
東京日記がまだ書き終わってないんだけど、先にレビュー書いておかないと、思いのほか(泣)上映時間が減ってきたので!
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
えっと、かいつまんで個人的なとこを話しますと
現在ルリハが唯一買い続けてるコミックが「黒執事」で
(「ONE PIECE」ですら途中(空編)で飽きた)
リアルタイムではないですが、アニメも見ました。
コアな話をすると「舞台」「ミュージカル」(所謂「生執事」)は見てません。
黒執事の世界観(主に残酷な面)が大好きで
全然知らない人にはネタバレになりますが
主人公の黒い執事「セバスチャン」は悪魔で
もう一人の主人公(原作では13歳の少年・実写では17歳設定の剛力彩芽さん)の願いをかなえる代わりに、
最終的にその主人公の魂を貰い受ける。
というストーリーです。
(あ。まだ願いが叶ってませんので貰い受けてもいませんが)
原作ファンの方の大批判を浴びながらの制作発表→公開となった今回の実写「黒執事」は
原作ファンの方には今更ここで「原作との違い」を言うまでもないでしょうし、
「黒執事知らねーよ」という方に「原作との違い」を語ったところで無意味でしょうから、
あえて違いの列挙はしませんが、
多分に漏れず、映画化決定の頃からケチしかつけてなかった私も
原作者さまのデビュー10周年記念原画展に合わせて
実写映画も公開→いろんなコラボをやっている
それらに足を運んでるうちに
段々セバスチャン役の水嶋ヒロさんの今作に対する姿勢が健気に思えてきて
「1回くらい見てやるか・・・」
と観てきました。
ちょっとだけ、先に見た方のレビューを参考に
「別の作品だと思って」観てきました。
結果・・・・
チョ-----------------ォォオオオオオオ!!!!!!!!
嵌ったYO!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 (爆)
あんなに反感持ってたウェイビーヘアのセバスチャンも見慣れてしまったYO!
何故なら、嵌りすぎて、もう3回映画観に行ったから!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 (爆)
ムック本も買ったYO!
サントラも昨夜ポチッたYO!
グッズのペーパーナイフ(1000円)は買ってなかったら売り切れて
オークション開始価格5000円だYO!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
水嶋ヒロさんのファンクラブに入るのを押しとどめてるとこだYO!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 ←今ここ
柔軟な頭の方、先入観のない(黒執事を知らない)人には楽しめるんじゃないでしょうか!
時代と国がまず違いますが予算の関係なんですもの仕方ないじゃない!
願わくば実写映画「テルマエロマエ」が「ROMA」のセットを借りて撮影できたように
「黒執事」も「シャーロック・ホームズ(http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlock/main.html)」のセットやらCGやら借りれたらよかったさ!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
でも、日本の映画制作予算では無理なんだよ・・・o(TωT )
だからって映画の版権をハリウッドに買われて「ドラゴンボール」みたくわけわからん実写になるのも嫌じゃん・・・o(TωT )
私は今回の実写「黒執事」は日本で出来る精一杯の「黒執事」だったと思います。
そりゃ、女性陣の演技がヘタクソすぎるってのはかなり目と耳をつぶらなきゃいけないけど
もう水嶋ヒロさんのセバスチャンだけでいい!
実写化を嫌悪して「絶対観ない!」と誓ってるお嬢様方!
・綺麗な佇まい・姿勢のセバスチャンを観てみませんか!?
・舞踏の様に美しい(原作の様にもぎ散らかさない・アニメの様にギャグらない)戦うセバスチャンを観てみませんか!?
・「笑って!」とご主人様の柔らかいほっぺ(ここに関してだけは柔らかいものをお持ちの剛力さんを褒めたい)をムニるセバスチャンを観てみませんか!?
・人間の醜さを実験するために「仕掛ける」セバスチャンを観てみませんか!?
・自分の願いを捨てて他人を助けようとするご主人様に甘いささやきをするも、スルーされ
でも他人より自分を選んで欲しくてしょうがない可愛い悪魔セバスチャンを観てみませんか!?
