今年一年ブログのネタ用に自分の気に入った写真をアップするという○/40シリーズ。
正直に言うとちょっと後悔しております。
なぜなら…あくまで楽しんで撮った結果の自己満足の写真なので、目標を作ってしまうと作業になってしまいあまり楽しめない(爆
というわけで、来年は続きません(笑
とは言ってもやり始めた以上、最後までやらなければならないので最後の一枚を…撮りに…今年最後の休日は…熱出して寝込んでいたわけで…(爆
仕方がないので、記憶をちょっと戻し予定になかった一番のお気に入りを持ってくることにいたしましす。
時は9月の半ば、
タクシーの運転手をからかった前日。
大雪山は黒岳に登った日の事。
ロープウェイ、リフトを乗り継ぎテクテク登ること40分。
9合目の象徴まねき岩が見えてくる。

紅葉にはまだ早い
が、秋の足音はしっかりと

チングルマの綿毛。
その中を更に歩くが、

どうやらガスがかかってきたようだ。
思えばこの頃から曇り男の片鱗を見せていたのかもしれない…
その後翌日の日の出撮影のポイントをロケハンし、テント場に戻りお山のビールなんぞを楽しみ一息ついた夕方。
昨年失敗した山々に沈む夕日を撮りに黒岳山頂へ

やはり晴れ男にはなれない…
一眠りして空を仰ぐと快晴の空があった。
ロケハンした日の出ポイントへ行く準備をするが、なかなか足が出ない。
なぜならその場所、北鎮岳(北海道№2)の山頂なのである。
テント場からは2時間近く山の中を歩かなければならない。
時間は深夜2時、ここは
カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)…
もちろん
キムンカムイの庭なのである。
恐れもあったがそれ以上の素敵な予感と万が一のことがあっても自然の摂理の一つとして割り切り現地へと向かう。
満天の星空

星が多すぎて星座がわからない(笑
もともとあまり知らない(爆
金星、月、そして次は太陽が…

のんびりしていると、日が出てしまいそうである。
北鎮岳稜線に出た頃旭岳(北海道№1、後に滑落することになる山)に一つの明かりが見えた。
ヘッドライトで挨拶を交わす(とあるサイトにて大阪から来た大学生と判明)
こういう遊びが心地よい
№40
「終わり」と「始まり」
古代より世界各地で崇められる太陽
その太陽が昇るとき
暗く寒い夜が終わり
新しい一日が始まる
「終わり」

「始まり」
EOS 5D Mark II
EF70-200mm F/2.8L IS II USM
Tv 0.6(終わり) 1/5(始まり)
Av 11.0 13.0
ISO100
WB オート
ほどよく出ている雲に焼ける空
山並みが見える程度の雲海
この景色を独り占めしていることを思うと
歩いてきた苦労も報われ
私の目には涙が浮かんでいた…
…もちろん寒かったからである(核爆
日の出を満喫した後

雲海をバックに陽に焼ける斜面を眺めながらテント場に戻り朝食を食べ、石室の管理人さんと再会の約束をし下山したのでした。
Posted at 2012/12/27 22:44:20 | |
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