前回のコネクタをはずすという安易な方法ではどうも使い勝手がよくありません。
①ドアを開けたとき車内灯が点かない
②運転席側でロックをしたとき、助手席側のロックが連動しない
②は我慢するとしても、①はやはり不便です。夜乗り込むとキーホールも分からないものですから。・・・それにちょっと寂しい。
で、再度回路をじっくり勉強し直しです。
図1 が回路図。回路図にはスイッチらしきものが3個。それぞれの回路をテスタで当たって見ました。
①の回路 ドアを開けると11.5V ドアを閉めると0V
予想通りこのスイッチはドア開閉のスイッチ。これを生かしておきたい。
②の回路 施錠すると4.4V 解錠すると0V
これはワイヤレスでも、車内のドアボタンでも、外からキーでやっても同じ。
③の回路 キーを中立にしたとき11.3V 左右どちらに回しても0V
ワイヤレスで施錠するときは別として、ドアノブで施錠したときはセキュリティーは働かない。つまり、通常走行中に車内から施錠したとき(ドアノブで)、解錠の時いちいちセキュリティーを働かせるのは良くない。
一方車外からキーで施錠したときセキュリティーを働かせる。
要はロックがキーで行われているのか、車内のドアノブから行ったかを③の回路が検知しているのでは、と想定しました。
だから③の回路を切断すれば、コンピュータは車内からドアロックしたのか、車外からキーでロックしたのか分からないので、セキュリティーは働かないはず。
思い切ってやってみました。写真2が切断した写真。・・・だめなら接続しておけばいいし。
結果はばっちり
①運転席をロックするだけで助手席のロックも働く
②ドアを開けたとき車内灯は点く
③セキュリティーが働かず、キーで解錠してもエンジンはかかる
想定どおりで、気分がいいなぁ。