地元の盆踊りに行きました!歩いて行けるので
飲みまくり♪( ´З`)-3
焼そば200円、フランクフルト二本で100円、スーパードライ200円、金魚すくいタダ!!
安っ!∑(゚ω゚ノ)ノ
町内会グッジョブ(゚∀゚)!!
ちなみにうちの地元には城跡があり、女軍の悲しい伝説があります。その供養に盆踊りで〔かっからか〕という踊りをします。
その歌詞を入手したので暇なら読んで下さい。長いですよ(汗
常山落城記
イヤーアアヨー ホーオ ホーオイ
只今までの今までの 御先生様の肩代えに
成るか成らぬか知らねども 草本なれば二、三枚
煙草の間なら二、三服 あらあら読上げ奉る
イヤーアアヨー ホーオ ホーオイ
げに戦国の世は哀れ 親子兄弟あねいもと
血肉を別けた一族が 乱世の中で立身出世
栄華の夢に酔い痴れて 切れぬ絆を刃で断ち
血で血を洗う下克上 戦ばなしの数ある中で
此処に説き出す物語 常山城の一戦は
世にも稀なる女軍のほまれ 今に伝わる落城哀史
成るか成らぬか知らねども 拙きのどに口説きをのせて
あらあら読上げ奉るヨオー ホーオ ホーオイ
時は天正初めの頃 足利殿の威信地に落ち
諸国に大名数ある中で 尾張の国の織田信長は
すでに畿内を我が手に収め 西の毛利を討たんがため
勇将羽柴秀吉を 播磨の国にと遣わさる
ホーオ ホーオイ
その頃備前備中では 秀吉よりの誘いにより
織田信長に組するか はたまた毛利に従うべきか
議論百出世は騒然 進退去就にあやめもわかず
この時児島の常山には 上野高徳児島を治め
高徳ひとり思えらく 織田の力は侮り難し
毛利近きに在るとはいえど 天下を統べる器にあらず
それに引きかえ信長の 戦のかけ引き治世の器量
やがて天下は信長のもの 我らは織田に組すべしと
心に定めてありけるを 一族なる成羽の城主
三村孫兵衛親成は 密かに毛利に密告す
これを知りたる毛利の軍勢 こは捨ておけじと気負い立ち
信長なんぞ恐るべき 備前備中討ち従えて
播磨の羽柴の鼻あかさんと まず備中を攻め落とし
常山めがけて迫りくるヨオー ヨオーオ ホーオイ
はや天正も三年の 夏も初めの水無月
すでに毛利の軍勢は まず北側には三村の孫兵衛
二千余騎にて彦崎付近 宇野津迫川には嫡子親兼
千三百余りで陣を張り 西の攻めては山村に
小早川光重一千騎 巽の囲みは浦野の宗勝
用吉から宇藤木にかけて二千騎あまり
げに物々しや六千余騎 常山城は十重二十重
旗指物にて囲まるる やがて六日の辰の刻
のろし合図に毛利の軍勢 大手の木戸より乱入し
二の丸までも攻め寄せて どっととばかり鯨波の声
この時高徳少しも騒がず かねて覚悟の事なれば
何条鯨波に驚くべきや 明日は一統この矢倉にて
みごと腹切り武夫の の名を後の世に止むべしと
思い定めて静まりかえる 寄せ手の軍勢拍子抜け
こは何事ぞ城中では 鯨波を合する声もなし
射かける矢玉の気配もなし さてこそゆうべの闇夜にまぎれ
山を下って逃げ延びたのか はたと迷いて立ち往生
我ら明日無き命なり いでや最期のはたらき見せん
それかかれよと下知すれば 待ち構えたる鉄砲の
二つ玉なる種子島 弓が自慢の嫡子高秀
舎弟高重われ劣らじと いずれも手練の飛び道具
一度にどっと打ちかけるヨオー
ホオーオ ホーオイ
寄せ手の軍勢大混乱 つるべ落としの矢玉の雨に
手負い死人は増え行くばかり 大将宗勝大音声
犬死するな疾く引けと 麓のかたへ引きあげる
明くれば七日朝まだき 若葉色濃く萌え出でて
昨日のいくさ知らぬげに 藪うぐいすの鳴き競う
さても高徳覚悟の通り 残る城兵広場に集め
主従の縁し今生の 別れの盃酌み交わし
はやこれまでと男の涙 別間に在りし城主の家族
遅れてならじと自害の用意 まず高徳が母者人
白無垢小袖に髪切り下げて 愛しきまご子振りかえり
そたちの自害見るならば 目くれ心もくらむべし
婆が先立ち参るべしと 柱に刃取付けてどっとと
ばかりに身を投げかければ 刃先は胸を貫き通す
高徳つつと走り寄り 五逆の罪には候らえども
我が手で介錯仕らん さらばご免と首打ち落とす
そばに控えし嫡子高秀 すでに十五の少年なれば
父の介錯すべきであれど 後に残らば父上が
お心がかりに思し召さん 逆さ事には候えども
一足お先に腹仕る 聞くより高徳感極まり
