こんばんは、ロッソです。
12/5(水)公演「Superfly Tour 2012-13 "Live Force" supported by VO5」に行ってきました。
仕事終わりに奥さんと現地で待ち合わせ、軽く食事を済ませてから会場へ。
場所は福井フェニックスプラザ・大ホール、2,000人収容の会場です。
ステージ側から中央通路にかけて段差の無いAゾーン、中央通路から2Fにかけて階段状になったBゾーンに分かれており、わたし達の席はAゾーン最後尾。
Aゾーンはフロアがフラットな為、大柄な男性が前にいるとステージが見えにくく、女性やお子さんにはちとツラい。
これならBゾーンの前の方が良かったかな~^^;
▲CAUTION▲
※以下はライブの興奮を忘れない様、内容を箇条書きしています。
演出やセットリスト等のネタバレもあります ので、これから参戦予定の方はご注意ください。
曲目ごとに動画を貼ると重くなるので、リンクのみにしております。
オフィシャル動画の無い楽曲はリンクを貼っておりませんので各自検索ください。
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ステージは最初から緞帳が上がっていて、セットは舞台袖を黒幕で覆っただけのシンプルなもの。
過度に低く下がった天井、飾りっ気無く置かれた機材がさながらライブハウスの様な雰囲気。
うっすらスモークが漂う会場には60's~70'sの洋楽がBGMとして流れている。
あまり詳しくないので曲名は出てこないが、カバーアルバムにも収録されていた曲もちろほら。
男女比は思っていた以上に女性が多く(8割強ほど)、年齢層は20代~40代がメイン。
中には親子連れや洋楽ファンであろう年配のご夫婦まで見受けられ、Superflyの人気の高さが伺えた。
19時を過ぎると注意事項のアナウンスが始まり、いよいよ開演。
ステージが暗転し、アーティスト名の由来でもあるカーティス・メイフィールドの「Superfly」が流れると観客は総立ち。(どうやらこの曲が入場の合図らしい)
①オープニングナンバーである
『Force』 のギターリフが鳴り響き、パッと照明が当たるステージ中央にはマイクを高々と掲げた女性…
Superfly(スーパーフライ) 越智志帆 の登場に会場から大きな歓声と拍手が巻き起こる。
歌い出しから志帆さんの声量に驚かされながらも、サビ部分の
「Force! Force!!」 で片手を突き上げて大合唱し、のっけからテンションは急上昇↑↑↑
②Forceの歌い終わりと共にベースとドラムビートのイントロが鳴り、上げられたテンションのまま
『No Bandage』 へ突入。
この曲のイントロとサビにかけてのドラミングが超カッコイイ!
手拍子とジャンプで大盛り上がり。
③ロックチューンから曲調が変わって、次はヒットシングル
『Wildflower』 。
CD音源よりもスケールが大きく、さらにギターソロでのスライドテクが絶妙。
④鍵盤の穏やかなイントロで始まる
『The Bird Without Wings』 。
伸びやかな歌声が印象的なこのバラードソングの途中で、低かったセットの天井が上昇していく。
バックスクリーンにはモノクロの雲の映像が映し出され、曲の世界観に更なる奥行きと開放感をプラスした。
バラードで気持ちを落ち着かせたら、ここで一旦小休止。
「みなさんこんばんは~、Superflyです!」 の挨拶から始まり、
・デビュー5周年のツアーで初の福井公演
・今回のアルバムはライブを意識して、セットリストを組む様に曲順を考えた
・わたしも心を曝け出していくので、内気な人も今日はモンスターになって盛り上がってほしい
といった内容のMC。
無理してボロが出るような開催地の地元トークをすることもなく、自分の歌を聴いて欲しいというストレートな思いに好感が持てた。
⑤コンパクトなMCが終わってライブは
『Nitty Gritty』 から再開。
ライブ映えするアップテンポなロックナンバーだ。
⑥
『愛をくらえ』 では妖しく灯る赤い照明にチェンジ。
この曲の持つ仄暗く且つ力強いイメージを増長させた。
⑦ここでピアノの伴奏から2曲目のバラード
『終焉』 に。
普段は力強いヴォーカルに注目されがちだが、こういった穏やかな曲でも優しく歌い上げるスキルの高さには脱帽。
⑧さらに名曲
『あぁ』 でオーディエンスを引き込んでいく。
VIDEO
(いちばん印象的だったこの曲だけは動画貼っておきます)
通常はピアノのみの演奏だが、2番からは他のパートもプラスされ壮大なスケールに。
この曲だけでも聴きに来た甲斐があった。
リクエストが殺到して急遽リリースされたこの曲、あまりの巧さに涙する人も。
かくいうわたしも目頭が熱くなってしまい…
⑨そして聞き覚えのあるピアノのフレーズに観客は大歓声!
