『最愛なる娘』の初盆でした。。。姫星（キラ）

2月初めのある朝、いつもとは様子が変で、呼吸が苦しそうだったんで朝イチに掛かりつけの動物病院へ連れて行きました。

診断結果は、 『急性肺炎』

主治医からの説明では病状は重く、厳しい状態で、過去の症例からみてもこの病状から回復した例は少ないとのこと...

主治医からの選択肢は2つ！

可能性は少ないが、呼吸が少しでも楽に出来るように酸素室に入れて、点滴による薬の投与をするか？、このまま自宅に連れて帰りみんなで天国へ見送ってあげるか？
治療には24時間酸素室と監視が必要になり、薬代含め費用が掛かるって。。。

もちろん即答です！

『生きてる限り、命ある限り、助からないのは0％じゃないんでしょ？命より大切なモノって何ですか？キラは家族です！娘です！お金はなんとでもします。。。助けてください。』

主治医とは10年くらいの付き合いで、入院中は毎日泊まり込みで治療に最善を尽くしくださって『感謝』のキモチしかありません。。。私も職場から10分くらいなので毎日、昼食時と仕事帰りに逢いに行きました。



入院から5日目が経過した日の仕事帰りに主治医と話をして、その夜、家族で話し合って次の日に連れて帰ることにしました。。。正に『苦渋の決断』です。

息子と娘はキラとの別れが来ることを受入れられず、そんなに金持ってないのにお互い10万ずつ私に差し出して、『手術でもなんでもいいからって』主治医に頼んでくれって...

もちろん、私も最初にお願いしましたが、病状と年齢からして体力が持たないから無理だと...


翌日、仕事の都合で迎えに行けなかったんでおふくろに迎えに行ってもらって・・・
午後3時おふくろからの電話で娘が天国に旅立ったと連絡がありました。

娘の体調に気づいてやれなかった悔しさと悲しさで涙が溢れでてきて、職場でしたが感情を抑えらず号泣しました。

帰宅後、ブランケットに包まれた娘を抱きかかえ、まだ少しの温もりを感じることが出来たのが私にとってゆういつの慰めになりました。


嫁、息子、娘、も帰宅後に娘を抱きしめて12年間の想いと感謝のキモチを伝えてみんなでお通夜をしました。

その日の夜は、いつもの様に嫁と川の字になってスマホの写メを見ながら旅行に行った時の思い出とかを語りあいました。



享年12歳：姫星（キラ）
～天国への旅立ち～



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『　最愛なるいつもの...姫星（キラ）へ　』

いつもお利口さんで居てくれてありがとう。
いつも一緒にお昼寝してくれてありがとう。
いつも一緒にお散歩してくれてありがとう。
いつもいっぱいごはん食べてくれてありがとう。
いつもチューしてくれてありがとう。

そして、
家族みんなをいっぱい幸せにしてくれてありがとう。。。

『 キラは幸せだったかいっ？ 』

キラが家族になって12年間の月日は長かったようでとあっという間だったよ。
いつかはこんな日が来るとはわかっていたけど、あまりにも急すぎて心の準備が出来てなかったよ。
もうチョッとそばに居て欲しかったよ。

パパもママも婆ちゃんも大ちゃんも優ちゃんも、キラが家族の真ん中に居たからみんな凄く幸せだったよ。

お利口さんなキラ。。。優しい顔のキラ。。。さすられるのが好きなキラ。。。
食いしん坊なキラ。。。お茶目なキラ。。。寂しがりやなキラ。。。内弁慶なキラ。。。お手々を触られるのが嫌いなキラ。。。お風呂が嫌いなキラ。。。わがままなキラ。。。頑固なキラ。。。

そんな『 キラのすべて 』が大好きだったよ...

これからはお星様になってみんなを見ててね。。。
何十年後か...また逢える日を楽しみにしてるね。。。。


＜ 家族みんなより ＞

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葬儀をすませ、主治医とスタッフの皆さんにお礼を言ってみんなで慰め合い号泣しました。


火葬して納骨はせずに、今も、これからも家族が集まるリビングにずっと居ます。




これ書いてる途中、別れを思い出してちょっとウルッときてしまった。。。（汗）