕捉を見失う事があった何ヵ所かのコーナー、同場面でC-HRは捕捉する。格段に能力は上がっていると感じた。
●ステアリングアシスト機能の向上
これもまた50プリウスとの比較で格段に機能が向上している。レーンキープ能力は慣れれば楽チン。
●リア熱線の温まり方が早い
50プリウスより明らかに温まるのが早い。すぐに視界良好!。
次に
<C-HRの残念なところ>
●乗り込みしにくい
ドアを開けてシートに座る際、気を付けないとボディに頭をぶつけます。今では頭を下げて乗り込む癖がつきました。身長の低い私でもそうなので、長身の人は苦痛かも。
●室内が狭い
50プリウスより車幅があるのに、明らかに左右も狭い。ドアの造形のせいだろうけどちょっと残念。
●室内の収納スペースが少ない。
ほとんど物は置けません。まあ、私の性格ではスペースがあれば物を置くのでまあいいかって感じです。
●ステアリングスイッチの十字が押しにくい
これはスイッチのデザインのせいで、十字の上下左右位置が平行四辺形によってズレている。50プリウスではしっかり上下左右だった。スイッチ上に小さな突起はあるもののブラインドタッチがしにくい。それに右スイッチの一番右にレーダークルーズコントロール時の前車との距離を設定するスイッチがあるが、ステアリングカバーを付けるとそのスイッチがカバーの端に干渉して非常に押しづらい。
●走行モード切替が面倒
走行モード切替えスイッチを探したけど見当たらない。結局ステアリングの右スイッチでの設定でした。しかも3アクションほど押さないと設定出来ないのは残念。しかもPowerModeにしてもメーターの色すら変わらないので気分的にもダメ。EVモードスイッチはあるのに・・・
●センターコンソールにあるパーキングホールドスイッチ付近にカップホルダーがある
これはダメ。コンビニでコーヒーなど買った時はこぼさないようにそーっと置きます。今ではスイッチの上にタオルを置いています。これはカップホルダーの位置というよりスイッチの位置が問題。
●後席の閉塞感が半端ない
デザイン重視なので分かっていたとはいえ、洞窟に入った感じ(笑) ほとんど一人か二人なのでいいけど。
●左後方が見にくい
これもデザイン重視なので分かっていた点。考えてみればカッコイイクーペタイプのスポーツモデルは皆見にくい。でも試乗の時からそうだったけどそれなりに気を付ければ苦にならないレベル。慣れですね。見やすい事を重視するならプロBOXに乗ればいい。
●ステアリングヒーターがない
ライバル車には装備されている車種もある。
●フロントフェイスに特徴がない
C-HRのデザインで唯一残念に思う所。派手なスポイラーを付けるつもりはないが、Field Monsterのフロントスポイラーを付けようと思っています。
●フロント室内灯が点けにくい
スイッチがフラットに近くて小さいので、ピンポイントで押しにくい。50プリウスの時には感じた事が無かった。特にスイッチ付近が黒いので暗い時には完全手探り状態。
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●AUTOライトが残念 ((Off出来ましたので内容を更新しました))
これが一番ダメな点。新型車では2020年4月、継続生産車では2021年10月から乗用車(5ナンバー、3ナンバー)のオートライトの装備が義務化される事になっている。私のC-HRは継続生産車ではなく新型車カテゴリーになっているようだ。50プリウスにももちろんAUTOライトは付いている。ライトスイッチのツマミの順はOFF←→AUTO←→常時スモール←→常時ヘッドライト。一般的なAUTOライトのスイッチだが、これではなくC-HRの新しいスイッチは、停止時ヘッドライト一旦OFF(スモール)←→【AUTO】←→常時ヘッドライト。暗い時"停止時ヘッドライト一旦OFF(スモール)"は出来るがすぐに【AUTO】位置に戻り、走り出すとヘッドライトが点く。暗い時のヘッドライトの付け忘れは防止になるが、問題は夜など暗い時に車両POWER ONにすると必ずヘッドライトが点くのだ。ここで車両のPOWER ON時に完全にライトを消すには、デフォルトの【AUTO】位置から"停止時ヘッドライト一旦OFF"方向に(反時計方向)に1秒以上回すと消える。ただ、昼と同じライトの状態になるのでナビ画面がやたらと眩しいので要注意です。
そんなこんなのC-HRですが、お気に入りの1台になりました!
Posted at 2021/02/14 13:36:17 | |
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