
昨日の筑波サーキットで行われた、2014Vita J-CAPトロフィー最終戦2時間耐久レース詳細。
優勝!2014シリーズチャンピオンを決めました!
開幕3連勝を決めるも、ポイントシステムで、♯32に勝たなくてはならない僅差で迎えた最終戦…
J-CAPトロフィーは、ドライバーじゃなく、車両ごとのポイントシステム。
♯32は、筑波SFJで上位を走って黒岩選手、前田選手を雇って必勝体制、他のチームも、何だかチャンピオンだのセミプロだのワンサカ出てて、前日の走行でも、黒岩選手はじめ、コースレコード大幅更新のタイム連発。
かたや、ディープレーシングVitaは、チーム内編成で、車両オーナー横山しんたろう、元茂木SFJチャンピオンきくち選手両名は、筑波のレースはおろか、フォーミュラ系で筑波サーキットを、ほぼ走った事が無い。
正攻法で行っても勝目はありません。
だもんで、事前に燃費データを取りまくり、作戦練り練り。
EPスターレットと混走で、台数多いから、オープニング直後のアクシデントに賭ける事にしました。
ってか、それしか望みは無い。
まともに行ったらスタート20L、給油ストップ8分間2回必須、各給油17Lのレギュレーションでは、作戦も限られる。
前日も、様々なケースを想定して、作戦を確認。
そしてスタート!
一周目にダンロップコーナーでアクシデント発生!セーフティカー導入!
即、ピットインで給油、給油量1L !
8分経過でピットアウト時にSC解除!
これ以上無いくらい、正に絵に描いたように作戦通りの展開!
ピットアウト後は、回転数落として走行も、慣れてきてタイムが想定を上回ってしまったからか、想定消化ラップ数より大分早く、ガス欠症状ッポイのが出たからと、緊急ピットイン。
他車より大分早く、規定ピットインを消化。
この時点で、想定2位を4ラップ引き離して単独トップのハズ!
その後は超エコラン。
想定より最期のピットインが早かったから、後は燃料がもってチェッカーを受けられる事を祈るのみ!
残り20分くらいで2位に2ラップのマージンがあったから、事前打ち合わせ通り、とにかくもっとペース落として燃費を稼げ!作戦。
最終的に、ガチ競り合いの2位争いが1分3秒台のラップタイムに対して1分12秒以上のエコラン!
1ラップ近く差をつけて、優勝!チャンピオン決定!
綿密なシミュレーションと作戦、2人のドライバーの的確な判断、数字に弱い俺様が、計算間違いをしなかった事、絶妙な開始早々のアクシデントの運…
奇跡的な優勝とチャンピオン獲得でした!
ベストラップはビリ2でも、ブッチギリ優勝!
ザ・これぞ耐久レースの勝ち方!
スプリントでは、何だかんだ言っても、ドライバーの頑張りが、大きなウエイトを占めてるけど、今回は作戦と計算も大きなウエイトを占めてるレースで、奇跡的に優勝、チャンピオンをモギ獲れたから、俺の喜びも普段のレースとは一風違って格別でした。
主催者がグダグダで、規則も進行も疑問だらけでドライバーミーティングも紛糾しちゃって、挙げ句に主催者が、筑波独自の耐久をやりたい実験だから…なんて言っちゃって、大金払って命張って出てるドライバーで実験するんじゃねーよ!って腹を立て、安全なレース進行を危惧していた最終戦耐久レースだったけど、最終戦が耐久だったオカゲでチャンピオン獲れました。
今回はタマタマ、レース進行上手くいったけど、もっと色々改善しないと、この耐久レースは非常にマズイんじゃないの?
レース後、状況を聞いたら、開始早々アクシデントは、スピンしたヴィータにEPが、まともに突っ込んじゃったらしい…
両者車両大破…
でも、ドライバーさんは大事に至らなかったとの事で、安心しました。
Vita、安全性は、かなり高いです。
心臓に悪い耐久が、最高の結果で無事終わって本当に良かった。
さぁ、次は、今週末の横地の筑波SFJ初優勝に向けて頑張るのだ!

Posted at 2014/11/17 10:46:35 | |
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