１１年越しで宇宙へ

某所の書き込みの、宇宙飛行士の山崎直子さんが「The power of smile」を選曲するシーンがあったという番組は News ZERO だったらしいです。
私もたまにはＴＶ観た方がいいかな？

フライト用の曲を事前に選んだという事はおそらくウェイクアップコールの曲かなと思います。

スペースシャトルや宇宙ステーションとその日最初に交信する前に地上の官制センターが音楽を送るというちょっと素敵な習慣があるそうです。
宇宙飛行士自身のリクエストの場合もあれば、管制官や家族が決める場合もあるそうなんですが、一番よく選ばれる曲はルイ・アームストロングの「What a wonderful world」だそうです。
宇宙で一番爽やかなダミ声（笑）、サッチモも良いけれど、KOKIAさんの声の「What a wonderful world」で目覚めたら・・・と、妄想。

山崎さんが搭乗するシャトルはクルーが７人、２週間のフライトですからチャンスは２回ですね。

来月のフライトでは山崎さんは特注の和琴を宇宙に持っていくそうです。
きぼうモジュールの中で「花宴」も奏でてくれないかな・・・と、妄想。



宇宙飛行士、山崎直子さんとその夫、元管制官の山崎大地さんの著書を読みました。
同じ時間軸を二人の目線で綴られています。

２００３年のコロンビア号の事故から状況が一変し、先が見えない不安の中、家族がバラバラになりながら日本・アメリカ・ロシアを奔走・邁進してゆく。
困難な状況で悩みながらも信じる事に向かって着実に、まっしぐらに。
それをサポートする旦那さんも大変・・・っていうかバイタリティーすごすぎ！

そんな時期に「The power of smile」を聴いていたのかな・・・と、想像。
↓竹内結子さんのシャンプーのＣＭ
新しい力を下さい♪

妻の夢のために自分が宇宙管制官になる夢をあきらめるのと、
自分が宇宙飛行士になるために夫に夢をあきらめさせてしまった事、どっちが辛かったんだろう？


２冊を読み終えて、「はじまり」が私のなかで流れました。

ねえ、ふたりで同じ夢をみよう♪