2009年10月10日に納車され,怒涛の如く弄りを続けてきたMy IS君.
パーツレビューは相当サボっておりました(汗)
そろそろ書かないと忘れちゃいそうですし,がんばってレビューしてみようと思います.
まずは新Next BJ号の要,究極の脚,「
第3世代アラゴスタサスペンションシステム TYPE-S スペシャルバージョン」からいってみましょう!
実は,今回の乗換えでも足回りはやはり前車と同じ「
BILSTEIN BTS-Kit for LEXUS IS350」でと考えておりました.
パーツレビューに書いたとおり,自分にとってはほぼ完璧な仕上がりと思っていましたから・・・
今でもビル脚のあの仕様は相当な完成度だと思っております.
が,今回はあえて別物に挑戦しました.
まあ,前期と後期の違いから
強化スタビライザーが手に入らなかったり,
リアの足回りのロッド軍団への交換も見送りとなったりと,前車と同じ仕様にはできないことがわかったというのも理由のひとつです.
今回の乗換えでかなりのメッセージをいただいたんですが,決してビル脚に不満があったわけではございません!
”新しもの好き”が最大の理由でしょうか(爆)
さて,この「
第3世代アラゴスタサスペンションシステム TYPE-S スペシャルバージョン」ですが,カタログ掲載のTYPE-Sをベースにしてはおりますが,その中身はスペシャルセッティングが施された別物,いわゆるワンオフでございます.
またまた,KLCの敏腕メカニック様経由で作成していただきました♪
さて,ベースとなった「第3世代アラゴスタ TYPE-S」の特徴ですが,
・鍛造アルミシリンダー
・カシマコーティーング
・倒立ストラット+WPC加工
・全長調整式
・新開発rana spring
・20段減衰力調整機構
という仕様であり,ワインディングからサーキットまでに最適化されたものです.
カタログには他にコンフォート仕様のTYPE-Eがありましたが,あえて豪華仕様のTYPE-Sをベースにしていただき,さらにTYPE-P(プレミアム)のように,乗り心地を最重点項目として,バネレート,減衰を特別設定とし,マウントはラバーアッパー仕様として究極のフラットライドを目指してもらいました.
と,こうやって改めて書くと物々しいですが,やはりこれだけのセッティングをなされた脚だけあって究極といっていい仕上がりになりました.
現在,あらゆる速度域で,究極のフラットライド,究極のスタビリティー,究極の安定性を誇っております.
乗り心地はまさにVer.LとVer.Sの中間といったところ.
心地よい乗り味の中にも常に一本芯が通ったような感じですね.
驚きました.
それでいて,町乗りから超高速域までその安定感はまったく変わりません.
っていうか,気づいたら上限・・・いつの間に??って感じです.
危ないですね(笑)
同乗者の評価もかなり高く,みなさんから「このクルマ,乗り心地いいね~,さすがレクサスだね」と言われています.
当然My Dのメカの方にもお乗りいただき,「純正より良いですね~」と絶賛です.
このしっかり感と乗り心地の両立はホントに絶品ですね.
リアスタビをVer.Sのものに交換し,THINK DESIGNさんのスタビライザージュラコンブッシュ(フロント・リア)も投入済みですので一概には言えませんが,ハンドリングもシャープで正確ですし,カーブでのロールもほとんどありません.
まあ,褒めちぎってばかりでもあれなので,考えされられるポイントを4つほど.
まずひとつはセッティング.
全長調整からプリロード,減衰力の設定までなんせ設定できる項目が山のようですから,自分好みの設定がでるまで相当試行錯誤が必要です.
まあ,アラゴスタさんのセッティングのままでも十分究極ですが・・・自分で追い求め始めると止まりません.まあ,それが楽しくもあるのですが(笑)
実際自分で納得がいくような設定になったのはごく最近です.
19インチBBSではまだまだセッティングでておらず,今は17インチスタッドレスでのセッティングですから,本当の意味での真価はわかりません(汗)
ぶっちゃけタイヤが負けまくってますから!(あたりまえですが)
17インチvs19インチの乗り心地の差も大きいと思われますので,春が楽しみです.
次はオーバーホール時期.
モノ自体は超高品質で,アルミ鍛造のボディーは耐久性もまったく問題ないのですが,オーバーホールまでの期間がすごく短い!
なんと1-2年,1-2万kmに一度です!ていうか,推奨は1年1万kmとか・・・
そんなの弾丸トラベラーの私はあっという間に逝っちゃいます(汗)
納車3ヶ月で8000km走破してますから!!
超高性能ゆえ,その性能維持には神経を使うんでしょうか・・・
年に1回ショックをはずしてオーバーホールって・・・普通ならちょっときついですね
ちなみにビルは5年5万km.ここはさすがです!
(純正ショックは実は3年3万kmぐらいかな?)
3点目はボディー剛性.
このアラゴスタ,非常にすばらしい脚ですが,その性能を受け止めるだけのボディー剛性が相当求められる気がします.
ボディー強化せずに装着すると,ボディーがたわむせいか,フリクションが大きくでる気がします.
結局私は,スルガスピード センタースルガバー,TOM'S ロアボディー強化ブレース,TOM'S サスペンション強化ブレース(フロント,リア)でボディーをガチガチに強化してやっと落ち着きました.
その性能ゆえに,他のあらゆる部分でも性能の底上げを求められているような感じです(笑)
(実はまだ満足しておらず,タワーバーとか考えてます)
そして最大のポイントはその値段.
ビルの1.5倍ほどですが,やはり高価な脚ですね.
Posted at 2010/01/15 22:56:52 | |
トラックバック(0) |
IS | クルマ