奥日光、関東地方で初めての積雪観測
各地でこの秋一番の冷え込みとなった日本列島。関東でも初めて、積雪が観測されました。
3日朝の栃木県奥日光。山々が雪で白く染まっています。関東地方で初めて積雪が観測されました。紅葉した木々にも雪が積もりました。3日朝の日光は、11月下旬並みの寒さだったということです。
2日は、東京で「木枯らし一号」が吹きましたが、3日朝は冬型の気圧配置が強まり、上空に真冬並みの寒気が流れ込んだ影響で、全国の3割の地区で最低気温が氷点下になり、この秋一番の冷え込みとなりました。
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TBS News i より引用
だからヘリが上空を”うるさく”飛びまわっていたのか・・・。
家を出るときには東京湾の向こう側に綺麗な富士山が見えたので、
こりゃ快晴だ! と思い出発したのに、現地では天気雨ならぬ天気雪。
なぜだ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~?
運悪すぎ。
子供は竜頭の滝で初の雪だるま(誰かが作ったらしい)を おっかなビックリで触ってる。
本来のドライブコースは、日光から奥日光を抜ける
日本ロマンチック街道を通って群馬県に入り、沼田ICから高速乗って軽井沢へ行き、買い物して夜ご飯食べて帰る予定だった。
でも
戦場ヶ原付近で
こんな風に路肩に雪が、、、、
湯元温泉付近で路肩の雪が増えていってる
しかし、この時点で対向車線を見ると首都圏ナンバーのあきらかにノーマルタイヤ車、品川ナンバーのAMG等、スタッドレスじゃなさそうな車がすれ違ったので、
このまま大丈夫だろ? と思い前に進んだ。
問題はこの後のゆるい上り坂で発生
※ナビでは金精トンネル手前付近。 (栃木県と群馬県の県境)
まず、片側1車線になったゆるい右カーブ(遠く2台前には除雪車)
徐行しながら走ると前輪が軽くスリップして左に膨らんだ。
その後、ゆるい上り坂で後輪が空転して”シュルシュル”いってる。
アクセルは非常に弱く踏んだ状態。
335に標準のDSCが作動しているらしく、メーター中央のDSCサインが点滅しっぱなし。
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高精度センサーがBMW 3 シリーズ セダンのホイール回転数と横方向速度、そしてヨー・レート(車の動き)を常時モニター。危険な状態を即座に検知し、エンジン出力およびブレーキ・システムを個別にコントロールして車の動きを最適化する。ホイールがグリップを失った際に起こるスピンやスライドを防止する
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BMW HPから引用
そのままゆるい上り坂を後輪シュルシュルいわせながら上っていると、
車の姿勢が斜め向いた状態になり、カウンターをあてた覚えはないが、
DSCの恩恵か?後輪がシュルシュルいいながら”斜め向いたまま”無理やり上っていく。
でも、無理やりにも限界があり、次第に上りきれなさそうな感じで速度が落ちてきた。
やべぇ~
とまったら 最後だ。
でもアクセルをもっと踏んだら空転するだけだし、どぉ~しよう?
と不安な中 止まる寸前でなんとか上りきった。
もう 無理
右にハンドルを切って(滑ったけど)対向車線側にある若干広めの路側帯に車を入れた。
気温も -5度 だし
すると、後ろを走っていた習志野ナンバー、練馬ナンバーが私の後に次々と
路側帯に入ってきた。
(ノーマルタイヤの筈な品川ナンバーオデッセイは素通り えっ大丈夫なの?)
皆ノーマルタイヤで、車から降りて腕を組んで悩んでる。
これは必需品だった・・・
まさか11月3日から雪道に遭遇するなんて、、、
私は大学時代にE36 320でスタッドレスタイヤ(一番良いとされるブリザックMZ-02)を穿いた状態でも雪の山道で怖い目には何度もあっている。
だからノーマルタイヤでの限界を感じて、そう悩まずにUターンを決心した。
車が来ないことを確認しバックしようとしたら、、空転しまくってバックできない。
車から降りて、靴で蹴りながら雪を掘ってタイヤの通る道を左右のタイヤ毎に作ってあげる事で
何とかUターンは成功。
実はUターン後の下り坂の方がもっと怖い。(と言いながらも写真撮ってるけど)
335はなぜかクリープでも他車と比べ結構な速度が出る。
渋滞にハマッタ時等に昔からそれは感じていたが、おそらくトルクとパワーがあるので
低回転のクリープでも前に進む力が強いのだと思う。
下り坂ではなおさら、速度が出てしまう。
ブレーキを軽く踏みながらそろそろと降りるとABSがゴゴッ ゴゴッ ゴゴゴゴッと効いて
前輪はやっぱりスリップして曲がれない。
また車の向きが斜めになってしまった。
怖ェ~~ 涙
ブレーキを弱く踏んだ状態で若干の強弱をつけながら車の向きを調整し
何度も斜めになりながら やっとで抜けられた。
ド緊張で肩が凝ったので、しばらく戻った湯の湖あたりで車を止めて
戻ってくる車をしばし見学。
Uターン後に私とすれ違った首都圏ナンバーは”ほとんど”引き返してきている。
(品川ナンバーオデッセイも 笑)
長野ナンバーや群馬ナンバーは引き返してくる車を見なかったので
やはり土地柄 冬の準備は万全だったのだろう。
なるほど、行きにすれ違ったAMGやポルシェも引き換えし組だったに違いない。
群馬に抜けて軽井沢へ行くのはあきらめたので、時間が余った
地図を見て、雪道ではなさそうで紅葉が綺麗そうな道を考えた。
日光から霜降高原道路を抜けて鬼怒川温泉を回り今市(日光の手前)に戻るコースを選択。
奥日光は紅葉が終わっていた為、
霜降高原道路では紅葉が綺麗に見れて良かったのだが、山の上に行くにしたがって
やっぱり雪が路肩に積もっている。
最大の難所が 霜降高原道路で最も高い位置にある橋
”六方沢橋” 橋は下から冷たい風が吹き付けるので道が凍りやすい。
状態は群馬県との県境よりも酷い。
直線で上り坂ではない事が幸い
橋の手前で戻るか? 行くか? 悩んだが
上り坂ではないので行けるかなと思い何とか通った。
11月3日になぜこんな目にあうんだ?
という感じな一日でした。