
今日は仕事中にふと思った話。
自販機で買ったアサヒの
「富士山のバナジウム天然水」。
長い名前である。
昔、「六甲の~、おいしい水は~♪」なんてCMで大ヒットお水もあったが、注目すべきは
バナジウムという部分である。
バナジウムって何なのよ?
バナジウムは金属の仲間(詳しくはウィキで調べて)で、人体には動脈硬化とかを防ぐ効果があるらしい。アサヒ飲料は当初、「富士山の天然水」として発売したが売れ行きがイマイチだったそうな。
そこで富士山の水に入っているバナジウムという成分名を付け加えたところ、ウソのように
バカ売れし出したという。
横文字に弱い(?)人種の我々としては、バナジウムという得体の知れない、でもどこか「
メタボに打ち勝ってくれる」っぽいカッコいい響きに踊らされてしまうわけである。
逆に、「
酸素足りてる?」なんて商品名の水もあったが、なんとなく「
脳ミソ足りてる?」って言われているようで、不愉快な気分になったものだ。
商品名の一部を変えるだけで、そしてそこに未知に対する畏敬の念が産まれれば、きっとヒットするに違いない。「富士山のバナジウム天然水」も
「○○ウム」の部分にもう一ひねり加えたらいかがなものか。
・富士山のゲルマニウム天然水・・・血行促進
・富士山のナトリウム天然水・・・しょっぱい
・富士山のチタニウム天然水・・・個人的には好き
・富士山のイリジウム天然水・・・走り屋にどうぞ
・富士山のガンダリウム天然水・・・モビルスーツは飛躍的に向上します
・富士山のアンモウム天然水・・・絶対飲みたくない
・富士山のプルトニウム天然水・・・もはや飲む飲まないの問題ではない
皆さんは名前に惑わされない、確かな意志を持ってください。
Posted at 2009/09/08 23:31:38 | |
トラックバック(0) |
日常 | 日記