
脱原発依存か、原発推進か。色んな議論があります。あなたはどうですか?
僕はもちろん前者で、10年以上前から言ってます。それは原発が危ないという視点ではなく、バイオマスや太陽光といった、エネルギーの地産地消が目的です。特に播磨地域は日照条件がよく、風も吹き、海もある。これだけクリーンなエネルギーがそろっているところは他にはないという学者もいます。
しかし、自分の家で太陽光発電を導入しても、回収まで18年かかる計算ですから、導入になかなか踏み込めません。それが写真の結果(神戸新聞より)だと思います。
蓄電池とセットですれば、家で使う電力は家で作るが実現できますが、初期投資に500万円かかります。現実的に無理です。
加古川市は10万世帯ありますが、単純に半額を行政が補助したとすると、税金が2,500億円必要になります。日本の世帯数は約5200万世帯と言われていますが、単純に半分助成すると考えると、130兆円必要となります。一家にすれば250万円しか補助してもらえないのに、それでも税金が130兆円必要になります。
となると、脱原発依存とするのか原発推進するのかの方針を出さないと、どっちにもお金をかけられないのが現実だと思います。
今回の震災は、原発の恐ろしさはもちろんですが、大規模発電所で発電した電気を遠いところで使用していることのデメリットが問題でした。となると、安全性はもちろんですが、命に係わる災害時を考えると、必然的に選ぶのは、脱原発依存になると思います。
Posted at 2012/08/30 23:24:56 | |
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