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2017年07月29日 イイね!

懐かしの日産サニー店と我が家のトラッド。

懐かしの日産サニー店と我が家のトラッド。昼間に何シテル?でレトロな看板を紹介しましたが、その続きです。





今度はお散歩中に別の修理工場の軒先で見つけた、今は無き「日産サニー中部」協力店の古い看板。

「サニー」の書体やトリコロールの色使いからして、1970年代のものでしょうか?

サニー店というのが無くなって久しいですが、地元では比較的早い時期にプリンス店へと吸収合併されているため、特に懐かしく感じますね。

我が家でも自分が子供の頃、母親の買い物グルマ&親父のアウトドアギアとしてトラッドサニーを購入した先というのが、まさにこの日産サニー中部の店舗でした。

トラッドを購入したのは世の中が平成になったばかりの1989年。

屋根の上には「スタンザ・サニー・シルビア」と描かれた、旧型トリコロールのサイン看板が残っていたサニー店。




当時両親に手を引かれて訪れたショールームには、こんなニューカーたちが飾られていたのを今でも記憶しています。



(車両写真:日産ヘリテージコレクション)

看板車種のスタンザはもう絶版寸前でしたが、代わりに登場したアッパーミドルのA31セフィーロやスペシャリティの雄であるS13シルビア、安定した人気のK10マーチが輝いていました。

90年代を目前に控えて段々と流線型のクルマが増えていく中、絵に描いたようにペキペキなトラッドサニーのスタイリングは子供ながらにも古臭く思えましたが、やって来たのは何やらボディに横文字がたくさん並んだクリスタルホワイトのトラッド。



その名もトリプルビスカス・フルオート・フルタイム4WDスーパーサルーンEスプレンド。

それにしても長いグレード名ですね(笑)

山間部ならともかく、雪の少ない地域にあるサニー中部でトリプルビスカス4WDのサニーなんて買ったのはウチぐらいじゃないでしょうか(^^;

前述の通り、四駆を選んだ理由は親父の趣味である山菜採りと渓流釣りで林道を走るため。
そして親父のGX71を大きくて運転したがらない母親の希望と、セダンへのこだわりでサニーが選ばれました。

別にサニーである必要は無かったでしょうが、当時実家の周辺にはこの辺りでは珍しく、日産全4チャンネルの販売店が全て徒歩圏内に立地していました。
その中で一番近くに有ったのはサニー中部のショールーム。

ちょっとハイソな感じだったプリンス店や、オヤジクサイ雰囲気のモーター店は何故か両親は気に入らず、キャッチフレーズの通り若々しいイメージのサニー店は我々庶民にも親しみやすい店だったと思いますね。

サニーの納車から数年後、購入したサニー店は残念ながらプリンス店への合併を待たずして閉店、現在跡地には立派な分譲マンションが建ち、あのショールームも遠い記憶の彼方へと消え去ろうとしています。

今やどこの日産ディーラーに飛び込んでも買えない日産車はないですが、以前は系列ごとに個性があって、ディーラー巡りも楽しいものでした。しかしそれも昔語り。

日産ディーラーの姿もあの頃とは随分変わりました。
しかし自分の記憶の中であのサニー店はこれからも「健在」であり続けます。
Posted at 2017/07/29 21:47:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 昭和レトロ館 | 日記
2017年07月12日 イイね!

ドライバー 1971年6月20日号を振り返る

ドライバー 1971年6月20日号を振り返る蔵書の中から今日は46年前のドライバー誌を引っ張り出してきました。

残念ながら保存状態はあまり良くないのですが、誌面よりいくつかの記事や広告をピックアップしてご紹介したいと思います。





巻頭を飾るニューモデル速報は軽自動車の3台。



「ミニGTO」の雰囲気たっぷりの三菱ミニカスキッパー。
このサイズでちゃんとクーペしていたのはスゴいですね。
自分も好きな1台です。



N360とは違った落ち着きあるスタイルを持つホンダライフ。
当時の軽では珍しかった4ドアというのがポイント。
まだ2サイクルが幅を利かせていた中、水冷4サイクルだったのがホンダらしさ。

その他にも水冷エンジンの加わったフロンテ71が紹介されてます。



特集の1つ目は「人気中古スポーツの実力をさぐる」。
当時既に生産終了していたトヨタ2000GT、ダットサンフェアレディ2000、ホンダS800、トヨタスポーツ800の中古車4台を徹底検証。



高速からダートまで名車2000GTをガンガン走らせちゃってますが、当時の中古車の売値は160万円台とのこと。
現代の価値に換算しても700万円以上は下らない高級車ですね。
因みに5年落ちのヨタハチは24万円だそうです。



特集2つ目は「国産ハードトップ全員集合!」。
今ならミニバン集合なら簡単にできますが、HTは絶対無理な企画になっちゃいましたね。

登場するのは…
・コロナ1900SL
・コルトギャラン1500GS
・コロナマークⅡ1900GSS
・スカイライン2000GT
・ローレル2000GX
・クラウン2000スーパーサルーン
・セドリック&グロリア2000GX

