
大学生時代に、軽自動車繋がりで三歳年下の男の子と知り合いました。
彼の名は
ボンズ。
※画像は当時の私の愛車です。
どこにでもよくいる弄られキャラで、どこか憎めない弟のような存在。
まぁ、当時の私が付けたHNなんですけどねw
知り合った当初のボンズは、熱い走りとは無縁の…どちらかと言えばドレスアップ系を目指していましたが、まだ運転技術も未熟だった私のヴィヴィオの走りで、何かを感じたのか少しずつ変わっていきました。
NAのワインレッド?のノーマルキャロルは、気付けばマッドフラップやステッカー、マフラーで武装されていました。
あまりに派手になったので、その色と見た目から “
クリスマスキャロル” とバカにしたものですw
それからというもの、夜になれば走りにいき、横に乗ってこうしたらいいんじゃないかと教えたり一緒に考えたり、時間があれば友人宅で遊んだり、みんなで遠くまで出かけたりと、学生らしい楽しい時間を過ごしました。
時は過ぎ私は北見から引越し、ボンズや友人たちも就職したり結婚したりで、いつの間にかみんなの間には距離が出来ていました。
私が釧路の実家に戻り、そしてつい数日前、当時私やボンズと一緒に遊んでいた友人からの久しぶりの電話が鳴りました。
それは本当に本当に突然に。
友「久しぶり。元気だった?」
私「久しぶりだねー。元気だったよ!」
友「…ボンズっていたでしょ?…●●君。」
何とも言えない間で語る友人の声に、もの凄く嫌な予感がしました。
友「死んだんだって。」
それは、ボンズの訃報を知らせる電話でした。
もうボンズをいじって遊ぶ事も、山に走りに行く事も、カラオケに行ったり飲んだくれて遊ぶ事も、ケンカする事も出来ません。
当時の私が運転技術を教えた、私より下手だった数少ない友人。
三歳も若いのに私より先に死ぬなよ…、バカたれ!!!!!
ボンズが安らかに眠れるよう、心よりお祈りいたします。
生きていればイヤな事も沢山あるけれど、一日一日が毎日違う日になるよう全力で生き抜きたいです。
交通事故ではありませんが死因は伏せます。
Posted at 2011/05/13 21:48:26 | |
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