我が子ながらも天晴れなり 乱世の習いとは言え
今朝の嵐に散り果つる 盛りも待たぬ花紅葉
あわれ儚き世の定めかと しばし涙にむせび泣き
高秀やおら腹くつろげ 三途の先駆け仕ると
腹十文字にかき切れば 高徳涙の太刀振り降ろす
続く二男はまだ八歳の いとけなき手を引き寄せて
むごい父よと恨むでない やがて後より参ろうぞと
心を鬼に刺し通し 兄の屍の上に置く
高徳涙を払いもせで そばに侍りし妹向かい
汝の兄は芸州で 鼻高山の城主なり
そなたもすでに十六歳 兄を頼りて疾く落ち延びよと
聞くより姫は思いもよらず いかで命を長ろうべきや
許し給えと母者に続き 胸のあたりを突き貫きて
同じ枕に打ち伏し給う
ヨオー ホオーオ ホーオイ
戦国の無常とはいえ このむごたらしさはいかばかり
城主の妻女梢の方は 男に優る武勇のおなご
すでに涙も枯れ果てて 敵兵にらみまなじり決し
われ武夫の妻となり これ今生のおわりに臨み
敵の一騎も討たずして 自害せんこと悔しき限り
女ごたりともいで一いくさと 上帯締め上げ裾引きあげて
鎧甲に身を固め 家重作
国平の太刀腰に差し 白柄の長刀小脇にかい込み
広縁目指して踊りでる この様見たる春日の局
あまた女房はした女どもは こはまた如何なるご所存ぞ
おなごはかねて罪深く 成仏せずと承うるに
ことさら修羅の業因は いかで免れ給うべき
只々思い留まり給え 心静かにご自害をと
鎧の袖にとりすがる
ヨオー ホーオ ホーオイ
梢の方は打ち笑い 御身たちはおなごのこと
何処へなりとも落ちのび給え わらわはすでにおなごを捨て
邪正一如と観念し このいくさ場こそ弥陀の浄土
修羅の苦しみ何物ぞと 袖振り払いいで立ち給わば
思い定めた春日の局 やがて散るべき花なれば
同じ嵐に誘われて 死出の三途に供すべしと
髪梳き乱し鉢巻し 長柄の長刀引っさげて
三十四人の女房たち 我を先にとかけ出れば
残る郎党八十余名 決死の覚悟を面に表し
我遅れじと駆けいだす 寄せ手の大将浦野宗勝
城の様子の静けさに 城主高徳覚悟を定め
今妻や子を先立たするぞと 矢玉押しとめ控えたり
かかるさ中に駆け行ったれば 大将宗勝下知していわく
城兵女人に姿をかえて 我を欺く計略なり
これぞまさしく孫子の兵法 油断して不覚とるなと
陣を固めて迎え討つ いかに多勢に無勢とは言え
命構わぬ決死のふるまい 寄せ手もしばしたじろげば
この勢いに梢の方は 銀の采配打ち振りながら
ひときわ声を張りあげて それ敵兵は怯みたり
いまかけ破れかけ破れと 大音声にかけ向かう
いかんせん口惜しや 所詮味方は小勢のうえ
三十四人はかよわき女房 やがてちりぢり攻めたてられて
討たれ傷つき阿鼻叫喚 無残や女軍は断末魔
ヨオー ホオーオ ホーオイ
この有様に梢の方は はやこれまでと覚悟を定め
敵将兵部の馬前に立ち 宗勝殿は西国で
名も隠れなき勇士と聞く われ女とはいえ高徳が妻
いざ一勝負仕らん そこ引き給うな宗勝殿と
長刀構えて詰め寄れば 宗勝慌てず引きすざり
さてこそおことは女の身 宗勝相手に為り難しと
言うより早く横手より さっと繰り出す長柄の槍
手負い崩れた梢の方は そこのき給えと立ち上がり
腰なる刀抜きいだし この太刀は
歴代我が家の重宝にて 国平鍛えし名刀なり
父上に 添い奉る存念にて
肌身離さず持ち来たりしが 我なき後はこの刀
宗勝殿に参らする 後生弔い賜れと
言い捨て城に入り給う 敵も味方もこの有様に
修羅を責めうつ吉祥天も かくやとばかりに感嘆す
城に入りたる梢の方は 西に向かいて手を合わせ
武夫の 戦に散るは理りなれど
不憫にも口惜しきは 三十四人の女房の命
許してたもれ南無阿弥陀仏と 太刀をくわえて果て給う
これ見届けて城主の高徳 南無西方弥陀如来
今一族と諸共に 同じうてなに迎え給えと
見事腹切り最期を遂げ 城は毛利の手に落ちる
げに常山の落城に 秘めたる女房の悲愴な最期
今に残れる女軍の墓は 苔むし草に埋もれて
そそぐは露か涙雨 誰が植えたか染井の桜
無常の風に散る花を 無常の風に散る花を
手向けて供養読み上げる。
Posted at 2009/08/16 00:30:42 | |
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