
今週の日曜日は友人と一緒に近くのホンダドリームへ試乗に行ってまいりました。
狙いはこの3台。
・CB1100
・VFR1200
・CB1300SBst
まずはCB1100からインプレ!
最高出力 65kW(88PS)/7,500rpm
最大トルク 92N・m(9.4kg・m)/5,000rpm
「インジェクションでもキャブの様なフィーリングを」
「空冷モデルを絶やしてはいけない!」
と、結構魂を込めて作ったと思われる空冷ネイキッドです。
ポジションはアップハン仕様のため楽々。
個人的には1cm手前にハンドルが来て欲しかったかな。
そして、走りは大人しいですね。
バカみたいにガバッと開けなければ、余程ホイールスピンも起こしません。
しかし、アクセルを開けてやれば、流石は88psと言ったところでしょうか。
坂道だろうとグイグイ登っていきます。
しかし、パワーの出かたは至ってマイルド、凄くフレンドリーです。
そしてブリッピングですが、一言で言えばマイルド。
インジェクションでは過敏になりすぎてしまう所を、ワザと「ダルさ」を作ってキャブの様なフィーリングを目指したそうです。
うん、確かにこれは間違ってないですね。
何だか「暖かいバイク」だなぁと感じました。
足回りに関してですが、街を軽く走っただけですので特に目立った不満や良いな!と思うことはありませんでした。
普通・・と言った所でしょうか。
段差を乗り越えても、変な跳ね方しなかったですし・・。
悪くはないと思います。
ただ生意気にも、パワーがもっと欲しいなぁ・・と思いました。
総評☆☆☆
VFR1200(Dual Clutch Transmission)
最高出力 82kW(111PS)/8,500rpm
最大トルク 111N・m(11.3kg・m)/6,000rpm
スペックだけ見ると、結構ハイスペックなツアラーです。
デュアルクラッチ搭載マシンと言う事でワクワクしながら乗りました。
店を出て、アクセルを開けた瞬間の加速と、変速の速さで思わず笑いがw
これすげぇ!w
VFRがもっとカッコよかったら購入を考えるレベルです。
ノーマルモードとスポーツモードで切り替えられるので、スポーツモードも試してみました。
すると、更なる加速力!
そして素早いシフトチェンジ!!
よく止まるABS付きブレーキ!!
楽しい!!(笑)
ただ山道持って行ったら、恐らく苦戦しそう・・。
重いですし、基本的に長距離ツーリングを狙いとして作られたマシンですので、高速道路の様に、綺麗な道を走る事を前提に作ってあるサスでしょうし・・。
ん~・・でも別に交差点で「曲がりにくい」とは感じなかったですけどねぇ。
速度域の問題かしら。
そして防風性がスゴイ。
首から下には、ほぼ風が来ません。
メーカーの方の説明によると、受けた風を全て拒絶するのではなく、あえてカウルに溝を掘り、風の通り道を作ってやる事で、不快な巻き込みを極力なくしたとの事です。
なるほど・・。
フルカウルミニ四駆の様に風を味方につけたわけですな!
う~ん・・コイツが隼やZZR並みにカッコよく、尚且つ160psくらいマークしていれば凄く魅力的な一台なのですが・・。
や、111psでも十分すぎるくらい速いんですけどねww
なんか、1200ccもあるんだったら150ps~160psくらいは欲しいなぁと。
せっかくV4エンジンを搭載していて、隼やZZRと差別化が図れているのに。
う~ん・・既に別方向を目指して作っているのかな?
でも値段が168万円・・。
MTモデルでも157万円・・。
ん~・・これなら隼やZZRも射程圏内に入る様な・・?
面白いとは思いましたが、僕はこれを買うなら隼やZZRに行くかな?
総評:☆☆☆
CB1300 SUPER TOURING
最高出力 73kW(100PS)/7,000rpm
最大トルク 113N・m(11.5kg・m)/5,500rpm
大型で一時は購入候補に入ったCB1300ボルドールです。
これはスーパーツーリングと言って初めからパニアケースが付いてるお得モデル。
スペックを見るとパワーよりもトルク重視なエンジンなのかなぁと思います。
乗ってみた感じのライポジは、今までのバイクで一番しっくり来ました。
僕が求めていたライポジはこれです、ライポジは100点満点ですね!
