トヨタのプリウスなど4車種のリコールが発表された。
アメリカでのいささかヒステリックな議会やメディアに感染したかのように日本のメディアも後追いで過熱してきたようです。
日本のメディアは検察VS小沢の報道でも明らかに変だと思うが、それはこの話題と関係ないので
当たり前のことを書いているリンクを残すだけにしておきます。
このプリウス騒動の原因はみんカラを見ているようなカーフリークなら先刻ご承知かと思いますが、油圧ブレーキと回生ブレーキとABSの制御がドライバーの感覚とズレがあったことにある。
もともとがABSやESCなどは普通のドライバーが安全かつ容易に難しい路面状況をクリアするために開発されてきたのだが、今では一部の漢のスポーツカーを除きフェラーリでさえ搭載している機能です。
そのロジックを理解しているドライバーなら今回の騒動には問題意識さえ持たないと思う。
ブレーキが抜けた、と感じたら踏み込めばいいだけのことです。そこら辺りのスキル(orノウハウ)が不足しているのでしょう。
このブレーキ制御に違和感を持つドライバーには制御ソフトの入れ替えが望ましいがリコールまですることが本当に必要なのか疑問を感じます。そこがトヨタらしいといえばそうなのですが。
豊田社長の会見は真摯で分かり易い説明と思いましたし、少なくとも某社のようにハブの強度不足を隠したのとは違いますね。
私はトヨタの関係者ではありません、乗ってみたいトヨタ車はありますが残念ながら所有したいと思ったトヨタ車はありません。
追記
先代のメルセデスベンツ(SorE?)はブレーキバイワイヤーを採用していましたが、制御が上手くいかずモデルチェンジと共に断念して従来の機械式油圧に戻してしまいました。ブレーキの制御はとてもデリケートなんですね。
追記2
書くプロがまとめたものなので分かり易いのですが、必ずしもこれが現在の現象を正しく伝えているとは断定出来ません。が、参考までに上げておきます。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20100209/103150/?P=1
Posted at 2010/02/09 23:28:25 | |
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