
私 由良拓也さんや 林みのるさん のファンです。
由良さんは たまにサーキットでお会いできたときに チョコチョコお話させてもらっては 喜びまくっています☆
林さんは 本物にお会いさせていただいたことはなく、日々
童夢(DOME) のHPを見させていただいて 楽しませてもらっています。
さて、その
童夢(DOME) のHP なのですが
ここのところ 非常に面白い。
簡単に言うと、
童夢:林みのるさん vs AUTOSPORTS誌:有冨誠一郎編集長 ということ。
話は
VS その1
VS その2
VS その3
とありまして 双方の主張を拝見させていただいたわけです。
面白かったです。
さて、その一方で 私 ちょくちょくサーキットに行っていたりします。
1997年から始めましたので 10年以上ですね。
主に レース運営で ようは オフィシャルです。
海外の実態を知っているわけではありませんが、
どーも日本は オフィシャルの 立場と質が微妙だと思います。
【立場】 は、非常に弱い。
MINEは よく赤旗とかジャンプスタートがありましたが、
しょっちゅうもめていました。
個人的には鈴木アグリさんに胸ぐらをつかまれたことや
中谷明彦に怒鳴られたことなど・・・まぁ オフィシャルしていると当たり前なのかも・・・?
レギュレーションに基づいて 「いいのか
・悪いのか」 をジャッジっするために 「事実の有無や状況を連絡・判断する」のがオフィシャル
基本的には個人的な定性的な判断ではなく、レギュに沿って事実を連絡します。
そして、最終的には「審査委員会」などが「よしあしを決める」 のですよ。
いちオフィシャルは よい・悪い は判断しません。
難しいなぁ 表現しにくい。。。
もっと言うと、現場のオフィシャルは単なるパシリです。
個人的に私もそう思っています。
個人的な判断や最低をしてはいけないと思っています。
①事実を出来る限り分かるように、出来る限り定量的に競技委員長など
レースコントロールをしている人に伝えます
②その内容を上層部が処理をします。
③ペナルティやレースコントロール自体の最低や変更・判断などは
主として「審査委員会」に委ねられているはずです
しかもの審査委員会のメンバーは主にJAFからの派遣です
④そしてその「上層部」によって判断・裁定された内容を
現場のオフィシャルが「伝達」しに行きます。
・・・まぁ、それなのに 現場のオフィシャルが悪者にされちゃうんです。
感情的にはわかりますが、感情的にくってかかってこられても 困るっちゃぁ困ります。
プロだから 本気でやっているのは すごく理解できるんですが。
言わせてもらえれば「俺らは連絡係だっつうの!!!」
「俺らが判断したことじゃねーーーよ!」「文句があるならJAFに言え!」ってこと。
【質】
立場と同じかもしれませんが、レースというものにかかわる全ての環境を考えると
日本って、質はすっげー低いと思っています。
・オフィシャルはレース界でレスペクトされていないし(すごく下に見られている)
・オフィシャルは偉そうな人が多いし(なぜか上から目線で参加者に接する)
・そもそもレギュレーションを知らない人が多い。
でも逆なことを言うと、サーキットに来て、大変な、面倒な、辛い オフィシャルを
やってくれるだけでもありがたいのかもしれない。ものすごく奇特なドM体質なのかも・・・
そんな奇特な方に
やれレギュレーションを覚えろ! だの
やれ偉そうにするな! だのは とてもとても言えませんよね・・・
だって次回から来なくなって オフィシャル足らなくなりますから(笑)
ただね、そんな大変なことかもしれませんが、
あのフォーミュラニッポン や スーパーGT の運営にかかわれるんですよ!!!
これは お金を出しても簡単にできることではない!
また、大好きなスーパーGTとかのレースの質を高めるのはみんななんだ!
だから自分も頑張って 質の高いオフィシャルをしなければ!!
なーんて 思っているんですがね(笑) (結構本気なんですが・・・)
結局何が言いたいのか? というと
私のような 末端の末端のいちオフィシャルでさえ、
日本のレース界に違和感なり 不信感なり持っているわけです。
また個人的に、レース界の重鎮である 林みのるさんをものすごく崇拝している部分があります
言っている事が理屈にあっていると思うからです。
このような重鎮の方も 不信感(もはやそれを通り越しているようですが・・・)を感じているようで
個人的に 色々と思う事があったわけです。
日本のレース界って メーカーだのみで そろそろ終わりだな・・・って。