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2015年10月24日 イイね!

放課後セダンで夢を見る。

放課後セダンで夢を見る。今回はトヨタ・コルサ(L40系)のカタログです。





兄弟車のターセル、カローラⅡとともに、1990年に4代目へとモデルチェンジしたコルサ。


90年代の幕開けにふさわしい、高品質なベーシックカーとして生まれ変わりました。


先代では旧型を継続販売していたセダンが、一気に2世代分の進化を果たします。


デザインは90年代前半セダン型トヨタ車の定番とも言えるハイデッキのスタイルながら、落ち着きある雰囲気が特徴。




一方ハッチバックは今回から5ドアを廃止。




先代のイメージを引き継ぎつつ、リヤはまるで「おにぎり」を連想させる愛らしいデザインにチェンジしました。



室内も質感向上が著しく、豊かな曲面でデザインされたインテリアはクラスを超えたクオリティ。
コンパクトなボディだけにセダンでも広さはそこそこでしたが、必要十分でした。



搭載されるエンジンは全4種類。


過激なターボモデルは姿を消しましたが、ガソリンエンジンは全てハイメカツインカム化。
可変吸気システムを備えた1.5Lの高出力版、5E-FHE(115ps/13.8kgm)を頂点に、ノーマル版の5E-FE(105ps/12.9kgm)、スターレット等でもお馴染みの1.3L・4E-FE(100ps/11.8kgm)、更に1.5Lディーゼルターボの1N-T(67ps/14.0kgm)も用意されていました。

従来に比べて豪華になったとはいえ、上級グレードでもその車重は900kg台。
特に5E-FHE搭載モデルはレブリミット7400rpmというハイメカツインカムとしてはかなりの高回転型で、意外に刺激的な走りを楽しむことができましたね。

また、ディーゼルターボもかなりトルクフルで、スペック以上に軽快に走ってくれました。

新たに3ドアにも設定されたフレックスフルタイム4WDは、従来のパートタイムに代わり、ロータリーブレードカップリングを用いたスタンバイ式。


快適装備も格上のカローラやコロナに勝るとも劣らない、豪華なものがズラリ。




定番のライブサウンドシステムをはじめ、3ドアにはキャンバストップもありましたが、まだエアコンは全車オプションでしたね。

コルサのラインナップ。

4ドア



ひときわスポーティにまとめられたトップグレードのVIT-Zを筆頭に、唯一フェンダーミラーが標準のTXまで6種類。
1300ccモデルは3速AT&4速MTが組み合わされました。

3ドア


こちらは5種類のバリエーション。
キャンバストップはTXを除く全車にオプション装着が可能。
100万円を切る低廉な価格で見栄えも良いラベンダー色のモアは、街中でありふれた存在でしたね。

40系コルサも登場からはや25年。
最近随分見かけなくなった気がする今日この頃。

こういう手軽なコンパクトセダンというのは実に使い勝手のいいものなんですが、今や無くなってしまったジャンルでもあります。

現代の目で見ても、コルサは十二分に魅力的なモデルであると言えそうですね。


2015年10月17日 イイね!

突き抜けた、オモシロさ。

突き抜けた、オモシロさ。今回はマツダ・ボンゴフレンディのカタログです。







1995年、従来のワンボックスであったボンゴワゴン&ボンゴブローニィワゴンを統合し、新たにキャブオーバーの1.3ボックスのミニバンスタイルを引っ提げてデビューしたフレンディ。

5ナンバー枠いっぱいのスクエアなボディに広々とした室内空間を実現した、ユーティリティの高さが自慢のワゴンでした。



フレンディの最大の特徴と言えば、なんといっても量産車としては世界初の「オートフリートップ」に他なりませんね。



スイッチひとつで開閉可能なリフトアップルーフは、セミダブルベッド並みの広いスペースを確保。

ルーフ部には大型のガラスサンルーフも装備され、クローズ時にも室内から空を見られる仕組みになっていました。

さらにテントはキャンバス地とネット地の二重構造で、季節に合わせ自由なアレンジが可能。

折りしもフレンディが登場した頃はアウトドアブームの真っ只中。
キャンプ場でひとたびオートフリートップを開ければ、皆の注目の的でしたね。

2&3列目シートを自由にスライドさせられるハイパースライドシートも、フレンディが先駆けて採用した装備のひとつ。



スマートさが魅力の電動ロールカーテンや、対座モードの簡易座席にもなるオットマンなど、アイデアにあふれた装備が満載でした。



座席の下にエンジンがあるキャブオーバースタイルゆえ、運転席はセンターコンソールを備えるセダンスタイル。
高めのアイポイントは見晴らしの良さも美点。



エンジンは2.5Lディーゼルターボ(125ps/30.0kgm)をメインに、2.5L V6DOHC(160ps/21.5kgm)、2000SOHC(105ps/16.5kgm)の3種類。



V6のジェントルなフィーリングも魅力でしたが、ディーゼルの力強さもフレンディを楽々引っ張るパワーの持ち主でした。



ボンゴフレンディのラインナップ。





基本的には最上級のLIMITED、充実装備のRF-V、実用に徹したRS-Vという3グレードが用意され、ルーフ形状、乗車定員、エンジン、駆動方式で細分化されていました。



8ナンバー登録のキャンパーはコンロやシンク、冷蔵庫にサイドガラスビルトインの換気扇まで備える本格派。

フレンディも登場してから20年が経過しましたが、2005年まで10年にわたり生産されたこともあり、まだまだ街で見かける存在ですね。

架装を施したポップアップルーフのミニバンは今でも買うことが出来ますが、フレンディのメーカーライン組立ならではの収まりのよさ、クオリティの高さは今なお魅力的。

こうやって見ていると、フレンディに乗って星空を眺めながらキャンプしてみたくなりますね。

2015年10月14日 イイね!

