はせぶんのブログ一覧

神戸新聞の記事。団塊の世代の定年が延長されたり、生産拠点が海外に移転されるなど、若者の雇用が安定していません。前にもブログに書きましたが、日本は就職の失敗を許容しにくい社会です。その現実が、新聞記事に表れています。就職できない人が悪いのではありません。製造業の生産拠点を国内に戻せとか、日本の製品を買えとか、昔に戻れといったことを言う人が多いですが、採算や景気を考えると現実的には難しい。
新たな産業を振興することが、最前策だと思います。トフラーの第三の波という有名な本がありますが、福祉産業は第一の波、第二の波、第三の波の良いところを持っていると思います。

説明会に参加してきました。ほとんどが若手経営者でお金持ち。そんな中で、サラリーマンである自分がどこまでがんばれるか、自分にＪＣの品格があるのか。21日が入会期限。

以前も書いたことありますが、団塊の世代である両親は、今ガーデニングや花の手入れにはまっています。商売をしていた時には考えられないことです。本当にやりたいことが見つかってよかったなと思います。団塊の世代の生きがいづくりは非常に大切です。

障がい者の犯罪の動機は、ほとんどが「生活苦」であった。
特に7割が再犯者で、その約半数が「帰る場所がなかったから」とのこと

犯罪後の罪悪感より安堵感を感じていたという結果もある模様。
それだけ、出所後の生活が不安定で、障がいがある方への支援が乏しいというところ。

一度ハローワークに知的障がいのある方と仕事を探しに行ったが、自分でパソコンなどを使える人しか探せない現状が、地元加古川でもおきている。決して他人事ではない。

写真は、精神障がいのある方が働いている施設の看板です。
みなさんとても生き生きして働いています。

一見、関係がなさそうですが、実は大きく関わりがあります。
例えば、障がい者の犯罪。障がい者の犯罪の動機のほとんどが、「生活苦」という調査結果があります。
特に7割が再犯者で、その約半数が「帰る場所がなかったから」とのこと。社会に受け入れ先がないということです。
また、生活苦であることから、犯罪後の罪悪感より安堵感を感じていたという結果もある模様。
出所後の生活が不安定で、障がいがある方への支援が乏しいというところです。
過去にハローワークに知的障がいのある方と仕事を探しに行ったことがありますが、自分でパソコンなどを使える人しか探せない現状があり、適切なサポートはありませんでした。
仕事があれば、適切な支援があれば、防げる犯罪はたくさんあり、社会復帰できる人は増えていきます。今日から業務再開です。