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今更ながらですがKOKIAさんのステージレコーディングについて書いておきます。
途中まで書いていたんですが、震災のショックですっかり飛んでしまってました。
しかし、これもまた貴重な経験だったので書き残しておきます。
なんでいきなり映像編かというと・・・書き易いからです。
ニューアルバムmomentにはCD+DVD付きがあるようで、
撮影クルーが入っていまして、クレーンやドリー(レール上を動く台車)もありました。
普通ステージの模様を収録する場合、撮影の様子を目立たなくすると思うのですが、
KOKIAさんは客席に背を向けた位置で歌っていたせいもあり、期せずして公開撮影となっていました。
特に映像監督のツッチーこと土屋さんの仕草が面白かったです。
ふざけているのかなっていう動きをしてましたが、撮影のアングルをイメージしていたんですね。
何を意味した仕草なのか、ついつい見入ってしまいました。
ステージは普通のコンサートのように光の演出はありませんでした。
カメラは一般の一眼レフ、EOS 7Dが何台かとEOS 60Dが一台。
1日目のみ16mmフィルムムービーカメラ。
7Dは主に三脚、クレーン、ドリー用、60Dと16mmはハンディーのみ。
EOSのTSEレンズ(アオリ・シフト)があった気がしましたが、
使っていたかは分からなかったです。
7Dは5インチのモニターを外付け、60Dはバリアングルモニターで手持ちっていう感じ。
フィルムムービーカメラはテイク中は使っていないと思います。(音が出るから)
最近一眼レフを使って動画を撮るシーンが増えている様です。
CMやミュージックビデオ、(ハリウッド)映画にも使われ始めています。
今では動画モードが付いているデジタルカメラも多くなりましたが、
一眼レフの大きなセンサーの特性を生かし、高感度で諧調の綺麗なクオリティーの高い動画が
(プロ用)ビデオカメラを追い越してしまった訳です。
高感度化によって撮影用ライトが不要になったり、機材自体が小型軽量になったため、
セッティングにかかる時間も短縮され、撮影の自由度が大きくなったのも大きなメリットだと思われます。
実際、曲ごとにドリーのレールを敷きなおしたり、クレーンの位置を変えたり、
あれよあれよという間にセッティング変更していました。
フィルムムービーと画角が近く使いやすいという事で5Dより7Dを好むクリエターが多いとも聞きます。
一方、スチルカメラはREAL WORLDでおなじみのムッシュ中村さん。
シャッター音の大きい一眼レフEOS-1Dはテイク中の撮影はしてないと思われます。
予約特典の音レンジャー集合写真は(多分)絞り込んでのスローシャッターでしたね。
私が思うに・・・ミラーレス一眼はプロにこそ必要ではないかな?
ミラーレス一眼(おかしな単語ですが)は小型軽量を生かしてシェアを伸ばしていますが、
プロ用のハイエンド機種こそミラー要らないんでは?
ついでにフォーカルプレーンシャッターも無くして完全無音のカメラって良くないですか?
機構部が連射速度のボトルネックになってますし、
いまやコンパクトカメラで40コマ/秒で撮れる時代ですから。
高性能の電子ファインダーが完成すれば、撮影自由度は相当広がると思います。
Posted at 2011/04/16 02:03:33 | |
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KOKIAさん | 日記