スポルト・イタリアーノ。

スポルト・イタリアーノ。今回はダイハツ・シャレード デ・トマソ(G201S型)のカタログです。






ダイハツのコンパクトハッチバック、シャレードは1993年に4代目へとフルモデルチェンジ。

先代より一回り大きくなったボディは今まで貫いてきたリッターカークラスから飛び抜け、1.5Lクラスと肩を並べるほどになりました。

従来の3気筒1.0Lツインカムターボ、GT-XXは姿を消し、新たなスポーティモデルとして2代目以来の復活となったのが今回紹介する「デ・トマソ」になります。

スタイリングは標準モデルとは全く違った、アグレッシブなデザイン。


至るところにデ・トマソのエンブレムやロゴが配され、14インチのアルミホイールにはイタリアンらしくピレリP600タイヤが組み合わされていました。

インテリアも名門ブランドで固められているのもデトマソの特徴。


ステアリングはナルディ、シートはレカロを装着。
これだけでもムードは満点でしたね。


エンジンは1.6LのSOHC16バルブ、HD-EG型(125ps/14.7kgm)。

今見れば平凡なスペックに映りますが、900kgという軽量なボディのおかげでなかなかにエキサイティングな走りを楽しむことができました。
心地よいエキゾーストサウンドも魅力的でしたね。

サスペンションは4輪ともマクファーソンストラット。
オプションで可変式の3ステージダンパーも用意されていました。

デ・トマソは基本的にモノグレード。
赤と黒の2種類のボディカラーに、5MT&ESAT(電子制御4AT)の組み合わせを選ぶことができました。

94年には白&シルバーの2トーンカラーを採用した「ビアンカ」も発売されましたね。

もちろん性能も大事なのですが、シャレードデトマソのような「雰囲気を楽しむ」クルマというのも良いのではないかと思います。

現代では無くなってしまったジャンルだけに、無味無臭なエコカーだけではなく、こういった遊び心あふれるクルマにもぜひトライしてもらいたいものです。

2015年10月07日 イイね!

ひとつ上の基本と気品。

ひとつ上の基本と気品。今回はホンダ・ドマーニ(MB系)のカタログです。





シビックフェリオをベースに、上級のモデルとして1992年に登場したドマーニ。

初代モデルは完全にオリジナルの内外装を身にまとった小粋なセダンでした。

今回紹介する2代目は1997年にモデルチェンジ。



各部をEK型シビックフェリオと共通化しながらも、ドマーニならではの上質さをしっかりと継承。



特に前後デザインは北米のプレミアムブランド「アキュラ」のコンパクトセダン、ELと同系のものが採用され、横長のテールランプはフェリオより落ち着いた雰囲気とワイド感が特徴でした。

先代では専用だったインパネは、今回からフェリオと同じものに。



しかし高級ファブリックシートや随所に配された木目調パネルなどで差別化されていました。



エンジンは1.6Lをメインに3種類。
16XにはリーンバーンのVTEC-Eを採用したD16A型(120ps/14.7kgm)がCVTのホンダマルチマチックと組み合わされます。



その他にもコンベンショナルな1.6Lと1.5Lのハイパー16バルブも用意されていましたが、ドマーニの性格上スポーツ性の高いDOHC-VTECや3ステージVTECはモデルライフを通して設定されませんでした。

足回りはホンダ定番の4輪タブルウイッシュボーンサス。
先代にはなかったリアルタイム4WDも登場しました。

シビックと共用ゆえ、室内装備に目新しいものはありませんでしたが、このクラスにもカーナビゲーションが普及してきたこの頃。
ドマーニも例に漏れず、GPSも備えたホンダ・ナビゲーションシステムが設定。



脱着可能なリモコン付きというのが個性的でしたが、ナビだけではなく、オーディオまでリモコン操作というのはどうだったのでしょうね。





ドマーニのラインナップ。



ホンダマルチマチックを搭載する最上級グレードの16X以外には4ATの他、5MTも選ぶことができました。

また2代にわたり、いすゞ自動車へ「ジェミニ」としてOEM供給されていたのも記憶に残るところです。

数ある1.5Lクラスのセダンの中でもひときわ落ち着きある、上級のアコードやインスパイアにも似た佇まいが魅力のドマーニ。

シビックというビッグネームの陰に隠れた地味な存在ではありましたが、「小さな高級車」というのも今見るとなかなか素敵だと思います。



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「現行アルファードの後ろで信号待ちしてふと思い出す…
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