スカG愛好家のブログ一覧

私達はそれぞれの個性(車)をじっくり眺めた…
それぞれのこだわり＝個性！を味わった。
室内の違いや外装の違い走りのコダワリ色々語り合った…
ただ残念ながら私には限られた時間しか無かった……
外の暑さも私達以上に暑さを増していった…『では…失礼します…』名残惜しいが私は彼らに言った…
『気をつけて！』その言葉の中には『又会おう！』と言う心の中身さえ感じとれた。
神戸港と彼らの36をバックに私はゆっくりと去って言った…ブレーキランプを五回ふんでサインを送った……
完……

やがて港についた…
三台はまるで数珠繋ぎのよいにゆっくりと止まり、ゆっくりと運転席のドアが空いた…
しばらく三台の個性を味わう事になる……
ノーブル号は19インチアルミから赤いブレーキが『走る予感！！』を物語っている。
マーズ号は一見大人しく見えながらもブレーキは勿論パドルシフトや運転席レカロバケットシートが心地よく身体を包む！サイドステップはＳタイプ用で決めて有った。
私のはノーマル重視！いわゆる基準になる車だ。
どの車も個性が溢れオーナーのセンスさえ漂わせた…
外はまだまだ暑かった…
西側には神戸大橋の赤い鉄橋が港町のイメージを漂わせていた……つづく…

無我夢中で手を振ったが相模ナンバーのスカイラインはクールだった……
通りすがりに『？なんだコイツ？……』って感じでこっちを見ていた…
ドライバーは年の頃なら60前後位のドライバーだったが…もう少しノリが欲しかった…
同じV36で同じホワイトパール！！私には熱いもの感じたが、その想いは彼に通じる事は無かった……
2号線を横切りしばらく走ると湾岸独特のまるでマフィアが危ない取引をしそうな…コンテナが有る埠頭に着いた……
三台はゆっくりと車を停めた……つづく…

山頂では簡単な撮影会になった…
路線バスや観光バスの乗客の熱い視線を感じていたが、マーズさんやノーブルさんには届いて無かった……
彼らはV36の盆踊りの写真をしっかりと残していった。
一段落すると私達はゆっくりと下山して行った。
登りとは違いエンジンブレーキを多用しないといけないテクニカルコースをマーズ号は滑るように降りて行った。
途中、赤い鉄橋が何とも言えない旅情を味あわせてくれた！
更に滑り降りると神戸の町並みが姿を表した。
さすが港町神戸！大型貨物船が異国情緒溢れる姿も見る事が出来た。
そして2号線に差し掛かる交差点で相模ナンバーの後期型のホワイトパールの36に出会えた！
私は無我夢中で手を振った！…つづく…

山頂へ到着すると霧の歓迎を受けた…
36の純正フォグの頼りなさを改めて実感した…
気温もはっきり解る位低くなり真夏で有る事を忘れさせた…
車を駐車場に置き展望台より下界を眺めた…一面真っ白で有る意味仙人になったような気がした……
一段落するとマーズさんは…『移動しないか？』と声をかけて来た。
私達は『オッケー墨汁！』と軽やかに返事をした。
曲がりくねった少し狭い路をしばらく走ると大きな駐車場が有った。
そしてマーズさんは手慣れた手さばきで私達を誘導した…
そう…彼のカメラは今か今かとウゴメイテいたのだ！
…つづく…