最後のブログが13年前。
その前のブログを見てもアホな事ばかり言っていて恥ずかしく感じる。
大学生の頃、兄と共同でMTのNAインプレッサに乗り、MTに嫌気がさした兄から譲り受けてカスタムを楽しんだ。
あの頃は首都高での集会によく参加し、セルシオからマーチまで色々な車とルーレットしてた。
ここでは書けないような悪い乗り方をたくさんしていた。
一度免停にもなった。
大学を卒業して、今度は憧れのターボインプを購入。
NAインプは後輩に譲渡した。
そして、後輩が乗って1週間でサスがぶっ壊れて自損事故を起こして廃車になった。
ケガは無かったようでホッとした。
でもその時
「車って、愛着持って接すれば守ってくれるんだな」
としみじみ思った。
いつ死んでもおかしくないような運転を続けて来れたのも、インプが守ってくれたからだと思ってる。
ターボのインプも手洗い洗車しかしないくらい愛着があった。
汚れていると感じたらすぐ手洗い洗車してたので、親からは潔癖症だと思われてた。
ただ綺麗でカッコいいインプが好きだっただけ。
スロコン付けてすぐに触媒が溶けてタービンに部品が混入してエンジンブローした時以外は他に故障もなく色々な所に遠出した。
インプと共にある生活だった。
そして俺は結婚して家族が出来た。
ミニバンが必要になった。
資金的に大好きだったインプを手放さないといけない状況だった。
でもすでに大人になっていた俺は、家族のために売却を決意し、インプがヴォクシーになった。
初めはオートマに違和感を感じながらも慣れていき、弄っても面白くもないミニバンの生活にも慣れ、マニュアル熱やカスタム願望は消えていった。
もう車に愛着が全然湧かない。
時々もっと楽しめる車が無いか探した。
するとかなりの確率でヴォクシーが故障したり、ドアパンされてキズがついた。
やはり車は愛着が無いとダメなのだと思った。
そして友人の勧めからセレナを買う事に決めた。
ヴォクシーは一度後ろを電柱にぶつけており、ビックモーターで査定したら事故車扱いになるとの事で80万円と言われた。
350万の車が3年で80万!?
もう呪いとしか思えなかった。
でもセレナを諦めきれなかったので、試しに日産へ下取り査定してもらった。
査定士数人が全員「修復歴が付くような破損では無い」と判断し、220万円の値がついた。
晴れてセレナに乗り換えた。
ワンペダルは久々にドライブする楽しさを味わえた。
カスタム熱は無かったが、快適さを求めてちょこちょこ改造した。
ただ、思ったより燃費が良くなく、仕事でたまに乗るノアハイブリッドの方が圧倒的に運転のしやすさや燃費が良い。
しかもこのセレナ。
まぁ壊れる。
愛着どうこうでは無い。
プロパイロットや作り込みが未熟過ぎる。
カメラやらセンサーやらエアコンやらまぁ壊れる。
たまたま「おもしろレンタ」というレンタカー家でレンタル料の安いMTのスイフトスポーツを発見。
たった6時間のレンタルだったが、久々に乗ったはずのMTは全く違和感無く、渋滞だろうが疲労すらしなかった。
とても楽しかった。
今まで消えていたMTターボ熱が復活してきた。
スイフトスポーツが欲しくてたまらなくなった。
しかし、チャイルドシートを載せるには狭過ぎる。
全力で我慢してセレナに乗り続けた。
子供がチャイルドシートからジュニアシートになった。
でもすでに熱は冷め、MT車などどうでも良くなっていた。
きっかけは子供の言葉だった。
「ブガッティに乗りたい」
いや。無理だ。
「STIみたいなスポーツカーに乗りたい」
スバル懐かしいな。
そして聞いてみた。
「セレナは嫌いなの?」
「セレナは好きだよ。でも速い車に乗ってみたい」
そういえばMTって今どれくらい新車で買えるんだろう。
色々調べた。
そして思った。
「MTでガソリンターボが間もなく消える」
今まで消えていた感情が蘇る。
スイフトスポーツに乗り換えたくて、その欲望を抑えきれなくなってきた。
セレナの買取価格を調べた。
割と良い値段がつきそう。
スイフトスポーツの新車価格を見積もろうと思った。
すると新車販売は現在オーダーストップしていると言われた。
焦った。
中古で新車に近いものをネットで探しまくりつつ、セレナの高額買取も並行して探した。
家から1時間圏内に、スイフトスポーツ3型の新車未登録車両を販売しているディーラーを見つけた。
スズキのディーラーで新車見積もり依頼をしに行った日に、すぐにその別のスズキへ急いだ。
そしてその場ですぐに即決し、契約した。
納車まで約1ヶ月。
その後セレナは、謎のエンジン不調を起こし入院。
イグニッションコイルが1つ逝くという割とレアな故障だった。
e-POWERなのにもはや発電のためだけに付いているエンジンすら壊れるという、まさに呪い。
イグニッションコイルを直しても今度またチェックランプが点灯。
売却日も近い中すぐに日産へ連絡。
今度は触媒交換になった。
また触媒ですか。
スイフトスポーツを契約し、納車まで毎日とてつもない負荷がかかり、心身共にかなりすり減っていた。
そんなこんなでも無事セレナは売れ、その資金はスイフトスポーツを買う金額より多かった事から、納車前からカスタムパーツを買い漁った。
そしてスイフトスポーツは無事納車され、子供たちも大喜び。
セレナと違って狭いので、窮屈かと心配していたが、セレナでは絶対に寝なかった息子が車で寝ている。
これは一体どういう事だろう。
広くてゆったりのセレナではなく、みんなが密着して会話がしやすいスイフトスポーツの方が安心できるのだろうか。
とりあえずはファミリーには必須に近いミニバンがコンパクトカーになった事で、色々心配はあったが全く不満は出なかった。
カスタムについても、今までの時間を取り戻すが如く、1日12時間くらいを2日間ぶっ通しで納車前の購入品を一気に取付。
さらにまた乗っているうちに色々欲しくなり取付。
間もなく1ヶ月点検なのだが、ほぼフルノーマルでの納車から1ヶ月でとてつもなく弄ったので、きっとディーラーは驚くだろうと楽しみにしています。
まだフルエアロが届いていませんが、これからも愛着をもってスイフトスポーツを家族みんなが好きでいてくれる良い車に仕上げていこうと思います。
みんカラに整備手帳やパーツレビューを挙げてくださっている皆様に最大限の感謝を込めて。
若い頃の免停後、そこから無事故無違反を続け、営業職といて一日中車に乗る事も多いのですが、ゴールド免許を維持出来ております。
中学生の頃から使い捨てカメラを片手に、国道を走るGTRやFDなどを追いかけていた思い出。
あの頃からずっと好きだった車は、おっさんになっても変わらず好きだったようです。
長くなりましたが、これからも変わらず安全運転を心がけながら、スイフトスポーツをもっと楽しみ、パーツレビューや整備手帳を挙げていこうと思います。
ここまで読んでくれた方へ敬意を込めて。