
マツダが持てる叡智と技術を結集した次世代技術
「SKYACTIV」を搭載して、その第一弾となる
「13-SKYACTIV DEMIO」
がついに登場しました!
以前からDに立ち寄る度にこの話題に触れていて、登場を待ち望んでいました。
やっと試乗車が用意できたという連絡を頂いたので、さっそく出向いてみることにしました。
正午近くにもかかわらず、早くもお客さんでいっぱい。
これはやはりスカイアクティブにかなりの関心が寄せられていると思っていいでしょう。
僕のように試乗目当ての方も多いようでしたが、商談のお客さんがほとんどで活気づいていましたよ~ (^v^)
担当の方も接客でお忙しい様子だったので、一通り話をして見学と試乗をさせてもらうことに。
新技術搭載ながら、今回はマイナーチェンジということで、エクステリアなど大きな変化はみられないようです。
マイナーチェンジのポイントとしては、まずフロントフェイスの変更。
まさしく今のマツダの“顔”らしく、あのファニーな
スマイルフェイスは健在(笑)
おなじみのデザインコンセプトである五角形のグリルでしっかりイメージに当てはめてきた感じでマツダらしいです。
空力的な部分でのデザインなのでしょうけど、ボディラインがMC前と比べるとさらに丸みを増した感じで、他の車種と比べるとこのスマイルフェイスは似合っている感じがします。
ただまぁ、このへんは個人的にはどうにも好きになれないので、丸みを消して重量感を出せる様なリップなどのアフターパーツにも期待したいところです。
その他の変更点としては、
ドアミラーウィンカー(オプション設定)や
リアコンビネーションランプがそれぞれ
LED化を図られており、燃費向上のアイテムの一つとして
軽量アルミホイールが採用されていました。
ヘッドランプにもワンポイントのアクセントが加えられている辺りがオシャレですね。
何といっても、スカイアクティブといったらコレですよね!
専用のバッジが奢られるだけでもイメージが違います。
もう一つは、エンジンカバー。水色のラインが誇らしげです。
技術の結晶が投影されているカラーなだけに見ているだけでウキウキしてしまいました♪
続いてインテリア。
まずはシートにアレンジが加えられて、生地とカラーが変更されています。
シートのセンター部分にはラインを模ったデザインが施されています。
MC前と比較できなかったのですが、座った感じは、固くなくしっとりした生地でなかなかの座り心地。
白黒のツートンはデザイン性が高いと思いますが、これもボディカラー次第になりますね。
苦言を呈してしまいますが、もう少しカラーバリエーションを増やして、生地の柄の有無も選べたら良いのではと思います。
大きく変わった部分では、メーターの変更が一番目につきます。
ホワイトからブラックアウトに変更された他、インフォメーションのためのディスプレイ表示を追加。
ディスプレイには
「i-DM(インテリジェンス・ドライブ・マスター)」という新機能が搭載され、燃費向上に意識を向けさせ、それだけでなく快適なドライビングをサポートを行う事で楽しさを演出しているとの事でした。
というわけで、いよいよデミオの試乗でSKYACTIV初体験♪
今回は営業の方も同乗で、いろいろ機能についてレクチャーして下さることに。
僕と相方、営業の方と3人乗車でスタート。
3人乗車でエアコンもフル稼働だっただけに、出だしこそ重さを感じましたが、速度が乗り始めた中速域からスカイアクティブの本髄であるトルク感がしっかり感じられました!
むしろ上記の悪条件にも関わらず、パワーもトルクも感じられるのは素晴らしいことですよね~。
謳い文句の通り、スムーズな伸びのある加速が心地よいと思いました。
カタログ値では同グレードと比べるとパワー・トルク共に下がっているようですが、試乗した限りでは体感できる違いはないのではと思います。
高圧縮比がどうの…と理屈で語る以前に、確かなドライビングフィールがそこにあるので、余計なウンチクはもう述べません(笑) 素直に運転を楽しむ事ができました。
i-stopの技術も向上しているようで、当初のアクセラ搭載時には制約の多かった条件もいくらか緩和されており、ストップする頻度を増やせるようになったんだそう。
室内温度の条件はあるものの、確かにエアコン稼働時でもすぐさまアイドリングストップしました。
特に向上したと感じられた部分は、ストップする時の振動がほとんど感じられなくなった事でしょうか。
これはエンジンの大きさ(排気量)にもよるのかもしれませんが、「あれ?いつ停まった?」と停まった感覚がないくらい静かな作動には驚きました。
そして、エンジンの再始動もスムーズ。実は再始動時のエネルギー消費量も半減することに成功したんだそうです。
ハンドリングも軽く運転のしやすさはそのまま。
何度かUターンする場面でも、小回りの利くコンパクトカーらしい取り回しの良さも健在でした。
すっかり試乗レポになってしまいましたが、同乗して下さった営業の方の説明でより楽しめた試乗会でした。
そういえば、i-DMでの僕の走行評価はというと…
“4.0”というアベレージを越えて“4.6”という好成績(笑)
「だいぶ遠慮されたんですね (^皿^)」と笑われるくらいエコな運転だったようです (^_^;)
かなり念入りな説明に聞き入ってましたし、営業の方が同乗じゃ…ねぇ~。
それに、やはりあのインフォメーションを見てたらついつい意識してしまい、アクセルワークも慎重になっちゃいました(笑)
まぁ、二人だけで試乗していたらおそらく“2.5”とかになっちゃってたでしょうから、試乗車にとっても良かったのではないかと思います(爆)
試乗後は、本社から来られている方とお話を交えながらのアンケートに答えました。
質問も具体的だったし、素直すぎるくらい答えたので、もしかしたらクドイ回答もあったかも(汗)
質疑応答では「これだけの技術なんだから、いっそのことフルモデルチェンジにすれば良かったのに」と思いのたけをぶつけてしまい、よく考えれば開発・経営上の順序を考えればわかるだろって感じですよね (=д=;)
えげつない質問で反省しております~ m(_ _;)m
後は、「SKYACTIVでのハイパワーモデルは出るの?」という質問をしたところ、
「エコも両立させながらというところが軸になるので走りのみに特化したモデルはまだコンセプトにないものの、SKYACTIV-Dという次世代のディーゼルエンジンを用いることで、革新的なフィーリングと加速性能を備えたハイパワーモデルもいずれ必ず出てきます」
と、期待と自信に溢れた嬉しいお答えを聞く事が出来て良かったです (^∇^)
今回の新技術搭載としてはまずはエンジンのみでしたが、第二弾となる“SKYACTIV-G”+“SKYACTIV DRIVE”搭載のアクセラにがぜん期待が高まりますね!
時期としては10月ごろらしいので、期待に胸膨らませながら心待ちにしたいと思います~♪