あと、試乗車なのに何故かマフラーが変わっていると言う不思議な試乗車w
スリップオンのハズなのですが、かなり迫力のある排気音を奏でてくれます。
試乗を開始して思うのは、やはり乗りやすいという事。
何も気負いする事無く乗れます。
そして中々の防風性。
パワーも十分ですし、パワーの出方も至ってナチュラル。
アホ見たいにドンガバチョを開けなければ、乾いた路面ならばよっぽど滑ることもないでしょう。
ABSが付いており、尚且つガッシリ止まるブレーキはホント文句なし。
坂道でもアクセルをガンガン開けていけるので楽しいです。
使いきれるパワーって、やっぱりいいなぁ!
でもやっぱり1300ccともなると重たい・・。
僕の家に置くのはやっぱり辛い。
CB800スーパーボルドールとか出ないかなぁ。
スタイリングは大好きなのですよ。
後は重さだけ・・。
総評:☆☆☆☆
そして次は某所のトライアンフディーラーへ。
試乗したのはこれ!
最大出力 128PS /12,600 rpm
最大トルク 73Nm(約7.2~.3kg・m) /11,750 rpm
色
ねんがん の デイトナ675 に のってきた ぞ !!
カッコイイ・・。
スタイリングは100点満点です。
ライポジはSSなので察したとおり・・。
これは・・慣れないと長距離ツーリングは絶対辛い。
でも、足がキツイとは感じなかったですね。
腹筋と背筋を鍛えれば良い相棒に出来る!
軽さはモチロン申し分ナシ。
ブリッピングと排気音も100点。
捜し求めていたSSがここにある。
クラッチを繋いだ瞬間、驚きました。
「全くギクシャクしない・・」
R1との比較になるのですが、全くギクシャクしません。
3気筒の強みですかね、これは・・。
そして回りもスムーズ!
パワーもアホ見たいにある!・・のに扱いやすい!
高速コーナーでは80%ほどの開度で気持ちよく走っていきます。
開けきれば間違いなく速いのに、安定感があるので自分でも全開でコーナーを駆け抜けて往けるんじゃないかと錯覚しますw
そしてグッグッと荷重をかけてやると、右に左に楽しく曲がってくれます。
SSって楽しいなぁとこの時、心底思いました。
足回りはやはり硬めですが、不快感は受けませんでした。
それに跳ねたりもしないので、しっかりとしたアシなんだろうと、好印象でした。
あ、シートは硬いです。これはどうにもなりませんw
でも凄く楽しいバイクです!
少し手に余るパワー・・これは良いですね。
頑張れば手中に収められるんじゃないかと思えるので、一生懸命運転が上手くなろうと思えます。
熱くなりすぎるとヤバイですが・・。
総評:☆☆☆☆
楽しい試乗会でしたが、帰りに悲劇が起きました。
スイスポで狭い2車線の山道を左コーナーを走っていると突如かなり大きい岩が!
これはイカン!と避けようとしたのですが、対向車が!
さらに後ろには後続車・・そのまま岩を思いっきり踏みました。
ドガンッ!と明らかにやらかした音がして、思い切りブルーに。
(うわー・・車高調イッた・・ボディもイッた・・タイヤもパンクしたろこれ・・)
が、パンクした様子はなく、途中、クルマを駐車場に止めて確認すると・・
CE28のリブ部分が思いっきり曲がってました。
パンクと言うか、空気が一気に抜けなかったのが不思議なくらいです。
これは不幸中の幸いでした。
失意に沈むラーメンでしたが、友人の
「タイヤマンに電話して、直せるかどうか聞いてみようぜ!」
その一言でするべき事がわかり、すぐに電話しました。
すると、見てみないと分からないけど、多分直せると思う・・と回答を貰いました。
それでは持って行こう!と思ったのですが、
「どうせ行くなら、純正ホイールに交換してもらったら?」
と言われたので、自宅に戻り縁の下からタイヤを二本引っ張り出してタイヤマンへ向かいました。
友人にCBを退かすのを手伝ってもらったりして、本当に有難かったです。
一人では何をして言いか分からなかったと思うし、タイヤを出すのも一苦労ですから・・。
何より、一人じゃ気分が沈みきってしまって仕方ない。
絶対暫く浮いてこないですよ、僕。
アライメントは確実にずれたでしょうし、多分あの衝撃で色々な部品が破壊されてしまったでしょう・・。
ハブベアリング、両方注文しておいてよかったなぁ・・。
車高調壊れてたらアールズの新しいの入れようかな・・。
アハハ・・ハハ・・
渇いた笑いしかでません(´・ω・`)
はぁ~・・直したホイールでサーキット走れるのかな・・。
なんか、ホイール買ったの初めて後悔した・・。
は~・・
綺麗に直ってくるといいなぁ・・。