ここ最近はずっとレンタルDVDに夢中だったりします。返却しに行ってはまたレンタル、の繰り返しでこの2ヶ月程で40本くらい鑑賞しました。そんなわけで久々の連休は県外遠出もならず。(なんだかなーで、その中から特に印象に残った3本を紹介。好きな映画に洋画タイトルを挙げていたりするけど、私はかなり偏った邦画派だったりします。現代の日本で描かれる邦画は身近に映画を感じられるし、登場人物に感情移入し易かったりで。「間宮兄弟」間宮明信(佐々木蔵之介)と徹信(塚地武雅)は仲のいい兄弟。それぞれ立派な社会人だが、趣味、価値観、モテなさ加減も一緒のふたりは、仕事以外ほとんど行動をともにしている。ある日、カレーパーティを企画したふたりは、それぞれちょっと気になる女性を招待する。兄弟ふたりの平和な生活に変化が訪れる…。終始マッタリとしたストーリー展開で兄弟の日常が描かれています。妙にそれが心地良いんです。でもこの兄弟、ちょっと他人事には思えないところが多々あって、えらく共感を抱いてしまいました。主題歌のRIP SLYMEもこの映画にはしっくりくるんですよね。________________________________________「ハサミ男」少女の喉に研ぎ上げられたハサミを突き刺す連続猟奇殺人鬼“ハサミ男”。しかしあるとき、ハサミ男の犯行をそっくり真似た手口で新たな殺人事件が起きてしまった。知夏(麻生久美子)と安永(豊川悦司)は、その犯人像を追い求めていくのだが…。原作は未読ですが、それとは異なる設定のようです。程良い視点のトリック、伏線のバランスも良いですね。必ず二度観たくなる。兎に角、主演の二人が作るムードというか、雰囲気がたまらなく好き。もの悲しい、けどキレイな音楽はしばらく耳から離れません。サントラが欲しくなりました。この映画で麻生久美子を知りましたが、ビックリするくらいストライク。(笑________________________________________「隣人13号」井上三太の同名人気コミックの映画化。小学校時代、クラスメートの赤井トール(新井浩文)に酷いイジメを受けていた村崎十三(小栗旬)。そんな彼は自分の中に暴力的な13号という別人格(中村獅童)を抱えるように。そして10年後、復讐を決意した十三は、赤井の住むアパートに部屋を借り、赤井の勤める建築会社に潜り込む……。新井浩文演じるイジメっ子が秀逸。絶対こんな奴と仕事したくないです。復習モノか?と思って観ていましたが…途中しんどくなってきました。中村獅童のキレっぷりが変態級に強烈。おいおいやり過ぎだろ、みたいな。諸々悲惨な目に遭う登場人物たち。ネタバレすると誰も幸せな未来なし。でもほんのり希望の可能性を残したラストがアリ…なのかなぁ…。いじめ、かっこ悪い。みなさんは最近映画観てますか?コレは黙って観とけ!的なタイトルがあったら是非教えてください。次は何借りよっかなー。※各あらすじはamazonから抜粋転載。