ステラ。
投稿日 : 2011年09月29日
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2007年、東京オートサロンに参考出品されていた幻の車、ステラカスタム STIコンセプト。
STIが本格的にチューニングした車両は2世代前のヴィヴィオ以来、久々ではないだろうか?
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パッと見の外見の違いは、フォグを廃したスポーティフロントバンパーにリップスポイラー、大型グリル、ブルーリフレクター・ヘッドライトに加え、大型のエアスクープを装備していた事。
サイドステップも装着していた。
リアにはカーボンルーフスポイラー、スポーツマフラーが見えるね。
そして、大型のアルミホイールを装着し、車高も落とされている。
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白いハイラスター塗装の施されたレイズの15インチ・アルミホイールから覗くフロントブレーキは、15インチ・ディスクローターが装着されている。
車高ダウンにはSTI製のローダウンスプリングを装備していた。
下手すると、専用のショックアブソーバーも採用されている可能性も?
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リアもディスクブレーキ。
これはプレオRS以来の装備だったワケだが、カスタムSTIには装備されていたのだ。
とは言え、ステラにもプレオRS用のリアディスクブレーキはポン付け可能なので、標準のカスタムRSにもリアディスクブレーキを設定して欲しかったねぇ~。
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インテリアも専用のモノを用意していた。
レカロの専用バケットシートと専用スカッフプレートがまず目をひく。
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R1タイプSのようなカラーのインパネにDefiの3連メーターが純正然と納まっている。
加えて、専用の本革巻きシフトノブも装備するが、残念ながらジャトコCVT仕様の7速スポーツシフトまでは装備していなかった。
プレオ以降のCVTはフル電子制御化されている(ヴィヴィオはSS・ECVTのみだった)から、スポーツシフトになるか否かはECUとCVT・CPUの違いのみで、ソレにスポーツシフト機構を付ければMTモードが使えるようになるワケだが…
とは言え、ステラの開発を機に採用されたジャトコCVTは、R1・R2前期までのCVT用のECUとCVT・CPUは使えないが…ね。
…ってか~STI仕様なんだから、どうせなら5MTを用意して欲しかったよなぁ~(^_^;)
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異様なオーラを放つエンジンルーム。
エアスクープからインタークーラーまで伸びるダクトの長さにはビックリ?
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STIがチューニングを施し108psを出力する、EN07X型DOHC16バルブエンジン。
リショルムタイプの専用MSCから伸びる、バフ仕上げされた大型インタークーラーのパイピングなんぞTメンバーの外側から廻してます。
毒キノコに加え、エキマニも専用のタコ足だし、タワーバーも社外の市販品のモノよりシッカリした造り。
コレ、コンセプトカーで終わらすには惜しい…(^_^;)
ステラの欠点とも言えるヨレヨレのボディにスポット増し+補強バーを入れ改善し、減衰力アップしたサスペンションを加えてこの仕様を売りだせば…足はヴィヴィオやプレオより造りもジオメントリー良いから、意外と売れたかも?