『プレミアムバンダイ』で購入した『アルティメットルミナス 円谷プロヒーロー』、電光超人グリッドマンです。
『ウルトラマン80』放送終了以来、TVで円谷プロ製作のウルトラシリーズをはじめとする特撮ヒーロー作品の放送が途絶えていた80年代半ばから90年代の前半頃、僕はウルトラシリーズの再放送や東映TV特撮ヒーローを観てガキの時分を過ごした訳ですが、僕が中学に入学した平成5年(1993年)に円谷プロ創立30周年記念作品として『ウルトラマン80』以来12年振りに登場したのがこの『電光超人グリッドマン』(全39話)でした。
『~グリッドマン』では、放送当時まだまだ一般家庭へのパソコンの普及率もそれほど高くない時代でしたが【インターネット】や【コンピューターウイルス】といったものをいち早く先取りした作品でした。
グリッドマンはインターネット回線を使って様々な場所に移動し、コンピューターや家電の中(物語の中では【コンピューターワールド】と呼ばれます)で暴れまわる怪獣と戦います。怪獣はコンピューターワールドの中で暴れまわり、コンピューターワールドを破壊することで、人々が普段利用しているコンピューターや家電、その他のシステムが機能不全を起こしたり、暴走したり…と人間社会に混乱をもたらすのです。
また、物語の中盤以降はグリッドマンを支援するメカが登場し、さらに支援メカとグリッドマンが合体する事で、【サンダーグリッドマン】や【キンググリッドマン】といった…まるで戦隊ロボのような姿の強化形態に進化していくのです。
放送当時、既に【特撮マニア】としての人生を歩み始めていた僕は、この新作ヒーローの登場に胸躍りましたねぇ~。僕の記憶では、当時ワイドショー的番組でも「~グリッドマン」の放送開始の話題を取り上げていて、特撮スタジオでの撮影の様子を取材していたりしてました。
新潟では夕方の4時から4時半に放送されており、当時中学1年生の僕は学校の部活があったりしたので放送が観れたり観れなかったりで、結局全39話をちゃんと観たのはその後だいぶ経ってからでした。
そんなグリッドマン、今回70年代ヒーローのミラーマンと一緒にアルティメットルミナスシリーズでラインナップされたのは嬉しいですね。グリッドマンは放送当時は勿論幾つか玩具などの関連商品が発売されましたし、近年も食玩やその他可動フィギュアなどが時折発売されてきましたが、やはりウルトラシリーズなどに比べれば商品化される機会は極めて少ないキャラクターですね。
また、今回グリッドマンがラインナップされたのは近年『~グリッドマン』がTVアニメ化(『SSSS.GRIDMAN』)された事も少なからず影響していると思います(僕は観てませんが)。
このフィギュアもミラーマン同様に2種類の腕パーツを差し替えることでファイティングポーズと光線技(グリッドビーム)のポーズを選択できる仕様になっています。造形は申し分ないですし、まさかグリッドマンの格好良いフィギュアが手頃な価格とサイズでこうして手に入るとは、放送当時は思いもしませんでしたからある意味では良い時代になったものです。やっぱり、造形が良いと可動フィギュアより固定フィギュアの方が満足感がありますね。
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Posted at
2023/10/21 07:08:57