つかアレだ!
剛力さんが爆弾持って階段を一人で上がるところを助けずに見下ろすSっ気たっぷりな表情も
自分を選んで欲しい、でも選んでくれない悔しさをたたえる表情も
「悪魔は昔、天使だったと聞く・・・・」
「人間よりも悪魔の方が、よほど裏表がないってことさ・・・」
と言われたときの表情も!!!!
水嶋ヒロスチャンの表情がもうもうセバスチャンすぎて、毎日でも堪能したいくらいYO!
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
制作的な話をすると、完璧すぎる悪魔で執事のセバスチャンの役を断り続けた水嶋ヒロさん。
最終的には人外の境地が見えるかもしれない・燕尾服をスマートに着こなすためにということで
身長180cm超えにも関わらず、体重を50kg台に落とされました。
だから、原作のセバスチャンと違和感ないくらいの細身で表情以外でも目を楽しませてくれます。
体幹トレーニングもセバスチャン役のために早くからこなされたとか。
他には、悪魔っぽさを出すために極力(ほとんど)作中では瞬きをしません。
これを確認するために3回目観に行った(笑)
全然しないことはなかったけど、すると言っても
「効果的な(目で語る)際のまばたき」がほとんど。
まぁ、でもこれは検証しててわかったんだけど、
存在感ある俳優さんってのは他の方でも1シーン中、瞬きしないんだね・・・
瞬き確認してたあたしの目の方が乾いてショボショボしたよ(笑)
最後の口付けのシーンは水嶋ヒロさんは「要らない」と言ったそうなんですが
監督さんたちがどうしても
「解毒剤を口移して、セバスチャンの唇が赤く染まって人間っぽく見える」
シーンにしたかったんだってさ・・・
この時のヒロスチャンの表情も絶妙で最高だからさ!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
音楽も黒執事の雰囲気を出してるし、
とにかく!
剛力さんが最後、階段上るシーンの音楽が最高にいいから!
ぶっちゃけ、エンディングの水嶋ヒロさんの奥さんが作った曲よりいいから!
この曲のためだけにサントラポチッたから!
どうか、次回作も作れるよう!
何より、こんなにセバスチャンの心理を考えて肉体から精神からセバスチャンに向き合った
水嶋ヒロスチャンを見逃して欲しくないから!
まだ映画館に足を運んでないお嬢様方はぜひ!
上映が終わる前に!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
脳内妄想追記)
実写版ではセバスチャンは「幻蜂家に伝わる呪われし盟約で呼び出された悪魔」ということになってます。
ということは幻蜂家専属悪魔・・・
しかもラストの「ずっと 坊ちゃんの おそばに おります」のセリフ・・・・
なんだか原作の主人公:シエル・ファントムハイブを忘れられなくて(もしくは離れられない終わり方をして)
ずっとその血脈の守護神(守護悪魔?)をやってるのでは?
映画の主人公:幻蜂清玄の中にシエル・ファントムハイブを見てる(もしくは「転生」させている)のでは?
(だって二人きりのしかも眠りに入った性別♀の剛力さんを「坊ちゃん」呼びする意味が見つからない)
と思えるような慈愛に満ちた表情で、頭なでなでします。
ベッドに腰掛けて・・・
もうこれ感じられただけで、お腹一杯だわよ!
仕事頑張って、明日のレディースデーで4回目行くわよ!o(`・ω・´)O
追記2)
ちなみに原作ファンの方は周知だと思うけど
映画の主人公:幻蜂清玄の本名「幻蜂汐璃」は
「幻」=ファントム
「蜂」=ミツバチの巣箱=ハイブ
「汐璃」=「汐」も瑠璃色の「璃」もブルーを表す名前=原作主人公の名前:シエル(空・蒼・瞳の色)
この繋がりがあるだけでも、製作者側の意図や情熱が伝わって
そうそう卑下にするものでもないかなと思うんであります。