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グミが大好きだ。
未来のおやつだ。
今となっては未来ではないが、小さい頃から考えたら
ドラえもんが出してもおかしくないおやつだった。
少なくとも、おれが小学生低学年の時にはまだグミはなかったと思う。
いつごろから市場に出回るようになったのだろう。
グミに似た奴で、ジェリービーンズっていうのはあった。
これは子供のではなくて婆さんのおやつであった。
また、グミという言葉はすでにあったのだが、それは、
木の実の「ぐみ」である。
学校にもってくる奴とかがいて、たまに食べさせてもらったことがある。
嫁に言わせるとぐみなんかは外道の食べ物だそうである。
ともかく、最初のグミとの出会いは、明治のコーラアップだと思う。
透明の型の中に、コーラのビンの形をしたコーラ味のグミが入っているおやつで、
それが好きで好きで、こづかいの大半をこいつとドンパッチに使っていた覚えがある。
時は流れ、果汁グミというのが登場してしばらく食っていたが、そのうちに食わなくなった。
グミというのは、本来怪しいおやつである。不気味なおやつである。
しかしそれが魅力なのだ。
果汁グミは、怪しくもないし不気味でもない。ゆえにつまらなくなってしまった。
時代の潮流のせいか、ブームのせいか、
日本のあらゆるところから不潔なもの・怪しいものが一掃されてしまった気がする。
今の日本のあらゆるものがスマートで、上品で、かわいくなったり、かっこよくなった。
車、家電、食品、パッケージ、キャラクター・・・
でもなぜかつまらなくなった気がする。
なんというかね、においがなくなったような気がするのだ。
おれが小学生の頃、化粧品のようなにおいのするガムがあった。
イブっていってね。なんかエロいにおいのするガム。
それをかんでいるだけでうっとりするようなガム。
あの時代を象徴していたような気がする。
そういうのがいつの間にかなくなっていった。
どちらかというと、無味無臭。乾燥。
普通のキンチョールが水性キンチョールになったときのつまらなさというか。
昔の日本はもっとにおいに満ちていたような気がするのだ。
それはともかく、去年の同窓会のあとで岡山駅によったとき、
グミを大量に売っている店に出会った。
なんだかわからないけど、ノリノリでほとんどの種類を買ってしまった。
外国のグミは、特にドイツのグミは、怪しさと不気味さと温度差を楽しめる傑作ぞろいである。
おそらく今の日本では絶対に生まれない産物であろう。
まず発想が全然違うのだ。
そのうちのひとつが、
コーラタイガー。
コーラと虎を結びつけるところがまずありえない。
常人の発想ではないのだ。
さすがV2ロケットと超重戦車マウスを開発した国である。
子供はコーラと虎が好きなのだ。だからコーラタイガーなのだ。
これがまた、肌色できもちの悪い色をしているのがまたイカす。
味はコーラ味のマシュマロ。
ね、きもいでしょ?www
つぎのグミは、
トローリ オクトパス
トローリというのは会社名。
そこの会社の目玉商品である。
オクトパスはタコ。
しかも色が、毒毒しい。 まるで毒グモ。 かわいげのかけらもない。
日本にもひもグミというのがあったが、そんなのは足元におよばない。
男の子の気持ちを最大限に考えたグミである。
最初から、若い女性にウケようとは考えていないところが偉い。
おれはこんな気持ちわるいグミを食っているんだぞっていばれるグミ。
興奮ものである。
あと見逃せなかったのは、
かえるのグミ
これ、食感がかえるそのもの。
しかも生のかえる。
かえるを生で口にいれたらきっとこんな感じだろうというのがモロに伝わるグミ。
おなかが白いマシュマロになっているが、
なめているうちにざらざらになってくるところが
とてもキモいwww
味は一番おいしい何かのフルーツ味。
でも何のフルーツかは一切わからないwww。
最後に、これ、
泣く子も黙るハリボ・シュネッケン。
とにかくまずい。
まずすぎるところが逆に偉い。
これも男の子の気持ちをマックスでくすぐるグミ。
おれはこんなまずくて気持ち悪いグミを食えるんだぞっていばれるグミ。
まちがいなく祖国の英雄。
昔の日本にもこういうのに負けず劣らずのおやつってあったのにね。
どこへ行っちゃんたんだろ。
たこのグミにそばえるはなまる
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Posted at 2008/09/23 03:14:57 | |
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