
昨日(12/6)発売のバンダイのソフビ『ウルトラヒーローシリーズ』№111、ウルトラマン(Aタイプ)です。仕事帰りに新潟市内のジョーシン某店で購入しました。
今年の2月に同シリーズの№105としてウルトラマン(Bタイプ)が発売されたので、「そのうちAタイプも発売されるんだろうな。」くらいに思っていましたが年を跨がず今年のうちにAタイプのウルトラマンが発売されました。しかしながら…2月に発売されたBタイプはメーカー希望小売価格が770円(税込)だったのに、この度発売されたAタイプは990円(税込)に値上がりしちゃってるんですよね。1年も経たずに220円も値上がりとは…。しかも、例の如く背面の塗装は省略されている訳です。日本の玩具メーカーが出す商品がこれじゃあなぁ…と思わざるを得ない状況ですね。
…とは言え時代は令和、ソフビの造形クオリティは昭和、平成と時代を追うごとに向上しており、手間ではありますけど背面(一部側面も)の銀色の部分を自分で塗装してやるだけでだいぶ見映えも変わります。この度Aタイプを購入したことで『ウルトラヒーローシリーズ』でAタイプ、Bタイプ、Cタイプの全てが揃ったこともあり、3体並べて眺められるのは実に壮観でよろしいですね。ついでなので、3体共に俗に『黒目』と呼ばれているマスクの目の覗き穴の部分をガンダムマーカーの墨入れペンで黒く塗装してみましたら、更に雰囲気が変わって良い感じに仕上がりました。
Aタイプと呼ばれるウルトラマンは、TV作品『ウルトラマン』の第1話~第13話の撮影に使用されたラテックス製のマスクが特徴的な着ぐるみ(スーツ)の俗称であり、番組企画当初ウルトラマンは口を開閉させて言葉を話す設定だったことから、マスクの素材に前述のラテックスが採用されましたが、その素材の性質によって撮影を重ねるごとに主に口周辺に皺が寄っていき、Aタイプの特徴的な顔が出来上がりました。
また、後に新調されるBタイプやCタイプと呼ばれる着ぐるみと比較して、胸板の厚みや肩の筋肉の付き方はかなり控えめとなっており、スーツアクターを務めた古谷敏さんの体型がそのままウルトラマンの体型として表現されている着ぐるみと言えますね。BタイプやCタイプがスマートさと力強さが全面に出てくるとすれば、このAタイプは何か得体の知れない見たことも無いような…まさに『宇宙人現る』といった感じで、ヌルっとした独特な雰囲気が魅力ですね。今回のソフビでも少し猫背なところとか、Aタイプの特徴をよく捉えていて格好良いですね。
このところ、あちこちで『ウルトラマンシリーズ60周年』と盛んに騒いでいるので、今後も初代ウルトラマンの関連グッズが次々に発売されていくのでしょうかねぇ?僕としては、『ウルトラマン』に登場した怪獣、宇宙人を『ウルトラ怪獣シリーズ』で全て揃えたいなぁ…なんて思ってるんですけどね。

背面塗装前

背面塗装前

背面塗装前

背面塗装後

背面塗装後

背面塗装後

Aタイプ(左)
Bタイプ(中央)
Cタイプ(右)
ブログ一覧 |
特撮関係 | 趣味
Posted at
2025/12/07 15:13:28