PPSはライナー使い捨ての洗浄の手間が少ないガンのカップ。一度手順上げとこう。
ハマるとシャレにならないことになる落とし穴がいくつかあります。うっかりさん、あわてものにはお勧めできませんw
まず、ケースとライナーです。ケースは底に穴が開いていて、ライナー入れるの忘れると注いだ塗料がwww
ライナーはペナペナで、ケースにはめないと塗料の重みでへしゃげてたおれますwww
そのまんま注いで計量します。マスキングテープは塗料缶の縁に貼ってV字型の注ぎ口にしたやつです。
ストレイナーで濾さないのは、フタにフィルターがついているから。
フタをしました。下に敷いてるヤンマガかなんかは、ヤフオクでなんか買ったときの梱包でオレの趣味ではありません。
フタはきっちり嵌まるのでこのまま持ち上げてもこぼれませんが、リングをネジこんで準備完了。ここで一服します。しなくてもいいけど。
ガンにつけているPPS用の口金にネジ込みます。1/4回転で爪が留まるようになってます。黒のリングをつけ忘れてしまうとおそらくこのタイミングでフタだけガンに残してガッパーンとなりますwww 運が良ければ(むしろ悪い)塗装途中でガッパーンしますwww
うっかりさんにはほんとお勧めできません。
上の写真でライナーが縮んでいるのは、中のエアだけまず噴いたからです。
排気ファンをガレージ入口に置きます。フィルタをいちおう置きます。噴く前にファンの向きを間違えてたの気づいて反転しました。
ガンスタンドはマグネット式を使っていますが惨事の元だと思います。貼り付ける面がちゃんとしてないとより危険なので今回はローターを使いました。ただ、PPSの場合、ガンを地面に置いていてもこぼれないから平気です。
塗るのはマスターバックなので養生はこの程度。いちおうブルーシートを敷きました。
ちょっとだけなので防具は頭にまくやつと防毒マスク。
塗装が済んだらカップを外し、ガンを洗浄します。シンナー30mlくらいでキレイになります。噴けが悪いと思ったら1.3mmだった。1.6mm選んだつもりで。敷物にしてた紙は洗浄時の受けに使い吸わせて、カップのフタを外してその中に押し込んで
またフタをします。
ケースから外して、置いておきます。蒸発・固まったら捨てます。ケースは再使用するので捨てないようw 多分使い捨て部分のコストは一回200円くらい。
ここで塗ったのは速乾性エポキシ1液パワーバインドでしたが、時間置くと密着がやや不良になるらしいので、ミラクルプラサフHBも同じ手順で、ただし1.6mmのノズル使って、サンポールに漬けてなくてパワーバインドが要らないマスターバックもう1つと合わせて噴きました。スプレーパテ仕様で噴いたらなかなの肉盛り性、錆によるアバタは無くなりました。
あーそうそう、サンポールでの錆取りのあとの中和には難儀しました。重曹だともともと水にほとんど溶けないからダメ、結局マジックリンに漬けたけど、サンポールが深いピンホールや、ボルト穴のとこに溝んとこからなかなか除去できず、赤いのが沸いてきてました。ガチのアルカリ、パイプユニッシュの出番か、と買いに行ったが、次亜塩素酸ナトリウム入りだったのでやめて、濃いめのマジックリンに3日以上漬けました。
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ツールとガレージ | 日記
Posted at
2017/12/03 21:05:48