なかなか面白い。
気になる方も多いと思うので、今回はメインで使うことになるであろうメーター機能とOBD診断機能についてざっくり紹介しようと思います。
(詳しい製品の説明・接続の仕方なんかについては、他サイトをご覧下さい)
アプリを起動すると、メニュー画面(初期画面)になります。
車両ごとにプロフィールを作成できるので、複数台クルマを登録することも可能です。
自分もラングラーの他に、普段足代わりとして使っているフェラーリ458とガレージに眠ったままのベントレーコンチネンタルの3台を登録しておきました。(←大ウソ)

ここから各画面へ移動します。
ちなみに「Torque lite(無料)」のほうは全部英語なんだけど、「Torque Pro(有料)」のほうは設定項目等の表示が日本語化されているので(一部日本語化されていない個所もあり)、英語が苦手って人でも多少クルマの知識があれば問題なく使えると思います。
エラそうにいっているこんな自分も英語がまるっきりダメだったりします(笑)
メニュー画面で「Realtime Information」を選択すると、計器画面へ移ります。

今回は参考までに、画面左側にエンジン関係、右側に燃料(積算)関係を配置してみました。
この他にもOBD規格に準じた車両ごとのデータ(車種によって異なる)や、端末(スマホやタブレット)のGPSや加速度センサーといった項目なんかも表示することができます。
で、'03TJでサポートされるECUデータと各センサー値はというと、

物理的にセンサー自体の数が少ないので、最新のクルマに比べたら情報量は少ないと思われます。
計器の表示は、アナログ(針)、デジタル、バー表示、グラフ表示といった中から好みのものを選べるほか、サイズも6種類から選ぶことができます。
レンジ変更やワーニング設定をすることもできるので、メーター表示画面に関しては至れり尽くせりといった感じです。
画面背景やメーター枠のデザインを変えるテーマ変更といった項目なんかもあります。
続いて、OBD診断機能です。
メニュー画面から「OBD CHECK (Fault Codes)」へ移動すると、失敗ログマネージャ画面に移ります。
画面に「タッチせよ」的な虫めがねマークが現れるので、タッチすると1分ぐらいかけてECUのエラー診断を行います。
幸い自分のクルマはエラーを拾っていないので、診断終了後に「エラーなし」的なメッセージが出てあっさり終了‥
エラーが出た場合だけエラーログの記録と、過去エラーログの参照ができるようです。
正常な場合の結果(ログ)は見れないの?というと、Androidの共有項目から他アプリへ渡すことで見ることができます。
今回は試しにEvernoteに飛ばしてみました。

‥で、ここが重要なんですが、車両VINコードが未提供、製造メーカーも未定義になっているのが分かると思います。
※車両調整ID(?)には、モザイクをかけています
さらに'03TJでは、対応するDTC(ダイアグノシストラブルコード)がフューエルシステムとコンポーネント(?)の2項目だけとなっておりまして(画面左下)、

ECUが対応していれば、ミスファイアや触媒、O2センサーなどといった排気系のコードも診断できるようだけど、見る限りではこれらは含まれていないようです‥。
一番残念なのは、O2センサーのエラーを拾ってくれないことですかね‥ (電圧状態はモニタリングできるのに‥)
車両OBD規格がOBD1だからなのか、単にアプリが対応していないだけなのか‥ そこまで理由は分かりません。
隣りの表示枠も「ECUが未対応」的な表示になっています。
ECUが何かしらエラーを拾っている場合は、マネージャ画面のオプションメニューからエラーをリセットすることができます。
コード内容はデータベースとしてアプリ内に登録されていて、ブラウザ経由でも参照することができるので、コード内容が分からない‥といったことも無いんじゃないでしょうか。
‥というわけで、今回はざっくり紹介しましたが‥、
他にも色んな表示機能がありまして、まだ全然使いこなせていませんが、これからいろいろ触ってみて新たな発見があれば今後もブログのほうに取り上げていきたいと思っています。
また、画像の数値(データ)はおかしいんじゃないの?(笑)とか、こんな使い方もあるよ‥といった有意な情報もお待ちしておりますので、気軽にコメント頂けたらと思っております。
Posted at 2013/04/12 01:13:42 | |
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