『愛を込めて花束を』 はこのツアーでは聴けないと思っていたので嬉しい誤算。
観客は両手を上げて左右に振って花を表現していた。
バラード続きで潮が引いていった会場にビッグウェーブが押し寄せる……
怒涛のアッパーチューンラッシュだ!!!
⑩デジタルビートで始まる
『919』 はSuperflyにはめずらしい打ち込み系。
ジャケットを脱いで本気モードの志帆さん、歌詞に合わせて踊る踊る♪
⑪
『平成ホモサピエンス』 、こちらも新しい試みであろうファンクなノリが特徴のナンバー。
「We are 平~成」 という志帆さんのコールに
「ホモサピエンス!」 と応えるオーディエンス。
普段歌うにはちょっとアレな歌詞だが、ライブではかなり盛り上がれる曲に変貌。
⑫そして志帆さん曰く
「みなさんがあまり知らない曲」 という
『I My Me Mine Mine』 が披露された。
「愛をくらえ」のカップリングということで、アルバムしか所持していないわたしも含めて知らない人が大半だったが、サビの部分を志帆さん自らがレクチャーしてくれた。
途中バンドメンバーの紹介もあり、各々がソロパートでのスキルを披露。
ロック色の強いアルバムなのでホーンやストリングスを排し、ギター・ベース・ドラムス・キーボード(コーラス)といういたってシンプルな構成。
曲のラストには大きな銅鑼が登場し、それを得意げに叩く志帆さん。
(某吉川氏よろしく蹴りあげるかと思ったのはナイショの話)
⑬ここからテンポはさらにアップ、Superflyの楽曲でも最速BPMを刻む
『Free Planet』 へ。
ツインギターの競り合いとドラムの疾走感が最高に熱い!
⑭
「もっともっとアドレナリン出していくよ!」 と
『Get High!!~アドレナリン~』 。
志帆さんと観客で交互に
「Get High!!」 とシャウトをぶつけ合う。
⑮おなじみの8ビートが流れてきて、ロックパート6連発ラストを飾るのは
『Alright!!』 。
イントロの
「Na~nanananana…」 からの大合唱で、終わる頃には汗だくに…
⑯いよいよ最後の曲ということで、
「えぇ~~~!」 と愚図るファンの声に
「次の曲もいい曲だから」 となだめる志帆さんの言う様に、
『輝く月のように』 は感謝の心を綴った珠玉のバラードソング。
「バラード=愛を込めて花束を」という図式を覆すような名曲で、本人もこの曲の存在に救われる部分があったのではないだろうか。
ライブ本編はここで終了。
短い挨拶を済ませて舞台裏へ引き上げるメンバーを拍手で見送った後は、すぐさま手拍子に切り替えてスタンバイ。
2~3分のインターバルを終え、Tシャツに着替えたメンバーが入場してくる。
「福井のお客さんは元気だね~ってさっき裏で話してたんだよ」 と志帆さん。
「まだまだやれますか~?」 と何度かコール&レスポンスを繰り返してアンコールへ突入。
⑰福井公演は全国ツアーのちょうど中間ということで、真ん中記念で
『Hi-Five』 を披露♪
普段のセットリストには無いということで、ここでも得した気分に。
⑱クライマックスはアフリカンなビートに乗っての
『タマシイレボリューション』 。
オーディエンスもこれで最後と跳んで跳ねての大盛り上がり!
⑲ラストナンバー
『スタンディングオベーション』 では両手を挙げてクラップ、ちょっとキツかった…
志帆さんの挨拶が終わり足早にはけていくメンバー。
「只今をもちまして、Superfly Tour 2012-13 "Live Force"福井公演は…」 というアナウンスが流れていよいよ終了のムードだったが…
「まだ終わりません!」 の一声でメンバー三たび入場。
これには帰りかけた観客も急いで引き返す、Superflyの粋な演出だ。
最後はテンポを上げたバンドスタイルで会場を盛り上げ、文字通りスタンディングオベーションでライブは幕を閉じた。
メンバーが去った後も会場に残り、深々と頭を下げる志帆さんに拍手万雷。
それから最前列のファンに走りながらのハイタッチをプレゼントし、
「また福井に戻ってきます」 と笑顔で舞台を降りていった。
セットリスト
01.Force
02.No Bandage
03.Wildflower
04.The Bird Without Wings
05.Nitty Gritty
06.愛をくらえ
07.終焉
08.あぁ
09.愛をこめて花束を
10.919
11.平成ホモサピエンス
12.I My Me Mine Mine
13.Free Planet
14.Get High!!~アドレナリン~
15.Alright!!
16.輝く月のように
アンコール
17.Hi-Five
18.タマシイレボリューション
19.スタンディングオベーション
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正確な表記ではないですが、だいたいこんな感じの内容。
どうでしょう、ライブの雰囲気少しは伝わったでしょうか?
あ~長文疲れた、次回からは通常通りの短いブログに戻りますw