そんな中で一番排気量の小さなギャランをピックアップ。



近年のギャランからは想像できないほどコンパクトですが、アイデンティティともなる逆スラントノーズと2分割のグリルが精悍な印象ですね。

ここからはクルマの広告を見ていきます。





似たようなシチュエーションのハコスカと510ブルーバードですが、コンセプトの違いは明確な2つの広告。
川の中に車を入れるという、今なら環境破壊とクレームが付きそうな事が当たり前に出来た時代だったんでしょうね。




レビンが登場する直前だったカローラクーペは5MTと95psのツインキャブを搭載した「スポーツ&ラリー」、1400SRを発売。
SRはシリーズきっての硬派なモデルとして位置付けられ、サイドストライプやボンネットのSRデカールも特徴的でした。




新車速報にも登場したフロンテ71。
今はワゴンRのカスタムモデルとして名前が残っていますが、元祖スティングレイはこちら。
70年代を感じさせるショットに独特のプレスラインが映えます。




疾風を意識する"熱いGT"のベレット。
限られた広告の中でクルマ好きの感性に訴えかけてくるものを強く感じます。

因みに右下には「いすゞは無個性な車はつくらない」というフレーズが。
現代の自動車メーカーも学んで欲しいところですね。




1000cc以上のクルマというのがポイントの三菱カークーラ。
逆にそれ以下ではまともに走らなそうな気もしますがどうだったんでしょう。

「冷房車」のステッカーがステータスアイテムだった時代です。

最後は中古車の広告を。


当時2年落ちの初期型ハコスカGTが51万というのはなんとなく理解できますが、4年落ちのS54スカイラインGTは同年式のベレGより安い24万円。
個体差もあるでしょうが、今となってはどれも羨ましすぎるプライスタグを掲げたモデルばかりですね。

半世紀近くの時が流れて自動車産業も大きく変わりましたが、見ているだけでワクワクするのはこの時代ならでは。
あの頃に生まれていればなぁ、とつくづく思いました。

Posted at 2017/07/12 16:50:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 昭和レトロ館
2017年07月02日 イイね!

クルマは愛だ。

クルマは愛だ。今回はカタログではありませんが、日産・スカイラインRS(R30型)発表展示会のDMに同封されていたリーフレットをご紹介します。










1981年8月にフルモデルチェンジを受けた6代目「ニューマン・スカイライン」に遅れること2ヶ月、華々しくデビューを飾ったスカイラインRS。

「名ばかりのGT」と揶揄されたスカイラインが用意したのは、4気筒ながらケンメリGT-R以来の4バルブDOHCヘッドを持つ本格的スポーツユニット、FJ20E型。
「4バルブなしにDOHCは語れない。」という鮮烈なキャッチコピーがライバルに対して強いインパクトを与えてました。



4気筒であるがゆえ、あえてGTを名乗ることはなかったRS(レーシングスポーツ)。
設計者である桜井真一郎の哲学が随所に感じられる紙面。
既存のGTとは全く違う、走りの鋭さを全面に押し出したスポーツスカイラインの再来でした。



スカイラインシリーズのラインナップ。


ベーシックな1800TIから歴代唯一の5ドアハッチバックまで、ワイドバリエーションを誇ったR30スカイライン。

R30と言えば世間的には後期型の「鉄仮面」の人気が高いですが、前期のハニカムグリルも違ったシブさがありますね。

興味深いのは2000TIの説明文。
軽量でパワーも大差ないZ20Eエンジンを搭載する2000TIは、L20EのGTを超えたTIとして定評の隠れた実力派。
説明の中にも「GT-4」という記述がありますが、約35年後のV37スカイラインでまさかの4気筒GT(200GTt)が登場するとは夢にも思わなかったでしょう。

エンジンは全7種類が搭載され、伝統の直6 L20Eをメインにツインプラグの4気筒Zエンジン、高性能ディーゼルLD28型など、全く隙のないラインナップでした。


この「NEWスカイラインRS発表展示会」が開催されたのは昭和56年11月7~8日。

現在では考えられないほど日産プリンス店の看板車種であったスカイラインですから、催し物もまさにRS一色。

B2判ポスターをはじめ、アパレルから小物までありとあらゆるスカイライングッズが並びます。


ご招待記念品はFJ20のヘッドを模したキーホルダー。
もう見ているだけで当時のショールームの賑わいが目に浮かんできますね。

さらにはデザイナーの三宅一生とコラボしたドライビングパーカーやガーメントケースなど、これほどのグッズが展開された車種はスカイライン以外にないのではないでしょうか?



純粋に「スカイライン」としての魅力にあふれていたR30スカイライン。
一段とスポーツ色を高めたスカイラインの復活は、まさに羨望の的だったと思います。

愛されるクルマとして、抜群の存在感を放った名車ですね。


プロフィール

「皆さんご無沙汰しておりました(^^;)
今日は仕事帰りに出逢ったC33ローレルさんを。
パールツートンの前期メダリストツインカム24V、まさに王道とも云うべきアッパーミドルのスタイリッシュサルーン。
ありふれていたこの年代のモデルも登場から35年余り、ネオクラの風格十分ですね!」
何シテル?   03/23 18:24
ステップワゴンに乗っているみみ助です。 まだまだ子育て世代のお父さんですが、希少車や旧車が好きなせいでよく年齢詐称だと言われます。 それでもありきたりの...

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