2011年03月29日
今日も、一日家で過ごすことになるであろう自宅待避な私です。
さて、昨日はちょこっと町中を車でぐるっと回りました。
こちら、南相馬には人が次第に戻ってきています。
自分の知り合いの人達も、少しずつ戻ってきています。
やっぱり、街有っての人。
人有っての街。
人が街を作り、街が人を育てる。
やはり、生まれ育ったこの「街」が育った人のよりどころになるんです。
さて、仕事も出来ずに暇な一日何をしてるかと言うと、情報収集です。
ネットを見たり、TVを見たりしています。
TVのニュースを見る限りでは、結構楽観視出来る感じで有りますが・・・、ネットを見るとこの国の実情が浮かび上がってきます。
放射能による差別、助かった命が失われている事、原発で過酷な労働を強いられている人達の事・・・。
知らないと放置されるのでしょうか?
自分達には関係ないと捨てられるのでしょうか?
自分は、この事実を見るたびこの国に、この世の中に腹が立つ。
悪意が無くとも、この現状は「悪」であると言えるのではないか。
知らない、関係ないと投げないで欲しい。
知る事も必要であると解ってもらいたいと思います。
政府が要請すれば、アメリカが一斉に支援の手を差し伸べてくれる用意が有るのにも関わらず、アメリカは余力を持て余している事実。
政府が危険ですと言うものでも、専門家は「キチンと対処すれば問題ない」と言っている放射線の問題。
TVなので伝えられる情報の表面しか見えてないのでは?と感じざるをえないこの現状・・・。
救える命、助け合える命。
政府がなんぼのもんだ?そんなにえらいのか?人あっての政治では無いのか?
メディアもしかり、人が居るこその情報なのだろう?
国を変えるのは、人一人一人の意識一つ一つなのでは無いでしょうか?
政府が自主待避とか言っても、人は帰って来てるこの南相馬市。
既に、政府はあてにならないと言う不信感は募るばかりです。
Posted at 2011/03/29 11:58:23 | |
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