
先ほどUPしました『Fパワーウィンドウレギュレーター交換』blogでも触れておりますが、525i Mスポーツを1時間程試乗しました。
現行5シリーズの試乗は3回目で、過去に550iとM5に試乗したことがあります。
まずシートに座ってみると、以前から感じていることですが、現行5シリーズは3シリーズとの内装の差別化がよりハッキリしている印象があります。具体的に言うとe39とe46を比べると内装の基本コンセプトが等しいことと、質感にあまり差を感じることがなく同類な印象でしたが、e60とe90を比べると同様に基本コンセプトは等しいのですが、あまりの質感の違いに、まるで別物な印象です。
e90の内装はある意味e46より質感が損なわれた点もあり個人的には少々残念に思うところです。e90になってスペアキーの本数が削減されたり、エンブレムの剥がれ頻度が増えたりと、、、やはりBMWも量産メーカーとなった昨今は他メーカー同様に目に見えないところでのコスト削減が進んでいるのでしょうか?
さて、本題に戻りますが、やはりこの大柄ボディーにN52 2.5Lエンジン+トルコンATの組み合わせは発進時の軽快さは望めませんでした。個人的には325iのフィーリングの方が好きですね。ただ一拍おいたぐらいからの伸びやかな加速は流石はシルキー6!!変わらず爽快でした。
325iに(標準で)なくて525iにあるもの・・・そう!それはアクティブステアリング!!これは慣れるまで少し運転に気を使いますが、本当にいい機構です。中速域でのスロラーム走行での軽快なハンドリングは『これ4気筒エンジンだっけ?!』と思わせるほどの鼻先の軽いハンドリング感覚です。
それにしても最近のBMWは電子化が進んでいますね。電子スロットルに始まり、先に触れたアクティブステアリングもそうですし、ホント盛り沢山です。今回ジョイスティックのような新ATレバーをはじめて操作しましたが、パーキングへはボタンを軽く一押しで入ります。既にX5に装備済みの指先一本のサイドブレーキも今後newモデルへ展開されるでしょう。
電子式と機械式はどちらも一長一短、操る喜びとしては好みが分かれるところです。フィードバックがしっかりしたダイレクト感のある機械式に慣れたドライバーにとって、今後展開するnewBMWはまさに"新(超)感覚"ですね。
最後にまとめですが、個人的に5シリーズのデザインは内外装共に大好きです。質感も文句なしBMWクオリティ。しかしながらMT大好きのわたしにとってトルコンATは・・・といってもM5なんて買えないし・・・ということで525で本国同様MTを輸入して・・・って言っても日本で売れないから絶対入らないし、ここは525+DCTの組み合わせでしょうか?次期モデルでもいいから実現してほしい!!
Posted at 2008/08/24 03:52:20 | |
トラックバック(0) |
試乗・インプレッション | 日記