
パンクしました。
大物の木ネジ刺さってました^^;
修理キットで補修後、チャリ用の空気ポンプで約300ストローク。
いい筋トレになりました^^
すでに一分山なんで、タイヤもそろそろ替えねばと探していると・・・
未だに窒素ガス封入ってあるんですね。
そこで窒素ガス封入について考えてみました。
<航空機用>
いつ頃からかは分らないですが最初に窒素ガスを封入し始めたのは航空機用タイヤだと思います。
一輪辺りの荷重が大きいので封入圧はかなり高い筈ですから、空気を圧縮して詰めると酸素も高濃度になりますから、発火の危険があります。
燃料満載の翼の中にそんな物も格納したくないでしょうから、圧縮空気は止めたんだと思います。
そして高高度では外気温はマイナス数十度になり、タイヤは相当冷えると思います。
キンキンに冷えた状態で熱い滑走路に300km/hぐらいで着地、(しかもその時はタイヤは回転していない)着地したかと思ったらその瞬間に機体全重量+ダウンフォースをかけてフルブレーキング。過酷です。過酷過ぎです。タイヤウォーマーぐらい使いたいところです^^;
こういう条件で水分が入ってたら凍ったり蒸発したりで大変でしょうね。
ということで、酸素と水分が入っていない窒素ガスを用いる様になったのだと考えられます。
<レース用>
これもいつ頃どのカテゴリーが始まりなのかは知りませんが、水分を嫌ったのでしょうね。市販車より圧力は低いくらいですから、酸素濃度云々は無いでしょう。
タイヤが高性能になると、発熱によって接地摩擦=グリップを向上させるようになりました。
メンテナンス時と走行時の温度差が大きくなると圧縮空気では水分によって圧力が変化してしまう。
では圧縮した空気の水分を除去すれば・・・
これが結構面倒(笑)。大量のタイヤをコンプレッサー+ドライヤーで賄うより、窒素ボンベを使う方が簡単で安かったんでは無いかと思います。
最近のF1は窒素を使わずに圧縮空気から水分を除去して使うらしいですが、無粋なボンベを大量にピットに並べるのはイケてないって理由じゃないか?って思ってます(笑
<市販車>
温度変化はたかが知れてますね。外気温変化の方が大きいし。
管理するのも4本だけですしね。
<<窒素は抜けない?>>
N2もO2も分子の大きさは大して変わらないので浸透性は大差ないかなって思います。
むしろゴムに酸素が結びついて減る方が多いかな?(自信なし)
ゴムの酸化はイヤですか?肝心のトレッド面は盛大に露出してますが(笑
<<ロードノイズが減る?>>
気体の音速が変われば音の周波数も変化します。(例:ヘリウムボイス)
但し、可聴域外にシフトするほどの変化ではないでしょう。
耳障りな音質=音域がずれる事はあるかもしれません。
とすれば、逆に気にならなかった音が耳障りな音質になる事もある筈ですね。
しかしこれはタイヤの内側での話、スピーカーで言えば密閉式のエンクロージャーの内部の音です。
耳に届くには外側の空気を振動させるワケで、元の音域に戻ります。
ホイール→ハブ・・・シートorハンドルを伝わって来る成分?んーあるかなぁ?
<結論>
とうことで私が乗るようなクルマでは空気で充分。
むしろ窒素を入れたからと、チェックを怠る方が怖いかも。
<蛇足>
たとえ一ヶ月で0.1気圧くらい抜けたとしても体勢に影響は無いと思います。
1日の気温変化で内圧はそれ以上変化しますから。
ついでに言うと、日なたと日かげ側でも内圧は変わりますんで内圧チェックする時は注意した方が良いです。
DO NOT PANIC !
ついでに小ネタ
ホイールのバランスウェイトにアルミテープを貼ります。
洗車の際にウェイトがはがれ落ちる事を防止(めったに洗車しないけど)

Posted at 2009/10/05 02:09:59 | |
トラックバック(0) |
クルマ | 日記