2011年03月24日
過剰に摂ったミネラルは、赤ちゃんの未熟な腎臓を通して
体外へ排泄されなければなりません。しかし赤ちゃんの腎臓は未熟で、
大人のように濃いオシッコを作ることができません。
腎濃縮力が大人の半分、つまり、余分に摂った不要のミネラルを
体外に排泄するのに、大人の倍量の水が必要なのです。
明治乳業HPより抜粋
http://www.meiji-hohoemi.com/mamapapa/history/0311index.html
赤ちゃんを持つお母さん達は知ってる方が多いと思うので、今までは避けていたかもしれません。
今般、首都圏の水道水でミルクを作れないとなり、親戚や友人に乳児をお持ちの方々が、
ミルク用として水を送ることも考えられます。
が、上記の通りなので、ミネラルを強化した水は、避けた方が良いかと思います。
混ぜ物のない湧水など例外もあるので、ミルク用の水を援助される方は、
上記のURLにある、明治乳業HP内の文章を熟読のうえ、商品を選んで下さい。
また、ベビーグッズの中には、赤ちゃん用の水もありますので、
そういった物を選ばれた方が良いかと。
(決して、買い占めを助長する意味ではありません)
子供は国の宝です。
被災地で元気に遊ぶ子や、積極的にボランティア活動をしている子供達を見ると、
被災していない私まで心が救われる思いです。
しかし、子供はまだ子供。
特に、比護なしには生きていけない赤ん坊のミルク用の水まで、大人が横取りして
買い占める事のないよう、 切実に願います。
湧水やベビー用の水に関しては、『母子手帳を提示しなければ販売しない!』 くらいの規制を
発動してもいいんじゃないかと、個人的には思います。
大人は、何でも食べられます。 お茶でもジュースでも、水分であれば命はつなげます。
赤ちゃんにとっては、ミルクしかないのです。
どうか、赤ちゃんの命や健康を、国民全体が守るべく我欲を自制してくれますように。
Posted at 2011/03/24 02:11:01 | |
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東日本大震災 | 日記