エボＸ－ＳＳＴ＠こういちのブログ一覧

日頃、安全運転について厳しい目線で書かせて頂くこともある私。
じゃあ、こういち、おまえは事故起こしたことないんか？　
と、特に聞かれたわけではないものの、少しばかりお付き合いください。

生涯で二度、人身に関わる事故を起こしたことがあります。
一度目は18のとき。免許取ってすぐの頃。自宅近所の走り慣れた住宅街の細路。法定速度表示もないような、ほんと細い路です。そこをおそらく時速30km程度で走行中、小学生の自転車がT路地の右手から飛び出して来たんです。ステアをやや左に切り急停止。自転車はハコスカの右サイドに当り転倒。幸いなことはハコスカのフロントでハネなかったこと。これは偶然です。一歩間違えば普通にハネてました。私がとっさにステアを左に切り、衝撃をやわらげたことも幸いし、すり傷程度で済みました。
これ以来、40年以上、住宅街路では後続車にイラつかれても徐行中の徐行をしております。

二度目は19のとき。夜間、片側一車線坂路でのこと。私は坂の頂上付近の信号のない交差点で右折をしようとステアを右に。すると坂の下から無灯火と思われるバイクが直進。急に目の前に現れました。このときもハコスカ。左サイドにバイクは衝突したわけです。バイクは当然転倒。全治１週間程度の怪我を負わせてしまいました。
それ以降、坂路では細心の注意を払っております。

双方の事故とも、未成年だった私。恥ずかしながら親の助言をもらいながら、ライダーの方が入院する病院へお見舞いに。相手が無灯火であったにせよ、私も悪いんです。任意保険会社の担当からも、見舞いという誠意を見せてあげて欲しい。そう言われちょっと納得しない気持ちもありましたが、今思えば貴重な勉強をさせて頂きました。

事故経験など自慢できる話ではありません。ただ、もしもこれが、この先の大事故を抑制できた出来事であるなら、私自身、よい糧となったのではないか。そう思い、ちょっと告白させて頂いた次第です。
　皆様、ほんと人の命に勝るものはありません。何かの参考にして頂ければ幸いです。