今日の午前中は町内のお祭りでした。僕を含む町内会役員と子供会の役員で子供らに楽しんでもらえる出店やらあれこれ頑張ってきました。昨日(10/21)の午前中も地域の会議があったのでおじさん疲れましたけど、まぁ…雨降らなくて良かったですわ。 さて、今日取り上げますのは昨日発売のバンダイのソフビ人形『ウルトラ怪獣シリーズ』№204、二次元怪獣ガヴァドン(A)です。 現在放送中のTVシリーズ『ウルトラマンブレーザー』の第15話「朝と夜の間に」で久々にTVに登場したガヴァドン(A)ですが、初登場は『ウルトラマン』の第15話「恐怖の宇宙線」となります。少年たちが土管に落書きをした怪獣に、二次元のものを三次元化する新元素を含有する宇宙線(放射線)が太陽光線と共に降り注ぎ実体化した怪獣で、太陽光線が降り注ぐ日中に姿を現して太陽が沈む頃に元の落書きに戻る…という、実相寺昭雄が監督、佐々木守が脚本の寓話です。この何とも形容し難い姿と、姿を現しても特に暴れまわる訳でもないガヴァドン(A)は、数あるウルトラシリーズの中でも異色作と言える1本ですね。 僕はまだ『~ブレーザー』の第15話は観ていないんですけど、どうやら今回の『~ブレーザー』では、より怪獣らしい容姿に書き換えられたガヴァドン(B)の登場は無いようで、今回ソフビで商品化されたガヴァドン(A)のみが登場するようです。ガヴァドンのソフビ…というか、フィギュア類は初めて購入したなぁ…。ソフビを手に取ってみますと、なんか…美味しそうですね(笑)。水餃子とか食べたくなってきます。 でも、昔からこのガヴァドン…特にこの(A)の方を観ているとこの得体の知れない容姿、しかも巨大ってところがなんか怖いんですよねぇ。この自分の理解の追いつかない感じの形態というか容姿が怖いんですよ。実際、ガヴァドン(A)をデザインした成田亨氏は、このガヴァドン(A)のデザインを「動く抽象形態」と称していることから、如何に抽象的で不気味な…ある意味【怪獣】と呼ぶに相応しい存在であるかというのが分かりますけどね。 なんか、このガヴァドン(A)と同じくらい不気味で恐怖感のある怪獣いたよなぁ…なんて思ったんですけど、思い出しましたわ!昭和36年(1961年)公開の東宝の映画『モスラ』に登場するモスラの幼虫ですよ。あの映画に登場するモスラって、とにかく巨大で不気味。あのモスラの幼虫はガヴァドン(A)に通ずる不気味さがありますよ。まぁ…恐怖感はモスラの方が断然に上ですけどね(笑)。 なんか今年の『~ブレーザー』は新怪獣と往年の怪獣の再登場のバランスが絶妙で良いですな。新しい怪獣、宇宙人にもっと出てきて欲しいと思う中でも、シリーズ黎明期に登場した名怪獣たちにも活躍して欲しいという…とう思いを絶妙なさじ加減でチョイスしてくれている…そんな気がします。ついでにモスラの幼虫も…。怖いんですよ、コレが。(でもそれが怪獣の魅力で格好良いとも言えるですが)